ブランディングのプロ 峯松さんの会社・DIRECTORYさんと契約をする前から、藍染めクロコの製品に名前をつける=ネーミングすることを考えていた。



「じゃがりこ」「どん兵衛」「シーチキン」「ぐるなび」「カラムーチョ」...etc。名前を聞けば、誰もがその商品を思い浮かべるネーミングが沢山ある。



「藍染めクロコと言えば、イシカワの○○○」となるネーミング。

メモとノートを持ち歩いて、思い付いたネーミングについての感想をまわりの人に聞きまくった。

でも、どれもシックリこない。



そこで、こういうことの相談をする時、最後の切り札にしているゲーム業界の大御所に意見を聞きにいった。


「俺はキャラクターの名前を考える時、いつも神話とか伝説的存在の名前を参考にしてるよ」

という助言をいただき、その場で一緒に考えた。



たどり着いたのが、古代エジプト神話。

その中にナイル川を守る神様 SEBEK(セベク)というクロコダイルが神格化した存在がいた。



会社のブランド Rio de piedraの製品や藍染めクロコはナイルクロコの革を使っているし、まさに相応しい名前に出会えた。


その名前を温めて持ち帰り峯松さんに伝え、次回のブランディングミーティングに備えた。
《続》