横浜のKAAT神奈川芸術劇場で4月23日に開幕した劇団四季のミュージカル

 

「オペラ座の怪人」を観劇して来ました。

 

 

 

 

初めて劇団四季の「オペラ座の怪人」を観劇した時の、あの感動と衝撃を

 

忘れられず、また行きたい、またあの素晴らしい歌声を聞きたいとずっと

 

思っておりましたので、横浜までは少し遠いですが、念願が叶い嬉しく、

 

とても楽しみに伺いました。

 

 

初めて観劇した時の感想は、ちらしのキャッチコピーの通り

 

「劇団四季のオペラ座の怪人は本当に凄かった~!!」でした。

 

(初めて「オペラ座の怪人」を観劇した時の感動のブログは、こちら →  )

 

 

 

 

二回目の観劇の感想は、ずばり

 

「劇団四季のオペラ座の怪人は何回見ても凄かった~!!」でしょうか?(笑)

 

また機会があれば、何度でも観たいと思っていますよ。



 

 

 

さて、自身の備忘録も兼ねて、簡単に今回の感想を。

 

 

本日のキャスト及び上演時間

 

 

 

 

 

 

アンドリュー・ロイド=ウェバーの台本・作曲に、演出はハロルド・プリンス

 

演出は世界共通との契約になっているのか、スタッフは、常に同じようです。

 

 

 

 

そして、本日のキャストは

 

 

 

 

開幕週でしたので、開幕当日と同じにて、ベストキャストかと思われます。

 

 

簡単なストーリーは、こちら↓(劇団四季HPより引用)

 

 

”1905年、パリ・オペラ座の舞台上。オペラハウスの所有物がオークションにかけられている。 車椅子の老人はその中の一つ、オルゴールに手を止める――。

さかのぼること半世紀、オペラ座の舞台では、オペラ『ハンニバル』のリハーサル中。
しかし華麗な舞台の外では"オペラ座の怪人"の仕業とされる謎めいた事件が続発していた。策を講じない支配人に腹を立てたプリマドンナのカルロッタは、オペラに出演しないと言い出す。

急遽代役に選ばれたのはコーラスガールのクリスティーヌ・ダーエ。
亡き父の贈り物"音楽の天使"にレッスンを受けたという素晴らしい歌声を披露し、舞台は大成功をおさめる。
そんなクリスティーヌをひときわ熱いまなざしで見つめる青年がいた。
ラウル・シャニュイ子爵は、美しく成長した幼なじみのクリスティーヌの楽屋を訪れる。

その夜、クリスティーヌは楽屋から忽然と姿を消した。
クリスティーヌの前に"音楽の天使"が現れ、オペラ座の地下に広がる神秘的な湖を進み、彼の隠れ家へと連れ去ったのだった。

"音楽の天使"を名乗って夜ごと彼女に歌を教えていたのは、愛するクリスティーヌをプリマドンナに仕立て上げ、自分の音楽を歌わせたいと願う"オペラ座の怪人"だったのだ――”

 

 

開演前の席からの舞台写真

 

 

 

 

舞台中央には、シャンデリアと書かれた布で覆われたものが

 

 

 

 

あの中のシャンデリアが、オークションが始まると姿を現し、舞台上にせり上がって

 

行くのかと思うと、楽しみですね。

 

 

本日の主要キャストは

 

 

 

 

主役のファントムは、清水大星さん

 

クリステーヌは、藤原遥香さん

 

ラウルは、宇都宮千織さん

 

 

佐野さんのファントムで、またあの甘く切ない歌声を聞きたかった身としては、

 

少し残念ですが、三人とも実力者揃いの方々にて、とても良かったです。

 

劇団四季のファンの方々のブログによりますと、


ラウルの宇都宮さんは初役ですし、一挙に世代交代が進んだという印象のようです。

 

こうして、若い実力者がどんどん出て来るのは、組織としてはとても良い事かと。

 

 

今回は、オーケストラピットがあり、生演奏なのも嬉しいですね。

 

プロローグのスタートです。

 

シャンデリアは劇場の構造もあるのか、上に上がるだけで、前回度肝を

 

抜かされたように前方にせり出して来ることはなく、それは少し残念でした。

 

しかし、シャンデリアと共に、オーヴァーツアーの曲が流れ始めただけで、

 

一挙に気持ちが上がり、最初から胸厚状態です(笑)

 

 

興奮冷めやらぬ状態にて幕が開き、華やかなオペラ座の舞台がスタートです。

 

オペラ座のプリマドンナのカルロッタは、前回と同じく河村彩さん

 

 

 

 

さすが、安定の貫禄と迫力ある美声で、本物のオペラのプリマドンナの様にしか

 

見えません。

 

オペラ「ハンニバル」のリハーサルも華やかで、楽しいです。

 

 

 

 

マダム・ジリーは、秋本みな子さん

 

ベテランでいらっしゃる?

 

確かな演技力で、役にぴったりです。

 

 

そして、クリスティーヌ役の藤原遥香さん

 

初めましての方ですが、とても情感が籠った歌い方で、私的には結構好きです。

 

 

 

特に、ラストシーン

 

前回はクリスティーヌの演技が今一つ胸に落ちませんでしたが、

 

後述しますが、今回はとてもしっくり感じました。

 

 

クリスティーヌと恋仲になるラウル役は、宇都宮千織さん

 

初役ですが、めちゃめちゃ歌が上手いですね。

 

ファントムに全く遜色ない素晴らしい歌唱力と存在感で、魅せてくれました。

 

 

 

 

ただ、二人の身長差が余りないのが、私的にはちょっと残念(;^_^A

 

面喰いとしては、多少歌唱力は劣っても、ラウルは、ハンサムで高身長、

 

見た目麗しい方が演じられた方が、絵になると言いますか(すみません・汗)

 

何と言っても、クリスティーヌが、迷う事なくラウルを選び、熱々の恋仲に

 

なっていく男性ですからね(;^_^A

 

でも、本当に素晴らしかったです。

 

いずれは、ファントムデビューもありなような?

 

 

そして、主役のオペラ座の怪人は、清水大星さん

 

声量と言い、高音の伸びと言い、本当に素晴らしく、もうもう脱帽。

 

特に、高音の美しさと迫力には、圧倒されます。

 

あの有名な「ファントムオブザオペラ」のシーンは

 

 

 

 

怪人の歌声の余りの迫力と美しさにもうもううっとりです。

 

 

 

 

クリスティーヌの藤原さんもね。

 

 

全体的に、メインの3人のレベルがとても高く、夫は、前回よりも、

 

今回の方が良かったと、かなり満足だったようです。

 

そうそう、今回は、地下への階段シーンもあり(前回は私達が階段を見過ごしたのかも

 

しれませんが・汗)、舞台装置も含めての感想です。

 

 

私も、全体的なまとまりや印象では、夫と全く同じ感想なのですが、

 

あくまで、個人的な趣味の問題として、

 

「ザミュージックオブザナイト」のシーン

 

甘いバラードで、怪人の歌声の美しさに、クリスティーヌの心を鷲づかみにする

 

曲です。

 

前述したように、高音の部分は、本当に美しくて、うっとりなのです。

 

 

 

 

が、低音の部分が、テノールなので音域的に少し弱いのかしら?

 

甘くうっとりするような感じではなくて、私的には少しがっかり。

 

ここは、男性と女性の感受性の違いもあるかもしれません。

 

女性はこのバラードで、クリスティーヌだけでなく自分自身も、

 

怪人の天使のような甘い歌声にうっとりと魅せられたいんですよ(;^_^A

 

あくまで個人の感想なのでごめんなさい(;^_^A

 

 

休憩を挟んでの、「マスカレード」のシーンの華やかさにも圧倒、魅せられます。

 

 

 

 

 

そして、地下の隠れ場でのラストシーンへ。

 

ネタバレになりますので、詳細は避けますが、クリスティーヌの演技に、

 

言葉にも行動にも全く出しませんが、ファントムへの温かな気持ちが感じられて、

 

前回はそこが不満でしたので、私的にはとても良かったです。

 

 

一方、ファントムは演出の問題もあると思いますが???

 

子供っぽくてかわいいという感想もありましたが、私的には、

 

もっと毅然とした怖さや哀しみ、立ち居振る舞いの美しさや気品を感じられるように

 

演じて欲しかったかしら。

 

その辺りが、少し不満でした。

 

あくまで個人的な感想ですので、悪しからず。

 

 

とは言え、総合的には、清水さんの圧倒的な歌唱力もあり、

 

劇団四季の皆様のレベルの高い素晴らしい歌声に、圧倒され、大感動

 

大満足の時間でした。

 

 

 

割れるような拍手と、スタンディングオベーションにて。

 

 

 

 

 

 

 

ご紹介のお写真は、劇団四季の公式ニュース↓より引用させて頂いています。

 

(舞台写真は、撮影阿部章仁氏、舞台稽古より)

 

 

 

 

おまけは、KAAT神奈川芸術劇場の写真

 

 

 

 

この吹き抜けをエスカレータで一挙に5階の大ホールへと上がっていきます。

 

 

 

 

大ホールM2階になるのかしら?

 

一階後方のホワイエ奥に、ビュッフェがあるのですが、この日は、

 

ビュッフェ営業はなく、全面が、劇団四季のグッズ売り場になっていました。

 

 

 

 

しかも、偵察に行きましたのは開演30分前ですが、既に、グッズ売り場は

 

長蛇の列にて、この時点では既に並んでも開演に間に合わないという事にて、

 

列に並ぶのは締め切りになっていました。

 

 

但し、パンフレットの販売は、専用の自動販売機があるようにて、

 

そちらは並ぶ事が可能。

 

パンフレット以外のグッズが欲しい方は、早めに行かれた方が良いかも

 

しれませんね。(あくまで開幕週の情報です。)

 

 

 

ついでに、劇場の地図も。

 

 

 

 

 

 

感動の素晴らしい舞台を、本当に有難うございました。

 

何回見ても感動的なので、機会があれば、是非また何度でも、

 

劇団四季の「オペラ座の怪人」を観に行きたいですね。

 

 

 

 

母の49日が迫っていましたので、暫くはぐっと我慢してこの感動を封印。

 

法要が無事終わって一段落後、ネットで検索したりして、「オペラ座の怪人」の

 

美しい歌声を探しては、聞き惚れて余韻に浸っていますよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お読みいただき、有難うございました。