初めましてNaocoです
2019年4月〜2021年3月までの2年間を
シンガポールで過ごし
2021年3月からは新たにタイで
生活を始めることになりました
10歳息子と6歳娘のママです
海外生活&育児を通して
感じたこと・学んだことを
発信していきたいと考えています
私がブログを始めた理由はこちらから
私が現在住んでいるのは
サービスアパートメントで
とてもありがたいことに
毎日アヤさんが清掃に来てくれます
最初は
“毎日他人が家に入るということ”
そして
専業主婦である私の仕事の一部
“掃除を任せてしまうこと“
に抵抗感がありました
けれど
一時帰国をしたとき
夫が長期出張でワンオペが続いたとき
私が入院して長い間不在になったとき
アヤさんの存在には本当に救われました
へとへとになって帰宅したとき
自分がいない間に掃除がすんでいて
家がきれいな状態になっていることが
どれほど嬉しいことか
アヤさんの完璧なベッドメイクに脱帽…(笑)
ちなみに私の家では
平日は毎日同じアヤさんが
清掃を担当してくれています
タイ語の語学学校に通っていた頃
会話の練習も兼ねて積極的に
タイ語で話しかけるようにしたところ
平日担当のアヤさんとは
かなり仲良くなることができました
そんなアヤさんが先日
引越しの準備でIKEAのホワイトボードを
捨てようとしていたところ
“それ捨てちゃうの?”
と尋ねてきました
※IKEA HPよりお借りしました
もう長い間使っていたので
ホワイトボード面も黒板面も
子どもたちの描いた絵が薄ら残って
消えなくなってしまったこと
最近子どもたちは
お絵描きにタブレットを使うように
なってきたこと
…などの理由でホワイトボードは
捨てようと思っていたのですが
“もしかして欲しいのかな?”と思い
「要りますか?」
と聞いてみました
すると
「私の娘がお絵描きが大好きだから
ぜひ欲しい!」
と言ってとても嬉しそうに
初めて娘さんの写真も見せてくれました
そんなアヤさんの様子を見て
喜んでもらえて嬉しいという気持ちと共に
自分が捨てようとしていたものを
他人へ渡すことへの罪悪感も
感じずにはいられませんでした
私が住んでいるアパートでは
“各部屋で廃棄されたもので
欲しいものがあれば
アヤさんが持って帰る”
というのはみんなが知っている
暗黙のルール
周りの方と話しをしていると
「以前子どもの靴下を捨てたら
アヤさんが履いていて驚いた」
という話しも聞いたことがあります
お子さんの足のサイズは16㎝ぐらいだったそうなので
アヤさんにとってはかなり小さいはず…
もちろん物をただ捨てるよりも
使ってくれる人がいるのであれば
その人の手に渡る方が断然良いのですが
今回の件で
私たちはとても贅沢な暮らしをしていること
改めて
“物を大切にする”ことも
少し考える必要があること
を実感しました
とりあえずお世話になった平日アヤさんには
お礼の気持ちを込めて最終日にクッキーを
プレゼントしようと思います
娘さんと美味しく食べてくれるといいな…
それではまた