前に紹介させていただいて、僕個人へのお問い合わせも多かった藍染クロコ革。今日はもう少し詳しくお伝えさせてください。
「藍染」と言えばデニム、というイメージだと思いますが、「藍」というのはタデ科の一年草。
その葉や茎をいくつもの工程を経て発酵させ「すくも」という染料を作ります。2~3週間かけて醗酵させて、大きな甕(かめ)に入った土色の液にクロコ革を浸しては乾かす、という作業を熟練の職人さんが15回から20回繰り返すことで、藍色が染め上がります。
染め上げてからの作業は布や糸と革の違いで変わってくるのですが、ここまでの作業はデニムもクロコも同じ工程です。
藍染クロコは実は10年ほど前から着手されていたのですが、10年の試行錯誤を経て、ようやく染めの技法が安定するようになってきました。
イシカワの取り扱う藍染クロコは徳島県阿波地方で有名な「正藍染(しょうあいぞめ)」と呼ばれる伝統的な製法で染めています(他の地方の藍は「地藍」と呼ばれ区別されています)。
その染めの製法は1968年に「阿波正藍染法」として、県の無形文化財に指定されているんです!
「JAPAN BLUE」として世界に知られる藍の青を「阿波正藍染クロコダイル」として製品で表現しているのがrio de piedra(我が社のブランド リオデピエドラ)。
正藍染クロコの製品を取り扱っているのは東京で数社、ということは日本で数社...ということは世界で数社!!なので、胸を張ってオススメできるんです。
現在、藍染クロコで特注で製作中の商品は長財布、名刺入れ、カードケース、小銭入れ。
どれも完成までもう少しなので楽しみです。
(株)イシカワは浅草の浅草寺から徒歩3~4分の所にあるので、クロコダイルやエキゾチックレザーの商品を見たい!でも、なんとなく近くまで来たから…でも笑、、
浅草観光ついでにぜひぜひお気軽に遊びに来てくださいね~。
【(株)イシカワ】
東京都台東区花川戸2-11-14
TEL 03-3842-3046
※↓↓リオデピエドラ HP ↓↓
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