琵琶湖周航の歌

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40年ぶりにボートの大会に出場しました。

 

先週の日曜日(10月8日)に琵琶湖で開かれた「市民レガッタ」。高校時代の部活仲間5人で「OB・OGシニアの部」にエントリーしました。

 予選が5クルー中5位。敗者復活戦が5クルー中4位と、高校生の時のように力強く快調に漕ぐことはできませんでした。ですが、気持ちだけは一瞬、18歳に戻ることができた、ような気がしました。

 

 

琵琶湖とボート競技といえば「琵琶湖周航の歌」です。

 

「我は湖の子 さすらいの 旅にしあれば しみじみと」

 

古く大正時代(1917年)に出来た曲で、いろいろな方に歌われてきましたが、1971年、加藤登紀子さんがカバーして広く知られるようになりました。

 

この歌は、旧制第三高等学校(現在の京都大学)ボート部が琵琶湖を一周する訓練の途中、部員の一人が作った詩がもとになっています。

 

6番まである歌詞の中には

1番「志賀の都」

2番「雄松が浜」

3番「今津か長浜か」

4番「竹生島」

5番「比良も伊吹も」

6番「長命寺」

 

とすべてに琵琶湖ゆかりの地名が入っています。まさに滋賀県のご当地ソングなのです。

 

 

わずか3年足らずですが、琵琶湖でボートを漕いだ自分にとって、歳をとるごとにこの歌への愛着が強くなっています。

 同時に最近、故郷・滋賀への感謝の気持ちと愛情が強まっているのを感じます。


これも歳のせいなのでしょうか。