透析患者が自転車に乗ったらどうなったか? | 現在と未来の狭間

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文芸と自転車、それに映画や家族のこと、ときどき人工透析のことを書きます。

私個人の体験ということで昨日の夕方ごろから時系列で書いてみようと思う。

あくまで個人の経験なので誰にでも同じことがあるというものでは無い。

昨日は帰宅後はシャワーを浴びると、その後急激に眠気が起こった。決して体調不良ということではなく、気持ちよく眠りに落ちたという感じ。

1時間くらい経過して目が覚めて、家族で夕食を食べに出かけた。近くにある大阪王将へ。普段は夕食はあっさりしたものを食べたいと思うのだが、なんだか無性に餃子が食べたくなる。煮干し醤油ラーメンと餃子を一皿ペロリと食べた。やはりエネルギーを消費しているのだろう。食事が美味くて美味くて仕方がないという感じだった。

その後、風呂に浸かりすぐに布団に入った。たちどころに入眠。こういうことは珍しい。普段ならごろごろと寝返りを打ってなかなか寝付けないのだが、肉体的な疲れは眠りを誘うのだろう。

本日6時起床。起きるのもスムーズで、たっぷりと眠った感がある。体重を測るとドライより2キロ増。自転車走行でかなりの汗をかいているが適度な水分補給ができていたのだろう。血圧は135と、これまで低めだったのがやや上がってきていた。

8時半出社。普段より同僚たちの顔つきがハッキリと見えた。このところ老眼の影響で細かいものが見えにくくはなっていたのだが、なんだか普段とは違って見えるのだ。これは何だろうと思って、先週途中まで作っていた支払い依頼書を見ると、かなり細かい数字がよく見える。小さいと少しは霞むが普段よりはハッキリしている。

昼休みに調べてみたら眼球運動をよく行うと老眼が改善するとある。自転車に乗ると(車でもそうだが)モノをよく見る。車が飛び出さないかとか、信号の色だとか、自転車に乗っている間に目には様々な情報が飛び込んでくる。自然と眼球の運動になったようである。この効果は自転車に限らず、スポーツ観戦でボールを追うだけでも良いらしい。確かにここしばらくはモニターばかり見ることが多かったかも。

座っていると少しお尻が痛いが、筋肉痛はそれほどでもない。普段歩いている蓄積があるからかもしれない。もし電車だけで通勤していたらもっと体のダルさとか出たかもしれない。やや身体が火照っている感じと、足回り、腰回り、腕の辺りが引き締まった感がある。軽い筋肉痛かもしれないが適度な運動になったのだろう。筋肉を使ったな、という心地よい負担感である。

愛車ボードウォークは乗っている時に身体が前傾姿勢になるように、サドルを少し高めにしている。こうすると体を両腕で支えるような姿勢が継続される。またペダリングの時に足が伸びきるようになるのでお尻のあたりから足のつま先まで使った運動ができる。ロードバイクほどではないが、軽い筋トレくらいにはなる。筋肉に僅かでも負担を与えてやると、気持ちの問題かもしれないが力がついたように思える。これは気分的にも元気になった気になる。

自転車が絶対に良いということでは無いが(夏場は脱水症状の可能性もある。オーバーワークは何にしても良くない)、適度な運動である程度筋肉量を増やしたり維持するということは体には良いことだと思う。逆に運動が不足して筋肉が萎縮してしまうと、弱ってくる骨を守れないし余命にも影響があるとのこと。

今の時期だとやはり汗を必要以上にかいての脱水症状が気になる。運動も適切な季節があると思う。始めるなら秋口とか体に負担がかからない季節から軽めの運動を始めるのが良いのでは。ノンビリとお散歩気分で街中を自転車で走るポタリングがオススメである。

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