高野史緒 著
「カラマーゾフの ”妹”」 という題名 そそられますよね~♪
あの ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」の13年後
その続編というかたちで
現在 内務省モスクワ支局未解決事件課の特別捜査官
イワン・カラマーゾフが ロシア帝国を震撼とさせた
カラマーゾフ家の父親殺しの再捜査を開始すると
さっそく第二の殺人が起こり・・・・・
”「カラマーゾフ事件」とはなにか”という説明もあって
弟アリョーシャとの関係や周辺を描きつつ
”コスミズムとサイコパス”などの話に
~ここで 妹登場 へええ・・・・
唖然としていたら最後の事件が起きて
あっと驚く 最後の解答が用意されている
なかなか飛躍的な お話面白かった
はい 夫の選択なので 推理サスペンス
第58回江戸川乱歩賞受賞作
巻末には
作者と新訳をてがけられた亀山郁夫さん
ロシア文学者沼野充義さんで
”「カラマーゾフの兄弟」と「カラマーゾフの妹」を語りつくす”
という鼎談があります♬
たぶんブロンテ姉妹あたりに夢中だった頃に
読んだと思うんだけど ~はてさて何十年前かしら^^
なんだか暗かったような・・・・
新訳出たとき 読んでみようかと ちらと思ったけど
全5巻 う~ん と足踏みしてたけど
これは読んでみなくてはね
しかし こないだから 「13ヶ月と13週と13日と満月の夜」
「ラバー・ソウル」 そしてこの本も
ひとの見かけに惑わされてはいけない
見かけで判断してはいけない
けど
ひとは見かけにに騙されるんですよね
ということはやっぱり 見てくれは大切!?^^