今年の夏は本当に暑かった。いや、まだ日中は厳しい暑さが続いています。そんな中でも冨田麗香さんは精力的に路上ライブを開いてくれました。遅くなりましたが、そんな真夏の路上ライブ報告です。

■7月27日(土)vol.229

久々に夫婦で出かけました。時折ポツッとくる蒸し暑い天気でしたが、熱心なファンが集まり、「麗香ソング」を堪能しました。

 印象に残ったのは「つないだ手と手」。大阪・MOTHERS MILK時代のバラードで、歌うのは本当に久しぶりとのこと。「バンドがバラバラになりそうになった時、思いを歌にして1人で千日前(路上)で歌ってた。そうしたらメンバーがいつの間にか覚えてくれて」と思い出を語ってくれました。「Yes We Can」ではコーラスの声がずれてだんだん小さくなってしましました笑。

 4年間の大阪勤務から東京に戻ってほどない昨年7月20日、ドキドキしながら初めて国分寺に出かけました。それから1年。父が倒れたり、新しい会社での仕事で右往左往したり。そんな中、麗香さんの歌を聴くことで新しい出会いがあり、世界が広がりました。感謝の気持ちでいっぱいです。

・セットリスト

首飾/たんぽぽ/せいいっぱいの/展望台/うみのむこう/夕焼け/つないだ手と手

交差点/紅い花/あした/今宵の月のように

ヒカリ/スーパーヒーロー/Yes We Can/1143/笑える明日のために/私を照らす愛の歌/どこまでもつづく

 

・トピックス

夏のワンマンライブの余韻/パリ・オリンピック開幕/虫むし~騒動/UGUISSのビルボードライブチケット発売

 

 

■7月30日(火)vol.230

仕事が長引きダッシュで現地へ。20時5分到着。この日はカバーがやや多めの構成。チューリップの「サボテンの花」、玉置浩二さんの「メロディ」、JITTERIN'JINN、美空ひばりさんなど幅広く歌ってくれました。終盤はオリジナルの「ともしび」でしんみり。「どこまでもつづく」で大いに盛り上がりました。日中に雨が降ったためか、麗香さんの歌うベンチ周辺に虫などが出没。ファンのSさんが退治する場面も。虫にも暑さにも負けずライブ。本当にありがとうございました。

・セットリスト

夜空/サボテンの花/ラブ・イズ・オーバー/お月さん(ジェッタリンジン)/don't Let me down/SINKY YORK

青空/メロデイ/愛燦燦と

君のはやさで/タイトルなし/道しるべ/ストロボ/1143/雨上がりの夜空に/ともしび/どこまでもつづく

 

■8月1日(木)vol.231

大津の両親宅に戻る途上。配信で視聴開始。瀬田川沿いを走る路線バスの車窓を眺めながら聴いた歌。なんだか無性に心にしみました。90歳の父、84歳の母、58歳の自分。いつの間にか多くの年月が流れました。車窓の風景は全く変わっていないのに。

一方、ついこの間、生まれた息子はいつのまにか20歳になり、一人暮らしをしています。

 

・セットリスト

おなじ未来/海のむこう/Dear/らくがき

燃える涙(松山千春)/夏祭り(ジェッタリン・ジン)/大空と大地の中で(松山千春)/チャンス/誕生

ロージー/愛しい日々/ヒカリ/1143/スーパーヒーロー/ミライノオト/笑える明日のために/どこまでもつづく

 

■8月11日(日)vol.232

 まだ明るい18時スタート。夕凪の蒸し暑い国分寺駅前でしたが、麗香さんの歌声にひかれ,親子連れ,外国人ファミリー、酔っていい気持ちのおじさん、高校男子グループ。多彩な人たちが立ち止まって聴き入りました。

 定番のオリジナルソングで盛り上がった後のラスト。「今日はこの歌で終わりたいと思います」の言葉の後,「見上げてごらん 夜の星を 小さな星よ」。翌日8月12日は日航ジャンボ機が墜落した日。坂本九さんの命日です。1985年。大学1年生の夏休み。私はアルバイトで北海道にいました。国分寺の夜空に響く歌声。一気に心は39年前に。時は流れ,人は旅立ち、記憶は薄れても,歌は永遠。そんなことを思い出させてくれる路上でした。ありがとうございました。

 

・セットリスト

首飾り/夜空/夢/展望台

365日の紙飛行機/時代/悪女/家に帰ろう(竹内まりあ)/恋しくて(BEGIN)/雨のち晴レルヤ

らくがき/Milistone/重ねた時間/道しるべ/ストロボ/1143/笑える明日のために/どこまでもつづく

見上げてごらん夜の星を

・トピック

「みんなの国分寺」、パリオリンピック閉幕

 

■8月17日(土)vol.233

ステキなバラードが国分寺の夜空に響きました。ほんの少しづつですが,夏がすぎていくのを感じました。台風一過の蒸し暑い夜、熱心なファンが見守る中,前半はカバー曲。「ひこうき雲」(荒井由実さん),「カントリー・ロード」、「500マイル」「デイドリーム・ビリーバ」(日本語詞・清志郎さん)など。中でも静かに聴き入ったのが「涙そうそう」(BEGIN)。お盆も終わり夏休みもあと少し。「宿題いやだなあ」と思った小学生の頃を思い出しました。

 中盤以降はオリジナル。大切な命を失った悲しみと、生きる勇気を与えてくれたことに感謝する歌詞が印象的な「ともしび」。素晴らしかった。「送り火」の翌日にふさわしい歌でした。ラストは「ストロボ」「シャララ」「笑える明日のために」「どこまでもつづく」。怒涛のオリジナルラッシュ。手拍子・コーラス・かけ声で大いに盛り上がったあとの帰りの電車。ふと我に返えると月曜日から仕事。「ああ,行きたくない〜」。小学生の頃からあまり成長してない自分を発見しました。

 

・セットリスト

ひきうき雲/カントリーロード/500マイル/デイ・ドーリム・ビリーバ/青春の影/なだそうそう

あつい夜/うみのむこう/ヒカリ/ロージー/1143/ともしび/道しるべ/スーパーヒーロー/ストロボ

シャララ/笑える明日のために/どこまでもつづく

 

・トピック

お盆休みの終わり

 

■8月21日(水)vol.234

どうしても外せない会社の宴会(接待)=一説によると教育委員会の会合?ウソです笑=があり、残念ながら現地いけず。配信視聴も21時すぎから。UGUISS新曲「きみは夜の月」が発表された直後。お祝いムードの現地。いきたかったなあ。珍しく「ROSE」で終了したところにファンの方が現着。麗香さん「もう一曲、ぐるぐるやりましょう!」こういうところが麗香さんライブ、路上ライブの魅力です。ありがとうございます!

 

・セットリスト

ヒカリ/s/同じ未来

お月さん/交差点/僕が僕であるために/空も飛べるはず/

夜明け/愛しき日々/ワンダーワンダー/1143/笑える明日のために/ROSE/どこまでもつづく

 

・トピック

ラジオ出演、UGUISS新曲発表、ゲリラ豪雨で中央線遅延

 

■8月25日(日)vol.235

8月最後の日曜日スタートの18時はまだ明るく蒸し暑さを感じました。ですが、日が暮れる@@につれて、ときおり涼しい風が吹き、「猛暑だった今年の夏も終わりが近づいているなあ」と思いながら聴いているとーーー。

 「鈴虫すごいですね」と麗香さん。すぐ後ろの「コナラ」の木から「リーンリーンリーンリーン」と聴こえてきました。麗香さんが歌い始めると、刺激されたように「リーンリーンリーン」。「予期せぬコーラスだね」などと笑っていたら、歌の途中で突然、鳴くのをやめたり。うーん、なかなか気まぐれです。そんな楽しい雰囲気の中、1時間半あまり歌ってくれました。

 一番印象に残ったのは「遥かな人へ」(高橋真梨子さん)。昨年9月に表参道(当時)カバーライブと、その翌週の国分寺路上で歌ってくれました。それ以来、大好きな曲になりました。久々に歌ってくれて感激しました。そして終盤は、駅前の喧騒に負け時と、アップテンポなオリジナル曲「スーパーヒーロー」「ストロボ」「1143」「どこまでもつづく」でかけ声&手拍子。

 ベビーカーの乗った男の子が笑顔で手拍子したり。お父さんに抱っこされた女の子が静かに聴き入ったり。鈴虫がコーラスしたり。宴会の終わった大集団が近くで賑やかに記念写真をとったり。予想外のこともあったけど、なんか路上ライブらしくって、とっても楽しい一夜でした。ありがとうございました。

(鈴虫がいらっしゃった「コナラ」の木)

 

・セットリスト

夜空/展望台/せいいっぱいの/good Luck(ジェッタリンジン)

明日/やさしさに包まれたなら/TOO MUCH PAIN(ブルーハーツ)/遥かな人へ/ヘッドライトテールライト

遥か/重ねた時間/スーパーヒーロー/ストロボ/1143/どこまでもつづく

 

・トピックス

大声で話すおじさん、鈴虫、宴会直後の大集団