こんにちは! 保育・子育てプロデューサー ゆきの直子 です。
今日は、色々予定外が重なり、ブログを書く時間がなくなったので、昨年のブログをリライト。
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春になると、よく聞くはなし。
子どもがポケットにダンゴムシをたくさん入れて持って帰ってくる。
いくらダメだと言っても聞いてくれない。
そんな時、どうするか。
1~3歳ぐらいまでの子どもになら一発で効果のある伝え方があります。
それは、「ダンゴムシさんお家に帰れなくて困っている。ママに会いたいって泣いてるんじゃない??」です。
1~3歳までの子どもって自分たちの知っている世界が狭い。
だから、子どもの知っている世界の話として説明しないと伝わらないのです。
子どもが一番知っている世界は、ママと自分の世界。
自分が家に帰れない、ママに会えないっていうのが一番、理解できる。
だから、ダンゴムシがママに会えなくなる。それは、一大事。帰ってはいけない。と納得できるんです。
汚いからとか言っても、外で砂遊びした手で平気でお菓子を食べてしまう年齢の子どもです。
全く伝わりませんよ
おもちゃの片付けでも、お家に帰ろうっていう方法は使えます。
「おもちゃバラバラでお家に帰れなかったら、待っているママが泣いちゃうかも?」で、3歳ぐらいまでの子どもは懸命に片付けてくれます。
虫やおもちゃを擬人化するなんてリアルじゃない。って考え方もあるかもしれませんが、子どもに理解してもらい実行してもらうための手段として、物にも、お家・ママは使えます。
色々知識がある大人が、子どもの理解できるように工夫するのは、子どもが食べやすいように、食べ物を細かく切って食べさせるのと同じで、必要なことなんじゃないかな?と私は思います。
うちの子に上手く伝えられないと思っているママ・保育士さん、ぜひ試してみてくださいね。