Rio de piedraで取り扱いをスタートした藍染クロコシリーズ。
定番商品の仲間入りをしたラウンド財布を、改めて紹介させてください。
まずはその2型ですが、
ではそもそも、何故クロコレザーは普通のレザーに比べて高額なのか?
クロコダイルは、世界でも限られた国、地域にしか生息していません。
そしてその国の養殖場で2〜3年(モノによってはもっと長く)育てられ、皮として空輸されてきます。(※現在クロコダイルは80%以上が養殖で育てられています)
ちなみに、クロコダイル(ワニ)は、
・皮は「レザーアイテム」として使われ
・肉は低脂肪高タンパクな食材として重宝され
・血液はエイズの特効薬としての研究材料になっていて
全身で使われない箇所がない、稀少で貴重な動物でもあるんです。
そして空輸されてきた「皮」が、鞣(なめ)し加工をするタンナー(鞣製工場)さんのもとで3ヶ月もの時間をかけて「革」に変化し、製品化されていきます。
このタンナーというのは世界中に20社しかない中で日本には6社あり、その技術は世界にも誇れるものなんです。
タンナーによって「革」となり、
各メーカー等で企画生産されて、
職人さんの手でメイドインジャパンの製品が、ようやく完成します。
Rio de piedraの「阿波正藍染クロコ」は革になった状態から、徳島の無形文化財にもなっている藍染職人さんの「技術」で染められて、こうして神秘的なブルーの製品…いや、もはや「作品」としてお客様の元へ届けられていきます。
本当はもっと細かく色々な工程があるけど、簡単にまとめると、
①原産国(パプアニューギニア、インドネシア、タイ等)で少なくとも2〜3年養殖
↓
②ワシントン条約に沿ったルールで輸入
↓
③タンナーのもと3ヶ月かけて「皮」から「革」へ
↓
④各メーカー、会社で製品化
↓
⑤職人さんの手で完成
…という流れでクロコ製品が誕生します。
そんな中、通常のクロコの倍ほどの値段のする藍染クロコ。
青の洞窟のような美しさがあり、
クロコの「イカつい」イメージがなく、
まわりの人から「何それ?」と言われる見たことのない希少性。
そしてメッシュの方に関しては、世界でも我がRio de piedraでしか手に入らない本当のオンリーワンです。
でも、値段や理屈を抜きにして「とにかくカッコいい」という方から、有り難くもオーダーをいただいております。
直接商品が見たい、という声もたくさんいただいているので、浅草の方に足を運ぶことがあれば、カフェに来るような感覚で、ぜひ会社に遊びに来てくださいね。
それか商品を持っていくので、僕の方までメッセージくださーい。