朝早く

遠くへ行く用事があり、

バスに乗りました。

 

通勤時間帯なので、

バスは混んでいます。

 

 

 

そのバスは

工業地帯を通る。

 

〇〇工業団地前

みたいな(→名前はうろ覚え)

バス停で、

たくさんの人たちが

降りました。

 

 

 

そのとき、運転手さんは

降りる人、一人ひとりに

気をつけていってらっしゃい

…と、言っていた。

 

 

 

人数が人数だから

もう、

お口の運動

レベル。

 

 

 

だけど、

「やっつけ感」が

まったくない

のが、すごかった。

 

 

 

この運転手さんは、

「自分の仕事」を

極める方法として

これを言うことを、自分で

「決めて」いる

のだな、と思いました。

 

 

 

そんな言葉を

かけられた人たちは、

どんな気持ちで

お仕事に向かうでしょうか。

 

もし私だったら、

なんだか

ホワッとした気持ちになって

仕事に行けるな

と思いました。

 

 

 

 

 

それで思い出したのが、

イタリアに住んでいたころ

朝ごはんを食べていたバール。

 

バール(BAR)とは

カフェなのですが、

カウンターで

立ち飲みをするスタイルです。

 

 

 

勤めていた会社のオフィスの

2件隣にあったバールで

毎朝、カプチーノと

コルネット(クロワッサン)を食べてから

出勤していました。

 

 

 

そのカフェでは

2人の兄ちゃん(バリスタ)が

毎朝、

元気よく迎えてくれました。

 

 

 

彼らと小話をしながら

朝ごはんを食べることで、

「仕事モード」に切り替わって

出勤していたな。

 

 

 

バールって、たいてい

活気があって、

元気よく送り出してくれる。

 

単に

「コーヒーを飲む場所」なのではなく、

元気をチャージできる場所

みたいな感じでした。

 

 

 

朝に

にぎわう業種だから、

そこで働く人たちは、自然と

来る人たちを

元気よく送り出す

ということを

やっていたんだなあ。

 

 

 

運転手なら、安全運転。

バリスタなら、コーヒーの提供。

 

それが業務だけれど、

そこに甘んじず…

 

自分の仕事を

もう一段「深める」。

 

 

 

まとめ

 

要求される仕事より

「もう一段、深めた」仕事が

自分にしかできない仕事

になる。