こんど、

京都に来てくださる方がいて

お食事をご一緒します。

 

それで、

インターネットや本で、飲食店を

見ていたのですが…

 

 

 

「京都人が通う店」

「地元民に愛される店」

などの触れ込みで

記事に書かれているお店、

ほとんど知らない。爆

 

 

 

私が知らないだけ

の可能性も

大いにあるけれど…

 

それって、ほんまか…?

と思うわけです。

 

 

 

 

 

京都だけでなく、

どこでも

そうだと思うけど…

 

A:地元民が通うお店

 

B:外部の人向けに「わかりやすい京都」を演出して見せてくれるお店

 

両者は、世界が異なり

混じり合うことはない。

 

 

 

 

 

若いころ、

雑誌の「京都特集」の

取材をしたことがあります。

 

ああいう特集は

取材件数がとても多く、

体力勝負なので

若い人しかできません。

 

 

 

そのときの経験ですが、

A:地元民が通うお店

は、取材拒否が多い。

 

 

 

外から来てくれはったら、

常連さんたちが

入れへんようになりますし…

 

というのが

断られる場合に

共通して言われること。

 

たぶん、いまも

同じなのではと思います。

 

 

 

だから、

そういうお店は

昔からあるお店であっても、

雑誌やインターネットには

あまり情報がない

ことが多いです。

 

 

 

B:外部の方向けに「わかりやすい京都」を演出して見せてくれるお店

よくないのか?というと

そうではなくて、

大事な役割を担っている。

 

 

 

もし、私が

東北に行ったとして、

2泊しか

しないとすれば…

 

地元民御用達の

ディープなお店

よりも、

わかりやすく、地元文化を

見せてくれるお店

に行った方が、

楽しく、手っ取り早く

地元文化がわかる。

 

ありがたいわけです。

 

 

 

 

 

あと、

美味しいお店は

開店当初、マスコミに

大々的に登場して

他府県の人が殺到したけれど…

 

長く残っていくうちに

地元民が通うようになり、

結果として

「地元民に愛されるお店」になった

というパターンもある。

 

 

 

いずれにせよ…

 

どこどこのシェフが!

町屋を改装して!

とかいう触れ込みよりも…

 

シンプルに、

長く残っているお店

に行くのが

間違いないよね。

 

 

 

おまけ

 

「おばんざい」って

どういう料理か、よくわからんかったので

調べたら…

 

面白いサイトがあった。