京都の

「ザ・観光地」

のど真ん中に

住んでいる友だち。

 

最近、家の近所に

定食屋さんが

オープンしたそうです。

 

 

 

お店の前に置いてある

メニューを見て、

たっか…!!!(=すごく高価)

と言って、

メニューの写メを

送ってきてくれました。

 

 

 

確かにね、

定食が3,000円以上から

スタートする価格帯。

 

地元民は

ターゲットにしてませんわな。

 

 

 

観光地ど真ん中の

人通りが激しい

いい位置にあるので…

 

また、外国人観光客狙いの

ぼったくりの店ができたんか

…と、私も最初

思いました。

 

円安だから、外国の人なら

抵抗なく払うであろう

金額だからです。

 

 

 

だけどね、

揚げ物は、低温でじっくり揚げるので

注文から提供まで

30分はかかる

…と書いてあるのを見て、

あれ?

と思った。

 

だって、観光客目当てなら

回転をよくした方が

儲かるでしょう?

 

 

 

それで、メニューを

よく見たら…

 

 

 

お肉は

ブランド銘柄。

 

お米、塩、油、味噌、醤油と

材料はすべて京都産。

 

しかも一つひとつが

厳選された品質のもので、

おおーっ。すごいな!

…と思いました。

 

 

 

要するに、

食材と調理法に

こだわったお店

なわけです。

 

 

 

しかし、その「立地+価格」ゆえに

誤解を生んでいる。

 

実際、友人が言うには

お客さんが入っているところは

まだ見たことがない

そうです。

 

 

 

材料と調理法に

こだわっていることは

小さな字で、

メニューの下の方に

書かれているのですよ。

 

友人は、

この部分の記述に

気づいていませんでした。

 

 

 

もっと、アピールせな!!

と思いました。

 

このお店の定食、

きっと美味しいに違いない。

 

なのに、

もったいない…!

と思いませんか?

 

 

 

 

 

大事なことは、

言わな、わからん

のです。

 

しかも、

「わかりやすい形で」説明しないと

人には伝わらない。

 

 

 

この場合だと、

日本人なら、まず

価格に目がいくでしょう。

 

だから、

価格に見合う価値が

ありますよ!

…ということを、

価格を上回るインパクト

をもって、目を惹かせる形で

置いておく必要がある。

 

 

 

「書いたから、いい」

ではないのですね。

 

「大事なこと」は、

他の要素に

インパクト負けしないように

「目立たせて」置いておく

必要がある。

 

 

 

定食屋さん、がんばれ…!

 

 

 

まとめ

 

「いちばん伝えたいこと」を

わかりやすい形で置いておく

ことの重要性。