さてさてPE24のセッティングに力入れてなかったのはエンジンの仕様が変わるからなんです。
そう何年か前にも売ってるの見掛けたのですがその時はうさん臭いもんあるなぁと思っていたのですが今回また出品されてましたので「過激カム」なる商品を買ってしまったのです(笑)
ネットで評判みてもどうもイマイチわからない感じで、着けたけどすぐに外してしまった人とか、着けるまでは色々と作業とかブログに載せていていざ装着したら全然インプレとかがないって人がほとんどです。
だから実際の所ってどうなの?っていうのがわからないんです~~~。
さて装着の前に下準備です、今回はバルブスプリングも交換しますので掃除がてら分解です。
準備しておけば組むのは結構すぐですからね、昼に宅急便の営業所に到着するとの事でそれまでにバラシて掃除しておきます。
これが過激カムってやつです ド━(゚Д゚)━ ン !!!
左が過激カム、右がCD90ノーマルです、CD90ノーマルでも結構ハイカムなんですけど、過激カムはさらにハイカムでプロファイルも高回転型って感じです。
過激カムはベアリングも海外製なのでけっこう動きが渋いのとかもあるみたいですが、購入したヤツはスムーズに動くやつでラッキーでした。
んでバルブスプリングも強化品に交換します、左の長い方が純正のアウター側で右が今回装着するやつです。
強化っていうか巻が少ないシングルレートなのでレートは上がるけど縮み量が多くなる感じでプリロードも減るのでどっちかというかスムーズに開閉させるイメージでしょうか?
指で縮めた感じは純正より柔らかいっす。
左の高い方が純正の装着状態、右が今回の強化?品の実際の装着状態です。まぁダメそうなら外せばいいですかね。。
とにかく今後の為に測定とか色々しましてリフトしても当たったりしないの確認していざ装着しました。
んで組みあがって早速キックでエンジン掛けてみましたら~~~
まぁ普通に掛かります、アイドリングも安定してます。
あれだけハイカムなのにタペット音とかも静かで純正と変わりません。
いざ乗り初めてもごく普通です。
とりあえずロッカーアームと当たる部分のナラシかなと思いまして5000回転縛りで走っていたのですが、トルクあっていままでと同じように走れます。
ちょっと距離走ってからトップギアの4速5000回転から6000回転とかに上げてみても普通にトルクあるしまぁ乗りやすいです。
んで7000まで上げてみたら、まだまだ力が出る感じでなんか良い可能性を感じたのですが最近はその可能性とか予感にやられまくっているのであんまり期待しないようにします ^^;
最近はこれで上が伸びるだろ~とか思って色々いじってみても全然ダメって事ばっかりですから(笑)
ちなみに今までのおいらのCD90は8000回転くらいまでトルクがあって1速~2速は廻せば10000回転廻るけど無理無理に廻っている感じでパワーがなくてそこから3速に入れると一気に回転落ちてやっぱり8000くらいまでしか廻らなくて、そこから4速にいれるといっきに6000回転まで回転が落ちて速度が伸びないって感じでした。
ちなみにスプロケはノーマルからフロントを2丁上げてかなりロングにしてます。
んで途中でいつものT島家に遊びにいってまたそこから再度試乗に出掛けました。
結構エンジンも暖まって3速で8000まで廻してみたんですけど・・・・・
速いっす、今までの8000回転と違ってまだまだこれから伸びる感じのする8000回転です Σ(・ε・;)
んで試しに田んぼ道で誰も走ってないので3速でスロットル開け気味で廻してみたんですね
あ~~~~~~~~~~~~
今まで8000がトルクピークでしたけど、このカムは8000からが本領発揮みたいっす
超~~~~~力強くて~~~~~~~~~
今までやっとこ無理無理10000回転廻ってましたが、どこまでも廻って行く感じのパワー感に焦りつつ10000回転で一応とどめてシフトアップしておきました。
全然エンジンの廻りの重さとか車体の重さを感じさせないすごいパワー感です。
今までこのバイクで感じた事のない感覚です。
このバイク97ccという排気量なのですが、その数字以上の速度が出てしまいました。 Σ(・ε・;)
限りなく3ケタに近づきました、まだまだ全然エンジンにはかなり余裕ありましたよ。
一体どれだけエンジン廻るんだろ?って感じです、しかもノーマルと違っていやいや廻ってるんじゃなくて、パワーもまだまだこれから出るぞって感じで廻ろうとする感じなんです。
ホントに驚きました。。。。。。。。。。。
1987年式で35年も経ってるこのCD90もいきなり今まで35年間で廻した事ない領域までエンジン廻されたのできっと焦ったでしょう(笑)
んでホントなら万々歳の所なんですけど、あまりにパワーが出過ぎていてちょっと不安になりまして
ナラシの後にビビッてもう1回分解してチェックいれました(笑)
どこも干渉してる部分とか編摩耗してる部分はなさそうです。
ホントにそれくらいしないと心配なくらいパワー上がったんですよ^^;
しかし冬場は油温も上がらないし結構カーボン溜まるんですよね~
今時のバイクのCBR1000RRとかがカウル外して、タンク外してやっとプラグ交換って感じですが、それより気楽な感じで短時間でエンジンをバラせるのが横型エンジンの良さでもありますね^^
ちなみに年明けてから何回かエンジンバラしてますがパッキン等はすべて再利用なのでコストは自分の手間だけです(笑)
やっとまたバランスが整ってきたというか、CL90マフラーとPE24キャブと過激カムが揃ってそれぞれ機能してきた感じです。
PE24いれないで過激カム先に入れてたらギャンギャンとエンジンが唸りを上げて廻ってるだけでパワー感なくて多分印象が悪くてノーマルカムに戻していたと思います。
CL90マフラーも実際の所、前に入れていた激安DAX用と性能はあまり変わらないなぁと思っていたのですが、やっと本領発揮というかトルクがあって抜けもそこそこ良くて、社外程うるさくはないので良い感じです。
やっぱバランス大事ですね^^;
今までどれだけ廻しても10000回転がやっとだったのでこのGN125のタコメーターでちょうど良いと思っていたんですけど・・・
一体ホントにどれくらいまで廻るのか??? いくらでも廻って最後にブローするような気がしますΣ(・ε・;)
とりあえずCDIで12000くらいでレブリミッターが効くようにしようかなと思います。
これがレース用のマシンなら一度限界テストするのですが、公道用なのでそうはいかないですね。。。。。
もてぎもこの排気量のマシンが走れる枠はないし。
とりあえず現状4速で10000回転廻せば3桁速度オーバーってスプロケ比だったのですがもう余裕っぽいのでそれを目安になんとか4速で10000ギリギリ廻せるくらいにスプロケをかなりロングにしてエンジン回転に余裕もって速度を上乗せようと思います、燃費もよくなると思いますし、このカムはトルクもあるので乗りにくくはならないと思います。
正月明けからバランス崩したままだったのですが、やっとワンランク上の所でまとまりそうな気がしてきましたよ (´-ω-`)ZZZ