UGUISS40周年記念ツアーファイナル(追加公演)が6月13日、東京・原宿クロコダイルで開かれました。スタートから熱気にあふれ、メンバー5人と会場が一体となった夢のような2時間でした。最後にはリーダーの佐橋佳幸さんから、ファン待望の「(やめるのやめる宣言」。UGUISSの新たな展開に期待が大きく膨らむ素晴らしい一夜でした。

 

 この日は仕事を17時すぎに終えて千代田線明治神宮前駅から明治通りを10分ほど歩くとクロコダイルが見えてきました。

 すでに麗香ふぁんのTaさん、ゴルさん、Suさん、Seさん、ガレオンさん、ホワイトさんらがいらしていました。ちょっとしてYさんも登場。18時開場。

階段を下りると

ステージと

ワニさん

 

 席は指定されていました。麗香さんの赤羽ライブを企画したり、麗香さんがUGUISSと出会うきっかけの一つを作ってくれたUさんもいらっしゃいました。合わせてふぁん9人が同じ大テーブル(ビリヤード台?)を囲む形でした。

 5月21日の名古屋から始まり、22日大阪、30日渋谷とライブを重ねるごとに会場の盛り上がりもアップ。この日もふぁん9人、スタート前から熱気が高まります。

「麗香応援タオル」に

「麗香うちわ」。4たび登場です。

 

 予定より遅れて20時すぎ、オープニング「How Are You Doing?2024」が流れました。松本さん、柴田さん、kyOnさん、佐橋さん、そして麗香さんが入場。4回とも我々ふぁんのすぐそばを通ってくれました。感激!!もう立ち上がっていました。

 

 スタートがデビューシングル「Sweet Revenge」、続いて「Burnin City Lights」。一気にUGUISSの世界に引き込まれました。

 ここで佐橋さんのMC。麗香さんがボーカルを務めることになった経緯も、松本淳さんが楽しくお話してくれました。

 3曲目は「夏の終わる日~Before its too late~」。この歌では麗香さんがアコースティックギターを弾いてくれました。佐橋さんが、のちほど「UGUISS初のツインギター」と紹介してくれました。

 (このあたりから記憶があいまいになってます。すみません)

 続いて「Dear Little boy」「Lunch break」。佐橋さんのテクニックあふれるギターや松本さんの魂のドラムが響きました。

 ここで佐橋さんが、作詞家の福島浩さんのことを話してくれました。「小学生のころからの友達で、素敵な詞を書いてくれた。コロナで連絡をとっていない間に亡くなっていた。今聴いても感動する詞です」という言葉に続いて、「future」。

 

「人影のたえたホームの片隅で スーツケースに座り見上げた空の色」

「列車を待ちながら 本当に待っているのは なにかほかのものさ」

 

 何度聴いても素晴らしい。麗香さんの透明感のある歌声が心に沁みてきます。そして柴田俊文さんの美しすぎるキーボード。何度聴いても聴き惚れてしまいます。

 続く「ルート16」。kyOnさんの「4でしょ」のジョーク。妙におかしくて会場で一人受けてしまいました。この歌も福島さんの作詞。とにかく素晴らしかった。すごい迫力でした。音源が残されていないそうなので、ぜひ麗香さんのボーカルでリリースしてほしい。ふぁんとして切に願います。

 

 このあと柴田さん作曲の「この指とまれ」。この曲自体がとってもノリのいい楽しい歌で、合わせてメンバーが紹介されました。このタイミングだったと記憶しているのですが、大きなサプライズ!

 UGUISSの結成メンバーで、初代ボーカリストの竹内仁恵さん、シンセベース&キーボードの伊東曉さんが会場にいらして、紹介されたのです。ステージから、会場から、大きな拍手。お二人は笑顔で応えてくれました。40年以上の歳月をへて、こんな素晴らしい瞬間を共有されるなんて。この時のシーンを思い出すと、「ジーン」ときてしまいます。

 ちなみに竹内さんから、桑田りんさんをへて3代目のボーカルが山根栄子さんです。2012年に残念ながら他界されました。メンバー紹介では山根さんと福島さんのお二人も紹介されました。とっても大きな拍手。素晴らしく暖かい時間でした。

 

 「この指とまれ」では、シンセベース&キーボードにコーラスまでこなすkyOnさんのマルチぶりにも驚嘆しました。

 いよいよ後半戦。このあたりから会場はスタンディング状態。

「Lookin For Love」

「I Wanna Be A Superstar」

「Change」

 すごすぎる4人のミュージシャンのテクニックに乗って、ロックシンガー麗香さんが躍動しました。ステージから飛び出してしまうような迫力でした。

 あっという間に「最後の曲」。会場から「えーー」


「Cause Of Life」

 きっと天から山根さんも見守ってくれていた。振り返ってそう思います。


 アンコールの拍手が止まらず、再び5人が登場!大きな拍手。

この時、麗香さんは「応援タオル」を持って、会場に広げてくれました。ふぁん感激です!

 松本さんの楽しい「物販紹介」などのあと、いよいよファイナル!

「Love Can Be With You」

「Ball&Chain」

「Turn Up Your Raido」

 

 麗香さんが腕を突き上げる姿に合わせて

「ヘイ!ヘイ!ヘイ!」「オイ!オイ!オイ!」の声が会場に響きます。ワンマンライブでは定番のエールです。

 今回のツアーでは、最初の名古屋TOKUZOで米さんを中心とした麗香ふぁんが声を出したのが、大阪・渋谷・原宿へとつながりました。これぞ、米さんを筆頭に麗香ふぁんスピリッツ!

 「ヘイ!ヘイ!ヘイ!」の声を上げながら、「これで終わってしまうの~。もっともっと聴きたいのに!」と思いました。

 

 すると最後に二つ目のサプライズ!

佐橋さんが「なんか、UGUISS(これで)やめるの、やめようかなあ」。「マジ―!やったああ!!」大拍手。佐橋さんは続いて笑顔で「うん、SNSで拡散してくれていいから」。

 麗香ふぁんが待望していた「やめるのやめる宣言」。麗香さんボーカルのUGUISSがこれからも聴けるなんて!これ以上のプレゼントはありません。

 素晴らしい素晴らしすぎるツアーでした。

 UGUISS2024は続く。

 次の展開が待ち遠しい日々です。改めて佐橋さん、柴田さん、松本さん、kyOnさん、そして麗香さん。こんな最高の時間を本当にありがとうございました。