自己満足で書いていた沖縄旅日記の最終回。
沖縄本島は3泊4日じゃ全然足りないくらい、見所がたくさんある素敵な場所でした。
気軽に行けるリゾートアイランド、また気軽に行こう♪
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10月31日(火)
次は最後のマリンアクティブ、ボク一人でパラセーリングに初挑戦。
ボートに繋がったパラシュートで約30mの空中散歩…というのは、高所恐怖症のボクにとっては大きな挑戦。
怖いんだったらやらなくてもいいんだけど、現役を引退してから少し小さくまとまっている気がする自分の殻を破るためにも、やってみることにした。
船には他に、昨日沖縄で挙式を挙げたおめでたいご家族が一緒に乗船。
お母さんと長女さんが先に空に上がっていくのを見たお父さんがギブアップしかけたんだけど、お父さんは気持ちを取り直して二番目に次女さんとお父さんが空中散歩に飛んでいった。
ボクの順番は最後の三番目。
1人で飛ぶことになっていて、正直ビビってたんだけど、スタッフのお姉さんが、
「今日は風が強いんで、空中に1人だと軽過ぎて危ないんで、自分も一緒に上に行きます」
…という、頼もしいんだか不安にさせるんだかわからない言葉と共に、そのお姉さんと空へ。
ボートに引っ張られてパラシュートがフワフワ〜ッと空へ舞い上がり、少しずつボートが小さくなっていった。
思ったより怖くない…けど、思ったより高くまで上がっていく。
一緒に飛んでいる隣のスタッフのお姉さんに聞いてみると、
「今日はけっこう高く上げますねぇ。普段は50mくらいなんだけど、コレ60mくらいいってんじゃないですかねぇ」
⁉︎⁉︎⁉︎⁉︎⁉︎⁉︎⁉︎⁉︎⁉︎⁉︎⁉︎⁉︎⁉︎⁉︎⁉︎
30mって聞いてたのに、なんとその倍の60mって聞くと急に怖くなってくる。
ロープは150mくらいまで伸びるらしいけど、60m以上パラシュートが上がってしまうと逆にボートが危なくなるので、これ以上は高くならないみたい。
昔、凧上げでどれくらい高く上がるか面白がって凧糸をいっぱい結び付けて100m以上上げたことがあるんだけど、空中でその時の凧に申し訳ない気持ちになる。
急に風ががとても強くなってきて、パラシュートが下から上にグンッと持っていかれる瞬間が続き、冷静だったお姉さんまで「ヤバい、今日はかなり怖いかもです…。自分ももう降りたいですもん…」なんて言い出すもんだからプチパニック。
空中では足と腰で固定されているから手を離しても平気なんだけど、手を離したら後ろ向きに空に舞い上がってしまいそうな錯覚に陥り、ロープをず〜〜〜〜っと強く握り締め続けていたので、
約10分の空中散歩を終えてボートに降りてきた時には握力はおろか、しばらくは上腕まで力が入らないほどだった。
しかし何はともあれ、パラセーリングへの挑戦が無事に終了。
7000円を払って罰ゲームのような体験に自ら進んでやらなくても良い挑戦をしたことはきっと、この先 困難に直面した時に、個人的に役に立ってくれるような気がする。
ビーチで待ってくれていた娘と奥さんに、心からの安心の再会。
ビーチのベンチで、力の入らない腕と恐怖でドキドキしている心臓を落ち着かせながら、全然武勇伝じゃないパラセーリング体験記を奥さんに聞いてもらう。
次はカートに乗って奥さんが予約していたスパ棟まで送って、約1時間のエステの時間。その間は娘と2人でお留守番。
そういえばこの旅で娘と2人きりになるのは初めて。
普通のお父さんよりは、我が子と一緒にいる時間は長い方だと思うんだけど、楽しく上機嫌で遊べていたのは30分くらいで、後半の30分はお腹が空いてしまったこともあり、泣き続けてしまう。
娘を泣き止ますことが出来ずに途方に暮れているとサロンから電話があり、娘を抱っこ紐で前に抱いてエステの終わった奥さんをカートで迎えに行く。
エステ棟までの約5分、改めて赤ちゃんにとっての母親の存在の大きさを実感し、またいつも自分の時間なんて全く取れないほどに娘を大事にしてくれている奥さんに感謝の思いが強くなる。
さっきのパラセーリングの後とはまた違った再会の感動を果たし、「家族」が一緒に居られることの幸せを感じる。
エステの幸せな体験記を聞きながら一旦部屋に戻り、夕食のレストランへ。
今日の夕食はビュッフェにした。
カヌチャのビュッフェは沖縄料理もお肉もお魚も、とっても美味しくて大満足。
夕食を終えると、今日の夜がリゾート最後の夜になることが寂しくなってくる。
食事を終えてカートに乗ってホテルの敷地内をドライブしながら、旅の有り難い時間を振り返る。
今日でハロウィンが終わり、明日からはクリスマスの電飾に変わっていくようなので、イルミネーションが最後の夜を優しく照らしてくれているようだった。
最愛のパートナーであり親友の奥さんに加えて、最幸の宝物の娘 陽葵との家族旅行が何よりもの幸せに感じる。
次の旅行は海外に行くことをモチベーションにして、また毎日の精進を続けていこう。