初めましてNaocoです
夫の海外赴任に同行し
2019年4月から2年間をシンガポール
2021年3月から2年間をタイで過ごし
2023年3月に台湾へ行きつきました
11歳息子&7歳娘のママです
海外生活&育児を通して
感じたこと・学んだことを
発信していきたいと考えています
私がブログを始めた理由はこちらから
最近
出会えて良かったと感じている
小説があります
それは吉田 修一さんが書いた「路」
https://www.amazon.co.jp/路-文春文庫-吉田-修一/dp/4167903571
台湾新幹線が開通するまでを
描いた物語です
商社の台湾支局に勤める“春香”
日本の建設会社で働く“人豪”
2人の巡り合いを中心として
日本と台湾の人々が
国を超え時間を超えて
繋がっていく様子が
色鮮やかに描かれています
実はこの小説
台湾に在住したことがある方から
「台湾にスライドするって聞いて
すぐ渡そうかとも思ったけど
しばらく台湾に住んでみてからの方が
よく分かるし良いかなと思って
良ければ読んでみて」
とプレゼントしてもらい読み始めました
実際読んでみたところ
本当にこのタイミングで
この小説に出会えて良かったと実感
それはしばらく台湾で暮らしたことで
小説の舞台となっている
土地や情景が分かるというのもありますが
物語で描かれている
日本人が台湾に住むことで感じる
違和感や苦労
逆に日本にはない台湾の良さに
とても共感できたから
何にでもすぐカビが生えてしまう
湿度の高い気候
交通ルールがあってないような
台北市内の道路
「慢慢來(焦らなくていいよ)」
と声をかけてくれる市場のおばちゃん
毎朝公園で太極拳の練習をしている
おじいさん
パチンコ台の騒音と
臭豆腐の匂いが漂う夜市
「路」には
台湾での生活を積み上げたからこそ
共感できる心情が描かれていました
私はこの小説を読んで
これまで違和感やストレスを
感じていた部分も含めて
台湾のことが好きになりました
プレゼントしてくれた方には本当に感謝
台湾に住んでいる方
台湾に住んだことがある方
台湾に旅行したことがある方
ぜひ1度読んでみてください
それではまた