未来がどうなるかなど何も決まってはいない | 現在と未来の狭間

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文芸と自転車、それに映画や家族のこと、ときどき人工透析のことを書きます。

本日、早期退職制度受理の通達が正式に届いた。無事に受理されたとのことで、ちょっとホッとしている。いや、これが決まらないと次に何かを勉強するにしても身動きも取れないということになる。

いよいよ退職まで2ヶ月だなあという感じ。

少し早いんだけれど、社内の一部の人には挨拶に出向いている。一応、勤続20年ということもあり、社内でお世話になった人、関わった人は山ほどいる。今から少しずつでも回っておかないと間に合わない。もちろん止めに入りそうな人は後回しだ。

でも、やはり辞めるという事を伝えるとみんな驚くよなあ。この年齢になれば、後10年とか20年は我慢しようって普通は思うんだろう。この年齢で辞めたら先が無いって思うのだろう。多分、そういう驚きなんだ。

でも、先のことって誰にも分からないんだ。自分が初めて透析を受けるって段階になった時も、確かに色々なことに不安はあった。透析を受けるとことでどんな生活になるんだろう、どれだけ大変になるんだろうって思った。でも、実際に受けてみて想像ほど辛くは無かった気がする。漠然とした不安に頭を悩ませていた方が余程、苦しかったかもしれない。

会社に残って仕事を続けていても漠然とした不安は存在する。でも、やることがなくなってしまうわけではないんだ。やりたいことがあって、そのことに打ち込むことができれば、場合によっては会社に残るよりももっと自分にとって素晴らしいことが待っているかもしれない。

会社に残らなくてはできないこともあったかもしれないが、会社という制約から離れて、もっとできることが増えるかもしれない。地域でのボランティアなど会社を離れなければできないことだろう。透析を受けながらでも、できることはもっと増えるんじゃないかと思っている。

うん、そろそろ気持ちをワクワクモードに切り替えていかないとね。