私のライティングのお仕事は

現在は、ほぼ100%

ウェブ記事での執筆です。

 

 

 

それで、いつも思うのは

インターネットって、特殊な媒体だな

…ということです。

 

 

 

ウェブ記事を執筆するには

当事者や専門家のお話を聞いたり、

現場を見に行ったり、

書籍や研究論文を

調べたりするわけですが…

 

 

 

それらで浮かびあがってきた

その事象の「全体像」を、

そのまま記事にできるわけでは

ありません。

 

 

 

真実はときどき、

私たちにとって

都合のよいものではなかったりします。

 

 

 

しかし、ウェブ記事の特性として

不特定多数の目に、恒常的に触れる

というものがあります。

 

つまり、

少しでも尖ったところがあると

炎上しやすい。

 

 

 

だから、

「不都合な真実」は

書くことができない場合があります。

 

 

 

だけど、

書籍や文献などでリサーチしていると

そういう「不都合な真実」も

バンバン書いてあるわけです。

 

 

 

だからね、

インターネットは

概要を知るのによい

と思うけれど、

ちゃんと調べるときには

書籍が向いていると思います。

 

そしてさらに、

書籍に書いてあることと現場は

また違ったりもするのですが…

 

 

 

書籍も、公共の出版物ですから

さすがに、公序良俗に反するようなことは

書いてありません。

 

ただ、インターネットにくらべるとまだ

個人が、自分の意見を述べる場

…みたいな立ち位置が

確保されているように思います。

 

 

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