家族散歩 | 現在と未来の狭間

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文芸と自転車、それに映画や家族のこと、ときどき人工透析のことを書きます。

高校3年生にもなると親とは一緒に行動しないものだと思っていたが、なんだかんだ言っても着いて来てくれる。

今日はお昼は少し豪勢に食べようということになり、品川のつばめグリルへ。ホイル焼きのハンブルグ(つばめグリルではこう呼ぶ)を食べた。ホイルにナイフを当てて破るとビーフシチューのかかったハンブルグステーキ。熱々を頬張る。家で食べるハンバーグとは違うなあ。

その後はアクアパーク品川へ行こうと思ったが、どういうわけか自宅近所の品川水族館が良いと子供が言う。

馴染みの水族館である。私は最初の会社に入社した時から行っているし、子供は生まれてすぐに行った水族館だ。小さい水族館ながら長く続いている。昔に比べるとサメ館やアザラシ館など少しずつ拡張を続けている。

今日はイルカのショープールに張り付いて、ずっとイルカを眺めていた。

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小さなプールの中を規則的にイルカが泳いでいた。流線型の体が水を切って縦横無尽に泳ぎ回る。水面がキラキラと揺れ、イルカの白い腹がプールの上から見えた。水中では逆さまに泳ぎ、水面に近づいてくると頭を上に向けということを繰り返す。これほどじっくりとイルカの姿を見続けたのは久しぶり。今日は人が少なくて、ちょっと見やすかった。

そのままイルカショーの時間となり、正面一番前に陣取ってショーを見ていた。

素早く水を切るイルカの姿はとても美しい。

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今日はカメラを持ち歩いてなくてアイフォンのカメラだったけれど、意外と動きのあるものの撮影がいける。プール上にあるボールでピントを合わせ、イルカがジャンプしてくるのにタイミングを合わせた。

水族館を後にしてそのまま平和の森公園まで歩く。今日は大田フェスタ(区の大きなお祭り)があったので、こちらが賑わっている。どうやら人はこちらに流れていたため水族館が空いていたらしい。

子供がひょうたん池を散歩したいと言う。ここは子供がうんとちっちゃい時から家族で散歩しにくる場所だ。もう家族で来ることはないかと思っていた。

ひょうたん池の端っこまでくると、子供が「カワセミだ」と発した。家族全員体の動きを止めて、刺した指先の方を見ると、池に打ち込まれた杭の先にカワセミが止まっている。すぐ近くに高速道路が走っているような場所でカワセミがいるのだ。

彼は水面にいる餌に集中しているのか、我々が近づいても気にはしないようである。少しずつ近づいていていって5メートルくらいの距離までくる。

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アイフォンのカメラだとこれが限界かな。

2度ほど水面にダイブして餌を獲る姿を見せてくれた。

子供は帰り道、ずっとご満悦。なんどもカワセミのことを口にしてニヤついている。やっぱり動物関係の仕事を選ぶんだろうなあ。
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