ボクが試合で入場する時にかぶっている・・・かぶっていた、般若の面。







これは、無形文化財でもある とても偉大な能面の彫師さんの弟子になった、ボクの中学時代の親友が三年前に造ってくれたもの。









7年前くらいに、一番最初に作ってもらったナオキックTシャツも、青春塾のTシャツにもデザインされているのが般若。




これはもちろん、ボクがデザイナーさんにお願いしてデザインしてもらったんだけど、





ボクは何故か昔から、般若のフォルムが好きだった。









ちなみに「般若」というのは、もともとは智慧(・・智恵とは少し違う)という意味の仏教用語なんだけど、



一般的には“能" や“能面"の表情の一つ、


「嫉妬や恨みのこもった女性」


という風に理解されています。









「フォルムが好き」という以外に、彫り師の友達に造ってもらったときから、

「般若の面を造ってもらった意味」

を自分の中で探していたんだけど、なかなか見付からなくて、



ボクが最近の入場の時にかぶっていなかったのは、自分の中での「象徴としての明確な意味」が定まりきっていないのが、どうもシックリこなかったから。




ならば、その意味がしっかりと定まるまでは かぶって入場するのは止めておこう、と思っていたんです。








そして数日前 ボクの大切な人との会話の中で「なぜ般若の面に惹かれるのか?」っていう話題になって、


「“魔"が差さないように守ってくれているんじゃないかな?」


っていう言葉をもらいました。











“魔"が差さないように 守ってくれている










ボクにとってまさに「その通り」の答えでした。







ここでは書ききれないくらいの、深い・・深い意味と、思いが詰まった答え。









そうか......そうだったのか、






と、まさに腑に落ちる答えが見付かりました。









なんやかんやと、個人的な思いを書き綴ってしまったけども、、







今度の試合は、この般若の面をかぶってリングに向かいます。








最終調整もベストで仕上がりました。










あと、数日です。



















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