昨年、新人が何かミスをやらかしてしまった時など、その時のことをヒアリングしたり、メールで報告をしてもらったことを一覧にまとめていた。まとめるだけでその後のことをほったらかしていたんだ。そろそろこの問題に本腰を入れてやらなくてはならなくなった。
いやまあ、なんでもかんでもほったらかしにしていたわけではない。一時期頻繁にかかってきていた迷惑電話の対策とか、これは解決方法が明確だったので実現している。しかし人がしでかすミスというのはなかなか扱いが難しい。
ミスは人間がしてしまうもの。メールの出し忘れだったり、ツールの誤操作だったり、問題の多くは人間のやらかしに問題があったりする。ツールそのものに問題がある誤動作だったら良いのよ。直せば良いから。でも人間は直すみたいにはいかない。
要はミスを起こさない仕組みを考えないといけないんだけれど、それをどこまでやるのかということ。
ミスが起きる原因は多様になるはず。これを一つ一つ分析して対策を立て、実際に対策を実施してミスが起きないような状態にするのが、ミスをコントロールするということ。つまりミスがコントロール化に置かれるようであればミスになる前に制御ができ、ミスは発生しないということになる。
口でいうのは容易いが、これを取り組むのはまた人間ということになる。実現可能な対策を検討しなければ、いずれ誰も取り組まないということになる。慣れてくるとね、まあこれくらいやらなくていいかって、人は易きに流れるから。
ということでいつものように泥縄ではあるが、インシデント対策の書籍を読み始めている。すでに先人の知恵で様々な取り組みがあるわけで、何か扱いやすいものがあれば取り組んでみたいのだけれど。
自分がよくミスをしていたからわかるのだけれど、仕事のミスを無くすのって結構難しいのよ。自分のでも難しいと思うのに、人が起こすミスの発生を抑えるって並大抵のことじゃないの。
実際の取り組みは11月からということで猶予は1ヶ月と10日をもらった。それまでに何か考えないといけないが、誰かに考えさせるという手もある。若手から知恵をもらうかな。

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