※過去に人気があった記事をリメイクして再アップしました。
こんにちは。
カウンセラーのNAOKO(松宮直子)です
夫の不倫が発覚した瞬間に・・
”頭と身体はバラバラになります”
夫の不倫は”生命の危機に匹敵するもの”だと思うのです。
よく、
「男なんてみんな浮気の一つや二つするわよ~」
とか言う人もいますが、浮気や不倫は感じ方もそれぞれですよね。
家族より信頼している人が、
知らないところで、知らない時間に、自分と違う誰かと会っている・・
なんて、裏切り以上の何者でもないじゃないですか。
「嘘をついて」
「隠れて」
「会っている」
この時点で、裏切り行為です。
何をもって裏切りとするのかは、
それも人それぞれ捉え方は違うと思うのですが、
夫の行為でとてつもない「ショックを受けた」ということは事実なのです。
今までは「安全」で「安心」だった場所だったはずの「家庭」が、一気に
「危険だ!」
という場所になるわけです。
自分にとって知らなかった
「空白の時間」
というのは、恐怖以外何ものでもないのです。
人は、「危険だ!」と感じた瞬間に、今まで統一されていた
「頭と身体」
は、バラバラに割けてしまうのです。
どこか遠くの見えない闇の中に彷徨いこんでしまった・・
その闇の中では、「時間の概念」すらなくなります。
「今、何時だろう?え?もうこんな時間?」
ということもしょっちゅう起こります。
身体は、手足がもぎ取られるように痛くなり、鈍くなり、動きが遅くなります。
本当はあれもこれもしないといけないんだけど、動かない・・・動きたくない・・
という状態になります。
心のショックの度合いが大きければ大きいほど、
こうして頭と身体はバラバラになるのです。
不倫発覚直後では、心も張り裂けそうなぐらいに辛いのですが、それ以上に
「この状況をなんとかしなければ・・」
「なんとかして夫の不倫を止めさせなければ・・」
「とにかく、何らかの対処をしなければ・・!そのために、何をすることが正解なのだろう・・」
と、どちらかというと頭(思考)の方が強くなります。
この時は、心(感情・身体)の方は少し置き去りになっています。
心では泣いて、苦しくて、暴れているのだけれど、頭では
「今は、〇〇しなければならない」
「今は、まだ静観するしかない」
「何をすることが正解なのだろうか。決して、
間違いがあってはいけない。だってこれ以上、傷つきたくないのだから」
という頭(思考)が支配します。
「夫を取り戻すために、良い妻をやりましょう!」
と謳っているところに飛びついてしまうのも、こんな風に頭(思考)が優っているときです。
「〇〇すれば、必ず夫は戻ってきます!」
と謳っているところがあれば、それにすがりつきたくなります。
なので、心(感情・身体)は悲鳴を挙げているのに、
がんばって良い妻を演じてしまったりもします。
でも、それも無理もないことなんですよね。
だって、頭と身体がバラバラなっているときは、
「心」(感情・身体)よりも、頭(思考)が優先されてしまいますから。
こうやって、夫の不倫というものは、
生命の危機に匹敵するものでもあり、
その大事な生命を守るために、頭と身体はバラバラになるのです。
もしかしたら、バラバラになってあげることで、
生命の危機を少し回避してくれているのかもしれません。
だからこそ、「心」(感情)よりも頭「思考」が優先されてしまっているときは、
それも自分を守っていることに繋がるのかもしれませんね。
ただ、長期間に渡り、「心」より「頭(思考)」を優先してしまうと、
どうしても心が枯渇してしまいます。
いつまでも心に反している状態なので、何をしても不安がつきまとい、
心は枯渇し過ぎて疲れてしまうのです。
「心が納得していない」
ということなのですね。
もし、長期間に渡り、夫の言動で一喜一憂し過ぎたり、
自分の心を置き去りにしているなぁと感じているときは、
「私は今何を感じている?」
と胸の辺りに手を当てて、感じてみましょう。
そして、
「私は、今どうしたいの?」
と心に聴いてあげましょう。
頭では(思考)、
「〇〇した方が正解だよって言っているけど・・」
「あなたは(心)どうしたいと感じているの?」
と、心の声を感じてあげましょう。
安全ではない状況では、どうしても頭(思考)が優ってしまいます。
ほんの少しその状況が落ち着いてきたときや、
長期間に渡り「思考」を優先しているときは、
少し「心」(感情・身体)の存在に意識を向けてあげましょうね。
実際、心で感じていることは自分にとっての「真実」です。
真実ではないことも含まれる「思考」を優先し過ぎても、
心はいつまでも癒されないのです。
もちろん、思考もとっても大事なものなのですが、
思考と心はバランスが取れて初めて成立します(心が納得する)。
今の自分は、
どっちが優っているかな?それによって少し疲れているかな?
と感じているときは、少し心にも目を向けてあげて下さいね。
人が何を言おうと、
自分が感じること、自分の行動の全てが正解なのです。
例えば、
「今は、まだ夫にあなたが不倫をしているのを知っているのよ」
と言えない場合は、
「それを伝えることによって、何かが壊れるかもしれない。」
という不安が強いからです。
それは、その人にとっては「正解」なのです。
そんなときは、無理に周りに合わせて
「早く解決しないと!早く伝えないと!」
と思わずに、
「自分が伝えたいな・・って思ったときに伝える。それが自分のタイミングなのだ」
と思って下さい。
それだけ、心の傷が深い証拠なのですから。
次第に、心が落ち着きを取り戻してくると、心にも目を向けられるようになります。
そこで、自分にとってのまた新しい「正解」が出てくるのです。
焦って正解を導き出すのではなく、
自分は今どの状態にいるのかな?
と少し客観的に自分を見てあげるだけでも十分ですよ。
頭(思考)が優っているときは、「不安」が強いとき。
もしくは、元々「思考型」タイプかな。
自然な形で少し心の方にも耳を傾けてあげようかな・・って思ったときは、
心の声を聴いてあげましょう。
その時々で、ちゃんと心が自分にとっての正解を導いてくれますから大丈夫ですよ
🍀最新note記事🍀
夫の不倫問題に支配されないためには〜スピリチュアルの観点から
新・夫の不倫で傷ついた妻の心を回復させるサポートブック(夫の不倫が終わっている方や、不倫をした夫向け)
夫の不倫問題を対処するためのサポートブック(夫の不倫が渦中の方向け)
自力で解決できるヒントがたくさん詰まっています。累計部数2.200冊以上✨になりました!
〈note記事 一部有料〉
※超お得なマガジンもあります↓
・「夫が不倫をしたこと」を「過去の出来事」にしたくない妻の心理と、夫に過去の出来事にさせないためには
・不倫する人は前世から魂の修行で落第してしまった人でしょうか?(スピリチュアルからの考察)
・不倫体質からの卒業 (夫向け)
・スピリチュアル(魂)の観点から見る、不倫をする人、不倫をされた人とは?
・ 夫の不倫で傷付いた妻の心への寄り添い方(夫向け) 人気NO3✨
・再構築中に妻が「離婚したい」と繰り返す心の裏に隠された本音(夫向け) 人気NO4✨
・不倫をした人は既にバツを受けている(エネルギーの観点から) 人気NO5✨
・不倫相手に慰謝料請求をするよりも、破壊力のあるもの人気NO1✨
・妻の心の傷を深く実感するワーク(夫向け)人気NO2✨
・二度と不倫を繰り返さないようにするための対処法 人気NO6✨
他にもnote記事 があります。