「小さいおうち」 | naokoの日記

naokoの日記

::日々の暮らし::本と映画とアンティークと音楽と…


山田洋次 監督

松たか子 黒木 華 片岡孝太郎 吉岡秀隆 
妻夫木聡 倍賞千恵子


image

映画行ってきました~♪
夫は絶対行かないしどうしょうかな
と思っていたけど相棒もできたので お付き合いサンキュ



まえから 気になっていた原作の 
中野京子さんの 文庫本のカバー表紙 昭和レトロで♬
買おうかな読もうかなどーしょうかなと

ま 結局昨日買ったのですが^^カバーのうえに
さらに映画のカバーがついてました
~今読んでるの 感想はまた次回

そしてそれまで「ちいさいおうち」といえば
私の中で思い浮かぶのはこの絵本でした

バージニア・リー・バートン 文・絵
石井桃子 訳

で やっぱり最後に出てくるのよ この本も
本屋さんは クレヨンハウスですよね?
~私もここで買いたかったけど

で ついついこちらも買っちゃいました♬
 映画みたあと本屋に直行^^


image


生涯独身をとおした大叔母タキ ~倍賞千恵子 が亡くなり 
遺された数冊のノートと未開封の手紙を大学生の健史が手にして・・・・

昭和初期の東京郊外 田舎から上京して
赤い三角屋根のお家の平井家の女中になったタキ~黒木華
主人~片岡孝太郎 そして時子奥さま~松たか子
幼い 一人息子恭一ぼっちゃま等に仕える 
幸せな家族に 戦争の影が・・・・というところに
部下の板倉という青年が現れ・・・


ノートが書かれて行く現代と 書かれた部分が回想で挟まり

しゃきんとした素敵なおばあさん☆ミもですが
回想の語り手 倍賞千恵子さんの お声が心地よくて

おばあちゃんのトンカツや 回想のなかの お料理 
お節やお雑煮 そして お酒も^^美味しそうです
 

image

その お料理に気をとられ見逃したのですが

白いタイルの台所 モダンやなと思ったけど
あとで↑”この小さいおうち新聞”の写真みたら

琺瑯のレードルスタンドにレードル 緑の縁のこれも琺瑯の鍋
って イギリスのアンティークですやん♬
~買おうかなと いつもバイトのとき眺めていました
でもお釜もあります
~ 欲を言えば竹のザルとか置いて欲しかったな

あと ちらちら写る背景の居間にあった絵が気になって
あれって マリー・ローランサンだったよねと
帰って画集みたけど私のには載っていなくて↓青いベレーの
調べたら「二人の少女」というのでした


image


あと 主人の お勤めが玩具会社だということで
ブリキのオモチャとかも沢山出てきます♬

他にも飾ってあるお花やティーカップ
時子の読みかけの本が”ぬり去に共と風”だったり

そうそうその時子さんの髪型や着物が素敵
~松たか子さんやからやと思いますが^^
帯のしゅるしゅるという音や
階段を上がる足袋のうえのふくらはぎにドキリとしたり

楽しみ満載☆ミ
そして静かなしずかな反戦映画でもありました


 そやそやこれもゆうとかな

タキちゃんの心情~昔の日本人ってこんなだったんだなと
を思うと泣けて来たり
健史と老タキさんのやりとりにくすりと笑ったり
松たか子さん意外は誰が出てるとか何にもだったので

鍵の人物 板倉正治が吉岡秀隆さん出てきて
まあ あなたですかぁーーと最初思ったけど
なかなかぴったりでした

というところでもっともっと語りたいことあるような
だけど一応これにて終りますm(__)m