深夜にスリランカに向かう時間まで、バンコクを散策できる自由な時間。

大好きな海外での時間を無駄にせずに過ごした日の後半です。


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9月1日(木)


すぐにワット・イントラウィハーンに到着すると…、



なるほど確かに黄金の仏像が立ってはいるけど、なんというか「それだけ」だった。

(多分だけど、きっとそうだろうな)って思ってたけど、やっぱり観光地にありがちな感じのやつだった。


帰ろうとして隣の建物の中を覗くと、オレンジの袈裟を着た沢山のお坊さんたちがお経を唱えていて、中に入るととても素敵なエネルギーに満ちていた。



端っこに座って、お坊さんたちのお経を聞きながら瞑想のように心を落ち着かせてみた。


海外に来て教会や寺院でゆっくりと今の自分と向き合う時間を作らせてもらうと、いつも必要な気付きが降りてくる。

今回の旅の残り時間のテーマや、日本に帰国してからのこれからのための、必要な気付きと出会える時間になった。



ワット・イントラウィハーンを後にして、まだもう少しだけ時間があったので、チャオプラヤー川を見たくなったし、まだ行ったことがないワット・アルンを目指すことにする。





もの凄い吹っかけをしてくるタクシーの運ちゃんと交渉&説得をしてワット・ポーまで行き、渡し船でワット・アルンへ。


対岸までの距離は矢切の渡しと変わらないくらいだからすぐ見えるんだけど、残念なことに足場が組んであって何やら改修中のようで、船に乗り込んだ時点で興味がなくなってしまう。




仕方ないけど、チャオプラヤー川を渡れて楽しいからいい。


対岸に到着して少しだけお散歩して、すぐに帰りの渡し船に乗って戻る。






世界遺産ワット・アルンとは縁がなかったみたいだけど…こんなこともある。



そろそろ家に戻ろうと、タクシーでサイアム駅を目指す。


タクシーの運ちゃんが日本の歌謡曲が大好きなようで、運転しながら自分のタブレットでお気に入りの曲をYouTubeで聞かせてくれる。



松田聖子や松崎しげるがお好みのようで、約20分間一緒に曲を口ずさみながらの楽しいドライブだった。


サイアム駅から電車に乗ってプロンポーン駅で降りようとすると、今日も土砂降りのスコールがやってきてしまったので、駅前の屋台で腹ごしらえをしながら雨宿り。




食べ終わる頃にちょうど雨が上がったので、歩いてオガの家を目指す。



17時半くらいに帰宅すると、オガはすでに帰宅していてスリランカへの準備は万端。


ボクも荷物の整理とシャワーを浴びて、




30分後くらいに待っていてくれた運転手さんの運転で、空港に向けて出発。


バンコク市内の身動きが取れないくらいの大渋滞を抜けて、無事に空港に到着。


オガと2人で飛行機に乗るのも海外に行くのも初めてなんだけど、やっぱりそんな気がしない。



それくらいどこにいても自然でいられる居心地のいい仲間なんだな、なんて思いながら飛行機に乗り込む。



スリランカへの到着は深夜0時。 どんな旅になるのかワクワクしながら、離陸を待つ。