書きたいことあれこれ | 現在と未来の狭間

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文芸と自転車、それに映画や家族のこと、ときどき人工透析のことを書きます。

【かんぽ生命】

かんぽ生命は民間企業ほどのコンプライアンス研修が無いそうだ。でも民営化した組織なんだよねえ。中途半端な民営化だったということか。

無保険になるような契約を行うことで新規の契約として、これで営業手当を得ていたというが、無保険の期間があるということは、その間で病気をしたり死亡したりしたら保険が下りないってことか?かなり恐ろしい話だし、そういう不利益を顧客にもたらすということを営業は想像できなかったのかしら。かんぽさんも泣いちゃうよ。

顧客は離れていくだろうし、立て直しはかなり大変なことになるだろう。行政指導とかも入るのだろうか? 組織が組織だけに微妙な感じもある。

【労働条件】
ベトナムから来た外国人労働者が1日14時間働いて、契約時に提示された賃金ももらえず脳梗塞で倒れたという。

結局無保険なので数百万の治療費がかかり、仲間のカンパでは払いきれず国外退去となったとのこと。

これから外国人労働者が大勢日本に来ることになるが、果たして適切な労働条件が整うのか疑問。

東南アジアとかだとそもそも労働基準法のようなものが無く、無条件で低賃金、過酷な労働を強いられたりしている。そういう過酷さから逃れるために日本という場所を選ぶ人も少なくないのだろう。

しかしこのままでは日本に来ても状況はあまり変わらないということになりかねない。せめて労働法がしっかりと検討、議論、整備されないとこうした悲劇が続いてしまう。

同じ環境で一緒に働くのだから、何かしらの差があるのはマズイと思う。

【でも結局のところ】

上記のことはいい加減なまつりごとの結果だということ。

自民党は自分たちが言うほどいい結果を残せてはいないし、数の論理で強行した挙句、忖度だとか改ざんだとかやりたい放題。

それにもはや品格すら失ってきている。昔の自民党は自分たちが批判をされても野党批判とかまではしてこなかった。今ある自民党の行動はもはや国民のための政治ではなく、選挙に勝つための政治になってしまった。

他者を受け入れず嘲笑する宰相。果たして誰が弛みきった政治家たちの気を引き締めるのか。

やりたい放題で選挙に臨み、まかり間違って勝つことになれば、これはもう取り返しのつかない事態となるのではないか。

今の状況を打開するためにもせめて投票行動につながればと思う。

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