私が学んでいる大鈴佳花先生

以前に、ブログ

おすすめなさっていた本です。

 

 

 

 

 

災害対策系の本は

読むと、気持ちが暗くなる

と、勝手に思っていて…

 

買ったものの、

なかなか読みませんでしたが

読んだ結果は、正反対。

 

気持ちが明るくなった。

 

 

 

なぜなら、

とても具体的に

どうすればいいか

が書いてある。

 

 

 

しかも、

それらは決して

無理なことでも

大変なことでもない。

 

「日常の延長」で

いまから、少しずつできること

でした。

 

 

 

著者は、

エディター兼ライターの

西野弘章さん

 

  • 自給自足生活を目指し、千葉県の房総半島へ移住
  • 耐震&耐風仕様の自宅を含めて、これまでに大小10棟の建物をセルフビルド
  • 宅地建物取引主任者、DIYアドバイザー、電気工事士、船舶免許、無線等の資格を所有

 

 

 

スペックが

強…!

 

これからの時代は

自分で食べ物をつくれる人が最強

なのと同じ意味で、

サバイバル能力が高い人が最強

なのかもしれない。

 

 

 

その房総半島で2019年9月、観測史上最大級の超大型台風に遭遇。自宅は無事だったものの、地域の復興がなかなか進まない現実を目の当たりにしたことで、「災害から家族を守ってくれる家」『逃げなくてもいい家』の重要性を痛感する。

 

 

この本では、

自宅の安全度を高めて、自宅に避難するという新しい避難の形

を提唱されています。

 

 

 

確かに、近年は

災害のたびに

避難所の受け入れ態勢が

厳しい

ということが

報道されています。

 

 

 

そうであれば、自宅を

災害時でも、逃げなくていい家

にすればいい

…という、発想の転換が

すごいと思いました。

 

 

 

この本は、

渾身の一冊。

 

ものすごい力が

みなぎっています。

 

 

 

西野さんが、実体験から

お考えになったこと、

得られた知識が

満載。

 

これだけの

詳細な説明が記された

文章を書くのは、

いくらライターでも

並大抵のことではない。

 

加えて

膨大な写真や

図表の数々。

 

 

 

これだけの労力を

私たちは、たった1,760円で

もらっていいのか…?

と思う内容です。

 

 

 

Amazonページのレビューに

DIYができる人向け

持ち家がある人向け

だという投稿が

複数ありましたが…

 

 

 

DIY初心者でも、

賃貸住宅に住む人でも

実践できることも

たくさん紹介されている。

 

それらは

生死を分ける情報

だと思います。

 

 

 

自宅を、

どういう考え方のもとに

どう改造すればいいのか。

 

備蓄では、

どういう家族構成の場合は

「何を」「どれだけ」

買っておけばいいのか。

 

実際に災害が起こったとき、

最優先すべきことは

何か。

 

自宅で、水や電気は

どうやって確保するのか。

 

 

 

実際に

災害を生き延びた人が

経験をもとに語る言葉は

力強く、リアルで具体的で

私たちに、力をくれます。

 

 

 

ものを売るときや

説得したいとき、

恐怖をあおる

という手法が

よく使われます。

 

実際、その手法は

よく売れます。

 

 

 

だけど、この本は

正反対。

 

対策しておけば、冷静になれるよ!

みんな、生きるんだよ!

…という、著者の声が

ひしひしと伝わってくる。

 

 

 

この本を読む前は、

「災害」というものに対して

  • 太刀打ちできないもの
  • 得体の知れない恐怖

というイメージが

ありました。

 

 

 

だけど、この本を読むと

ちゃんと対策しておけば、

生き延びることができるし、

悲惨なことにもならない

ということが

よくわかる。

 

 

 

 

 

あとね、

将来の夢の

いちバリエーションとして

古民家を買って、リフォームして…

と、思わないでもなかったけれど

甘かった

…と思いました。

 

現実的に

考えないといけない時代に

私たちは、いる。

 

 

 

まとめ

 

恐怖や不安を

払拭してくれる本。