「危ない食卓」 | naokoの日記

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十九世紀 イギリス文学にみる食と毒


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横山茂雄=編



本書は三部からなっていて


第一部 


近代イギリスの食をめぐって 文学作品をからめつつ 

南 直人 横山茂雄 大久保譲 三氏による鼎談形式で


”全体の見通しを得られるように、できるだけ分かりやすさを心がけた”

~と はい 分かりやすかったです~解ったかどうかわ判りませんが(^_^;)


第二部


これが一番読みたかったところ

十九世紀イギリス小説に現れる食品擬装 拒食症 菜食主義

などを扱った論文 および西欧近代と食というテーマを扱った論文からなり


酒の危なさ  

十九世紀英国の危ない<酒>を「ジャネットの悔恨」に読む 岩田託子

~夫がイギリスには行こうと思わない とのたまうのがなーんとなくわかるなあ

宗教事情はともかく 禁酒禁欲

反省もあるけど・・・現代日本に生まれてほんに良かったよかった^^


食べてはいけない、食べない、食べられない 

ジェイン・オーステインの拒食症患者を診断する 武井暁子

~「ブリジット・ジョーンズの日記」

~映画もみたし(レニー・セルウィガー可愛かった♪)原作も読みましたね

やオーステインの小説に登場のヒロインたちに

拒食症の歴史をたどる

私の中に常にある体重管理の原点はここへんかもね(ー_ー)


などなど興味深く


第三部

翻訳資料 

はささっと(p_-)


こんな読み方でスミマセンですが

夢の世界ばかり漂わないでたまには・・・ね♪


カバー表紙のアンチボルトにつられて