夫の不倫発覚から~心が回復しているどころか悪化していると感じるとき | 夫婦問題・不倫問題改善カウンセリング~明日へ架ける橋

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不倫に陥る心理とは?なぜ人は不倫をするのだろうか?どうしたら不倫を止めることができるのだろうか?
相談実績3,000件以上のカウンセラーNAOKO(松宮直子)が心理的側面から徹底的に分析し、その対処法についてを発信していきます!

※過去に人気があった記事を再アップしました。

 

こんにちは。

カウンセラーのNAOKO(松宮直子)ですニコニコ

 

「他の方のご感想などを読んでいると、自分は回復が遅いと感じるんです・・」

 

「妻の心が回復しないどころか、どんどん酷くなっているんです」

 

「今まで妻は落ち着いていたのに、最近は怒ってばかりでおかしくなっているんです」

 

という言葉をお聴きすることがあります。

 

カウンセリングさせていただくと、

 

「時間がかかるのも無理もないですよね・・」

 

と感じることの方が多いですね。

 

夫の不倫が発覚してから、4年、5年、それ以上を経過しても

 

「心が回復をしていないと感じている」

 

方の場合

 

むしろ悪化していると感じている方の場合

 

・吐き出そうとしても、夫が不倫の話を遮ったり、うっとおしいと感じて拒否する場合

 

・妻が発覚当初から、ある程度の期間、感情を抑圧してしまった場合

 

が考えられます。

 

 

心の傷は、傷ついている事柄ほど、何百回、何千回と吐き出さないとなかなか癒えません。

 

私はいまだに過去のとても辛かった出来事をつらつらと話すときがあります(本当に時々ね)。

 

なぜあんな理不尽な想いをしなければならなかったのだろうか・・

 

としばらくは少し怒りが出てくるのですが、落ち着いてくると

 

「あの出来事がなければ、人の気持ちをここまで理解することは難しかったのかも」

 

と捉えると、決して無駄ではなかったんだ・・と思い、気持ちが落ち着きます。

 

その繰り返しになるのですが、こうして理不尽な出来事というのは、

 

言葉にして

 

感情を感じて

 

その感情を認めてあげて

 

自分の存在を受け入れてあげる(よくがんばったよね・・と受け入れる)

 

このようにして、昇華されていくんですね。

 

 

思い出すと辛くなるので長期間、感情に蓋をし続けたり、

 

吐き出す人が傍にいなかったり、

 

自分の感情を「感じきる」という機会がない場合は、

 

どうしても昇華されずに、しこりとして残ってしまいます。

 

「夫に吐き出しても、聴いてもらえない、逆に怒られるしその方がストレスだ

 

それなら自分が我慢をして言わない方がいい」

 

こんな風に感情を飲み込んで我慢をしてしまうと、


奥底に沈められた感情はマグマのようにどんどん溜まり続けていきます。

 

もちろん、

 

「まさか夫が浮気なんてするような人だと思わなかった」

 

という大きなギャップも心を深く傷つけてしまうのですが、

 

傷ついてしまったあとの消化方法を間違えてしまうと、

 

いずれ抑え込まれた感情というのは大暴れ(噴火)してしまうこともあります。

 

 

「なかなか回復しません。もう4年、5年経っているのに・・」

 

と仰られる方は、上記のように「心の奥底に消化しきれないものが残っている」と考えられます。

 

 

なぜ妻は今まで落ち着いていたのに、夫の不倫が発覚してから1年・・2年経過してから急に怒りが出てくるようになったのか?

 

については、

 

それまでの1年・・2年と、ずっと緊張感に晒されていたのかもしれません。

 

人は、

 

「夫がまた出て行くかもしれない」

 

「強く言ったらもっと嫌われるかもしれない」

 

「また不倫されたらどうしよう」

 

という緊張感があると、本当の心の部分を抑圧してしまいます。

 

つまり、その緊張感が緩和され、落ち着いてきたときに

 

「抑圧していた感情」

 

がようやく出てきてくれたことになるのです。

 

やっと正常な心が働き始める感じですね。

 

そこからが心が回復に向けての本当のステップを歩むときでもあるでしょう。

 

そこに至るまでの期間も決して無駄ではなかったのですよ。

 

緊張が解けないぐらいの状況、環境だったので、ムリもないのです。

 

それは、弱いからとかの問題ではなく、

 

”大切な物を壊したくはない、失いたくない”

 

という想いも少なからずあるはずです。

 

不倫をした夫と言えど、他にも沢山の夫を見ているわけで、それは他の人にはわからない部分でしょう。

 

その人が何を大事にしているのか、守りたいのか、手放したくないのか

 

それは、妻以外にはわからないと思います。

 

なので、周りの方は、安易に

 

「そんな夫とは早く離婚しないよ!」

 

とアドバイスをするのは控えた方がいいと思います。

 

妻が大事にしている想いまではわからないのですから、それを無視したような発言はよくありません。

 

そんな夫から離れない自分が弱いのかな?

 

と自分を責めてしまうことにもなりかねません。

 

逆に、そんな風に「何かを大切に想える気持ち」があるということは、

 

それはそれで、とても「大事なものを感じる力」を持っていらっしゃるということでもあります。

 

とても尊いことでもありますので、心の回復が遅くなったとしても、ご自分を責めないであげて下さいね。

 

ただ、正常な怒りや憎しみ、悲しみがでてきたときは、しっかりと感じてあげて、出してあげて

 

今度こそ昇華してあげましょうね。

 

人の心はとても繊細で複雑です。

 

今、ご自分がどの段階にいるのかわからなくなるときもあるでしょう。

 

そんなときは、この記事を思い出してみて下さいね^^

 

今日もお読みいただきありがとうございましたニコニコ

 

(※関連サイト記事・・夫の不倫から何年経っても心が回復しないとき

 

 

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