「自分を知る」のは、

文章を書くうえでも

大事です。

 

 

 

特に

どんな思考のクセがあるのか

…ということを知っておくのは

「わかりやすい文章」を書くために

役立ちます。

 

 

 

私の例でいうと、

知りたい

わかりたい

という気持ちが強い。

 

 

 

だから

「根本の原因」まで

掘り下げて調べて、

なるほどー!

だから、こうなってるんや!

…と納得して、胸がスッとする瞬間が

好きです。

 

 

 

そして、

みなさんにも

スッとする感覚を味わってもらいたい

から、

原稿にも

「根本の原因」まで掘り下げて

書いてしまいます。

 

だから、

くどくて長い文章になりがち。

 

 

 

原稿でも、編集者さんたちに

さんざん、このクセを直されてきましたが

油断すると、

いまでも発揮してしまいます。

 

 

 

 

 

文章からは、

「その人の思考のクセ」が

垣間見える。

 

 

 

他人をコントロールしたい人だなあ

とか

自分が嫌いなんだなあ

とか、

きれいなことを書いてるけど、実は

怒りを溜めているんだなあ

…とか。

 

 

 

運転中に、よそ見をすると

進行方向も

目線の方向へ寄って行ってしまうように、

文章も、

思考の方向に寄っていきます。

 

 

 

…しかし。

 

ときどき、

「クセ」はキッパリと排除して

「伝えたいメッセージ」に沿った内容を

淡々と書いている人もいて、

ライターさんでもなかったりする。

 

すごいなあ!

…と思います。

 

 

 

そういう文章は

読みやすく、

「思考の押しつけ」がないから

心にスッと入ってきます。

 

 

 

「心に届く文章」を書く秘訣の

ひとつかもしれません。

 

 

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