今日ももうひとつ更新♪






最近、親しくお付き合いさせていただいている総合格闘家の大山峻護さんから素晴らしい文章をいただいたので、ボクもみんなに読んでもらいたいと思ったので、紹介させてもらいます!



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「日刊スゴい人」

毎日
執筆者がかわる
天命発見マガジン
日刊スゴい人!

おはようございます。

本日は、
第537回の配信。

本日の
スゴい人は・・・

『日本の総合格闘技の草分け的存在“大道塾”の小さな巨人!』

◆加藤清尚様
メッセージ付き写真
↓こちら↓
http://sugoihito.or.jp/kato-537.jpg

幼少の頃から
身体を鍛え
心を鍛え
着実に強くなっていった。

そんな中、ラスベガスの
ある夜。
一瞬にして起こった大事故。

しかし、不屈の闘志で
再起を果たした。

さあ・・・
国際空道連盟大道塾
行徳・東中野支部長
加藤清尚選手の登場です!
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「失ったものは何も無い」

1歳8ヶ月で両親が離婚し
仙台の叔母の家で
育てられました。

子供の頃から
本当の子供じゃない事は
聞かされ
「ここにいつまで居れるのだろう」
という不安が常にあり、
自立した大人に早くなりたいと、
思っていました。

空手は
漫画を読んで興味を持ち
高校に入学すると同時に入塾。
ありがたいことに先輩にも恵まれました。
高校2年生の時に
最年少で代表に抜擢され
全日本デビューしました。

大学に入学し、
師匠の内弟子になりました。
大学には道場から通う生活です。
この4年間で格闘家としても
武道人としても鍛えられました。

精神と肉体のバランスが取れていない時期は
勝てませんでした。
練習だけではなく
日常生活をしっかり送る事が大切です。

大学4年で軽量級の試合で優勝しましたが、
無差別級でも優勝したいと思いました。

その後、
練習量を倍以上に増やし
無差別級でも優勝しました。

今度は、
世界の強豪と戦いたくなり
キックボクシングに転向。
イギリスのジムに
内弟子武者修行にいきました。

負けが続き
イギリスからタイへ、そして
ラスベガスへと
転戦していきました。

試合数を増やしルールも把握でき
UKFとWMTFという
キックボクシングの2つのタイトル
を獲得。

タイトルを取った帰国前夜。
ラスベガスで自転車に乗っていたら
猛スピードの車に正面から跳ねられ
アスファルトに突っ込みました。

右足の脛骨開放性粉砕骨折。
骨が皮膚から突き破り粉々に。
歯は全て折れ、
顔も骨がむき出しになり
40針縫いました。
首は鍛えていたので
奇跡的に問題ありませんでした。

医者は
足の切断を迫ったが
仲間達が止めてくれました。

右足の脛の骨は無い状態。
ふくらはぎの筋肉はお腹から移植しました。
当然、血管も移植。

1ヵ月半の入院で
大手術を5回受けました。

手術代 2300万もラスベガスの
移民に対する保障制度が適応され
払わなくてよくなりました。

紹介してもらった
日本のドクターから
「将来的に走れないし蹴ることもできない。」
と言われましたが気に留めませんでした。

病室には
鉄アレーやプロテインを並べ
毎日外出許可を提出し
病院からジム通い。

骨を作る為、
毎朝1mmずつ器具を回して
足を伸ばすのです。

その際、
神経も一緒に引っ張られるので激痛との
戦いが10ヶ月間続きましたが、
現場復帰にこだわりました。

事故から5年後に優勝。
怪我を理由にしたくは無かったのです。

事故で失われたものは何もありません。
骨は失われましたが
作りましたよ(笑

◆大道塾オフィシャルサイト
http://www.daidojuku.com/home/home.html












・・・スゴいね(^-^)







ボクが格闘技を始める前から知っていた加藤さん。




数年前に初めてお会いしたときも物凄く腰が低く、だけど芯が強い“男”の大先輩。






嘘みたいな、ホントのエピソード。






人間は「出来ない」って自分に言い訳をしてやらないだけだ、っていうことがいかに多いのか、って思わされるぐらいスゴい人。





こんなスゴい人がいるんだから、まだまだガンバれちゃうね。







おし、今度こそ練習に出発です(>_<)


(加藤さんには、もちろん許可をいただいて紹介させてもらってます♪)


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