最近よくあるんだ。集中して資料を作っていると2時間くらい座り続けてお尻が痛くなる。やはり1時間くらいで椅子から離れた方がいいよなあ。
何か飲み物でも飲もうと4階へと降りた。エレベータを降りると以前一緒に働いていた部下子さんがいた。上りのエレベーターに乗ろうとするところ、わざわざ話しかけてくれた。
ーー社員証かざして飲み物を飲みませんか?
ああ、あれか。数ヶ月前から始まった社内のサービスで、2人が社員証をかざすと自販機から好きなドリンクを2本無料でもらえるというもの。時々、部内の人が2人連れ立って自販機へ向かっているのも見たことがあったが、私自身はまだ体験したことがなかった。
彼女は時々エレベーターホールでばったり会って少し話をしてくれる。
使い方がわからずに自販機の前で戸惑ったのだが、彼女はすでに使って知っているらしく見よう見まねで社員証を同時にかざす。ボタンが全て青に点灯し飲み物が選べるようになった。お互い好きな飲み物を手に取って談話室のソファに座った。
仕事のことなど近況を少し話した。ちょうど昨日は社内イベントがあり忙しかったとのこと。ここしばらくはで忙しくなるらしい。少し痩せたのか、室内の照明のせいかもしれないが少し顔色が白く見えた。
そんな彼女がこちらの体調面を気遣ってくれる。人事としてそういうのも仕事上の挨拶かもしれないが、でも、嬉しかった。
忙しいことはわかっていたので5分ほどで切り上げ、お互い職場へと戻った。
こうやって社内でちょっと呼び止められて若い友達と話ができるのは本当にありがたいこと。
ここで教育の仕事をして3年だが、これからあと数年この仕事を続けるとこうした関係が広がっていくのかな? まあ今は私自身、年齢が少し上がってしまったので、距離をおく人もいるかもしれないが、5分でも話をする時間を取ってくれる人がいてくれるのはやはり嬉しい。
これから若い友人たちは、もっと色々な経験を仕事を通じてしていくのだろう。それに比べて自分は今も昔と同じ仕事をしている。途中で留まるおじさんみたいで嫌だなと思う。もしかしたら何かのチャンスはあるかも。まだあと9年くらいは働けるか。
あと9年いれば、若い友人たちから何か仕事を頼まれるかもね。そういうことがあってもいいかな。
ちょっと楽しみにしてみよう。

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