※過去に人気があった記事をリメイクしてアップしています。
こんにちは。
カウンセラーのNAOKO(松宮直子)です
夫の不倫によって、どんどん妻として女性としての自信がなくなってしまうことがあります。
一番信じていた人に裏切られてしまうと、
「今までの自分を全て否定された」
気持ちになるので無理もありませんよね。
自分の何が悪かったのだろう?
自分の何が足りなかったのだろうか?
とのように、夫の不倫は
「自分(妻)が原因」だったのではないか?」
と頭をぐるぐると回ります。
「ここが足りなかったのだろうか・・」
「あの時、こんなことを言ったからではないか・・」
と答えを見つけたような気持ちになります。
そこを改善すれば
「夫は不倫を止めるのではないか」
「夫の不倫の繰り返しを防げるのではないか」
と考えるので、今度は
「より完璧な妻」
を目指そうとがんばられる方も多いです、
「がんばること」で「安心」を得られる場合もありますので、それが「救い」になることもあります。
ただ、一つ問題があるのは、強烈な不安からの
「コントロールしたい」
という気持ちが優先になってしまっているところです。
コントロールしたいという気持ちは「思考」であり、心の底から願って行っている行動ではありません。
頭で考えていること(こうすれば、こうなるだろう)、
と心で感じていること(そんなことしたくない)という不一致が生まれるので、
心が疲弊してしまう可能性があるんですね。
特に、発覚直後は誰でも不安な気持ちから陥りやすいです。
上の写真の例えでいうと、表に出ているペンギンちゃんは「思考」(コントロールしたい)のですが、
海の中に沈んでいる大きな氷は「感情」(心)であり、こちらの方が全体の9割ほどを占めています。
なので、心に従って行動をすることが「本来の自分」を取り戻すきっかけになります。
最終的には、思考と心と行動が一致していくことが大事ですね。
確かに、夫婦間のコミュニケーションのズレによって、夫の心の癖が強く出てきて(寂しい、頼られていない、必要とされていない等)、
不倫に逃げてしまうことも多いです。
ただ、夫の不倫の原因は、夫の心に問題がある(心の癖)ことがほとんどです。
ですから、「妻だけが頑張ればいい」わけではないのです。
妻の心の中に、
「夫が不倫をしたのは、私がちゃんと掃除ができなかったからだ」
「夫が不倫をしたのは、私がちゃんと料理を作っていなかったからだ」
との思い込みが強いと、どれだけ疲れていても家事をがんばり過ぎてしまうことがあります。
「夫が不倫をしたのは、私が夜の生活に応じていなかったからだ」
との思い込みが強いと、気分が乗らないのに、無理やり夜の生活に応じてしまうことがあります。
「夫が不倫をしたのは、あの時夫の言うことに反発したからだ」
との思い込みが強いと、夫に対して何も自分の意見が言えなくなります。
家事をがんばり過ぎてしまったり、夜の生活に無理やり応えたり、
夫に自分の主張ができなくなることは、本当に心から望んでいることなのでしょうか?
・・と少し問いかけてみましょうね。
違和感を感じたら、思考が優先になっていて、心が置き去りになっている証です。
ここは、少しずつが望ましいので、一気にやろうとは思わないで下さいね。
バランスを戻していくには、少しずつ、自分の心に問いかけながら調整していくことが必要です。
バランスが取れない状態でがんばり過ぎてしまったあとに、妻の心には何が残るのでしょうか?
「疲れた・・」
「なぜ、私だけがこんなにがんばらないといけないの?」
「なぜ、私だけが我慢をしないといけないの?」
と夫への不満と苛立ちです。
完璧を目指して自信がつくどころか、「自分を責めてしまっている自分」に気がつきます。
自分を責めてしまうことにより、更に自尊心が傷つき、自信がなくなっていきます。
不倫をする男性の多くは「妻に完璧性」を求めますが、そこには上限がありません。
妻ががんばればがんばるほど、夫は更に
「もっとできるだろう?」
「こんなこともできないの?」
「やってくれて当然だ」
と調子に乗り、要求はエスカレートします。
がんばるほど妻は笑顔を失い、がんばるほど夫は調子に乗り甘えます。
一番大切なのは、自然と生まれる笑顔だったり、自然と生まれる思い遣りです。
特に、夫の不倫問題があると、自然と生まれる笑顔や自然と生まれる思い遣りの気持ちが出てくるまでは時間も要します。
心が回復してきた後に生まれる反応ですからね。
不安な気持ちからがんばり過ぎてしまうこともあると思いますが、
もし自分を苦しめる思い込みがあるとしたら、少しだけでも緩めてあげましょうね。
私も昔は
「自分さえがんばれば円満にいくはずだ」
との思い込みから、悲しくても辛くても、言いたいことがあっても全部飲み込んできたことがあります。
親が喧嘩ばかりしていたので、「自分はそうはなりたくない」という想いが強すぎたのでしょう。
そして、自分の主張が受け入れられた経験もなかったのです。
だからこそ、何も言わずに我慢・・自分さえ我慢すれば上手くいくだろうと決めつけてしまい。
でも、結果として自分にとって何一つ良いことはありませんでした。
良いこと?があったとしたら、
その場で「波風」が立たないことだけ。
ただ、それは「自らの心を犠牲にした上に成り立っている」ものでした。
当時は、自分の笑顔を失ってしまいました。
気づいたら仮面を被った笑顔しか残りませんでした。
自分は何をしているときが楽しいのかもわからなくなりました。
痛みや苦しみを抑えつけてしまうと、同時に楽しい感情もなくなっていきます。
愛され妻を目指すのではなく、誰よりも自分の心に耳を傾けてあげて下さい。
自分を愛し大切にすることで、自分が何を感じているのか、どうしたいのかが明確になってきますからね
私も、今は仮面を被ることは卒業しました。
まぁ、油断すると、仮面ちゃんが出てきそうになりますが・・
常に自分の心と向き合う日々ですね
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