さてさてお借りしてるBETAのテクノです、トライアル車など全然わからずに借りたので「テクノ」って名前だったのも後で知りました^^;
これがまた左にキックがあるのですが、慣れてないのでメチャメチャやりにくいです、降りた状態で右足でキックしてます(笑)
左キックだとエンストした時にスタンディングしてリアブレーキを掛けながらキック出来るので競技ではメリット大きいみたいです。
始動する時に気をつけないとスニーカーごときだと強烈なケッチンくらった場合は土踏まずが紫になって内出血します・・・・・・・・・。
ちなみにガソリンタンクはアルミ製っていうか、カバー下のフレーム内部にガソリン入れます。
んで正月明けに基本整備だけして予備知識とかも無しにいきなりトライアル場に走りに行ったのですがね、そこそこ走れて面白いのですがどうもやはり誰も乗らずに放置してあったバイクだけに調子悪い部分もチラホラ
そんな訳で初めてのベータのメンテです、日本車とは考え方が違うのか最初は結構イライラしました(笑)
エンジンが熱くなってファンが廻るとなんか点火がおかしくなって失火してたんですよ~、とりあえずレギュレーターとか探してたらですね
こんなパーツを発見、コンデンサの足が取れてしまってます・・・・・・。
というか、こんな造りのは日本車じゃありえないですよね~。
まぁ逆に考えたら、コンデンサがパンクした場合でも安価に簡単に修理出来ると思えば、良い造りなんですかね~?^^;
足を足して通電させたらファンが廻っても失火しなくなりました!
他もみてみたのですがレーサーのNSR50なみに単純な配線でした(笑)
んでこの年代のベータ(1999年式)だけなのか、トライアル車なのだからか、お国柄なのか、造りは単純なんですがメンテに時間が掛かります。
リアサス取ろうと思っても、必ず何かボルトを抜こうとすると他のパーツに当たって抜けないんですよ^^;
んじゃそのパーツを取ればいいじゃないと思うでしょうが、また他の何かに当たって抜けないんですよ・・・・・・・・
結局、リアサス抜くのにリンク全部とステップまで外しました。
ボルトが緩んでも簡単には脱落しないで安全設計って感じですね。
楽しようとしないで最初から全部外してしまった方が早くて楽な事に気がつきました。
基本的にほとんどのボルトが裏からロックナットで止まってるのそれもまた結構面倒ですが脱落防止なんですかね~?
パイオリ製のリアサスです、特に問題ないようなのであんまり抜けてませんでしたがせっかく取り出したのでガスだけ補充してリンク廻りグリスアップしてまた組んでおきました。
フロントもパイオリ製です、ずっと換えてないのか真っ黒でスゴイくさいオイルが出てきました。
どうりでなんか減衰無いなぁと思ってたんですよね~。
臭すぎて手を洗っても中々匂いが取れませんでした(TдT)
ちなみにパイオリはスプリングは片側だけ入っていてプリロードの調整はそっち側だけでやる感じで、もう片方のフォークにはカートリッジダンパー入っていて減衰力の調整はそっち側だけです、これは便利で合理的というか便利っぽいしメンテも楽ですね。
ちょうど手持ちであったRS125Rのフロントサス用のショーワオイルがちょうど純正と同じ粘度の5番だったので助かりました^^
んで走りに行く前にフロントブレーキのフルードは交換したのですが、今度はリアをやっておこうと思ったら。
リザーブタンクが空になってて、危ないx2と補充したのですが、液を入れたらボタボタと下にそのまま落ちてくるΣ(・ε・;)
そもそもリザーブタンクとマスターが繋がってなくて、どうやらマスター内に残っていた液でなんとかブレーキ効いていたようです。。。。
なんでそんな事になったんだが、ホントに危ないっすね。
んで全然乗ってないだけあってエアクリーナーはキレイだったんですが、ジョイントのゴムが補修跡がありますが完全に硬化してしまっていてバラバラくずれるので流石に新しいのに交換しました。
純正はゴムも薄くてあんまり質が良くない感じなんですよ~、5000円くらいします。
んで良いサイズの日本製のジョイント見つけたのでコッチに交換です、ゴムもしっかりしていて600円くらいでした^^
意外とベータってOリングなども工業用の汎用品のそのまま使ってるのでサイズさえわかればパーツの入手も楽だし、値段も安いみたいです、その辺りは好感が持てますね、日本車は専用品が多すぎます^^;
まぁ他にも色々と不具合あって少しずつメンテしてます♪
慣れたらシンプルな分、メンテもやりやすいですが、プラスネジが多いのは勘弁してもらいたいですね^^;
このテクノは1999年式でテクノの最終型でその後にREVシリーズ、EVOシリーズと進化が進んでいますが、一応テクノの中では一番熟成型らしいです、完調にしてからまた走りに行きたいですね~♪