平日の10時までに来てくれと当初は言われたのだが、バスで2時間かかることを考えるとそれなりに早い時間にバスに乗らなきゃだし、休みも取らないとだし…。
休みは1日看護休暇が残っていたのでこれを使い、時間はバスが遅れることも考慮して10時半にしてもらった。
まあ移動は早い時間だったので暑さはどうにか凌げた。バスに乗ってしまえば後はどうにかなる。平日は乗車者が少ないかと思ったが、意外と人が多いのね。
バスとタクシーを使いどうにか時間には間に合った。
施設の会議室でスタッフお二人と主治医のお話を聞く。
入所時は自宅に帰りたいと何度か言っていたが、うまくなだめることができてきたのか最近は帰ると口にしなくなった。
昼型というよりは夜型のよう。目覚めることが多くベットからも1人で抜け出してしまうのでセンサーを付けて様子を見ている。昼はぼんやりしていることがおおい。
立っての運動が難しいので座った状態で筋力を付けるトレーニングをしているが、疲れたと言ってやめてしまう。
やる気がない時は塗り絵をお願いしているとのこと。へえ、絵を描くんだ、あの父が。色塗りも丁寧で描き始めるとずーっとやってますと。ほおー。
3ヶ月でどうにかしっかりと歩けるようにしたいが、方向転換が難しい。それと前傾姿勢なので常に転倒の危険があるとのこと。どうすれば劇的に改善できるかーと、みなさん真面目なんだよな。
年齢も91歳だしここから劇的にモチベーションが上がるようなことも難しい。まあ、疲れない程度でちょっとだけ頑張るくらいでどうですか?と伝えるとみなさん少し肩の力が抜けたようにホッとする。
前回面会した時に父の顔色も良かったし、自分から色々としゃべっていたので施設に入ったのは正解だったのだろう。
11時半に一時解放されて、午後は自宅の間取りのチェックがある。玄関の上がり口の高さとか、バリアフリー上の問題が無いか確認したいとのこと。一応、父が帰宅することも視野には入れている。
それまで2時間ちょっと時間があるので急いで市役所へ向かう。母の出生から死亡するまでの戸籍謄本を取るため。所要時間は1時間かかった。生まれが長崎で、結婚後の新宿 → 中野 → 杉並 → 秦野 → 鹿嶋 と転籍が多かったのでその分、謄本の数が増える。
急いで食事を済ませてタクシーに飛び乗るようにして自宅へ向かう。しばらく人が居なかったので草ボーボーになっていた。さほど大きな家ではないので間口の高さを測って、寝室とトイレ、風呂場へとのアクセスを確認して終了。ものの5分も掛からなかった。
鹿島大野の無人駅で20分くらい電車を待っていたが、日差しがある割にホームは風通しが良くて涼しかった。周囲の草木がサワサワとゆれて、それがまた耳心地が良い。鹿嶋の暑さは気にならないな。肌がべとつくほどの湿度もなく。
東京に戻ってびっくりした。なんじゃこの茹だるような暑さは。それに湿度もひどいことになっている。これだけ違ってくると鹿嶋はもう避暑地と言っても良いかもしれない。
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