元日16時10分に起こった能登半島地震
日を追うごとに、多くの犠牲者が判明(ブログを書いている時点で死者94人、
安否不明者は222人)
お亡くなりになった方のご冥福をお祈りするとともに、被害に合われた方に
心よりお見舞い申し上げます。
一刻も早く救助活動や支援・復興が進みますように、祈ってやみません。
そして、二日の17時47分に発生した羽田空港での飛行機衝突炎上事故。
地震の情報をとNHKのニュース番組を見ておりましたので、
リアルタイムで炎上するJAL機の映像に、とんでもない大惨事になるのではと
心配の気持ちで食い入るように画面を見ておりました。
全員脱出のテロップが出た時は、安堵の気持ちで、思わず泣いてしまいましたよ。
まさに奇跡の脱出だったと思います。
冷静に避難を誘導されたJALの乗務員の方々に、賞賛と感謝の気持ちで一杯です。
お亡くなりになられた海上保安庁の方々は能登への支援物資を届けに向かう
途中だったとの事、心よりお悔やみ申し上げます。
さて、昨年末の大晦日は、今年も家族揃って「お年取り」のディナーを頂きました。
「お年取り」とは、生まれ故郷信州に伝わる年越し行事の一大イベントにて、
一年の無事を感謝すると共に、数え歳で一つ歳を取る事を祝って一年のうちで
もっとも豪華な料理を食べお酒を飲む風習です。
おせちの用意もあり大晦日は超多忙にて、時間が余りありませんので、
一番豪華かどうかは甚だ疑問ですが、手抜きかつ雑に、そして猫の手ならぬ
夫の手も多少はかりて、遅めの宴の準備がなんとか完成しましたよ。
夕方急いで納戸を物色して、冷やしたシャンパンは、
ドゥーツ ブラン・ド・ブラン2009(約14000円)
パーカーポイント92点のヴィンテージシャンパーニュです。
グラスの画像を撮影出来ませんでしたが、程よく熟成が進み、色は濃い目のゴールド
重みのあるしっかりしたお味で、一口飲んで、素人の私達でも
「このシャンパーニュ、凄い美味しい~」とはっきりと分かるくらい、
美味しかったです。
お料理は、来年への反省も込めて、順番にご紹介していきますね。
①フィンガーフード二種
私の指示の下、味付け以外は(笑)夫作です。
上は、お馴染みのマスカルポーネチーズとハニーナッツ
下は、マスカルポーネチーズといくら
例年はフォアグラのテリーヌと煮林檎だったのですが、今回はフォアグラを入手する
時間がなく、いくらに不安はあったのですが、お正月食材で冷蔵庫に
ある事もあり使用しました。
私以外の家族全員は、いくらとマスカルポーネの組み合わせを、とても美味しいと
喜んで食べていました。
が、いくらとシャンパーニュって、カズノコ同様、生臭くてシャンパンに
全く合わない事が判明(^^;
まあ、味自体はとても美味しいので、シャンパンではなく、日本酒とかと一緒に
頂いたら、とても美味しくて合うと思いますが(反省その1)
②前菜の4種盛りプレート
奥は賑やかしのコーンポタージュ(帝国ホテル&札幌ホテルのミックス)と
シャンパーニュに合うと言われる苺
手前右は、北海道産地直送の特大牡丹海老のカルパッチョ 柚子胡椒ソース添え
牡丹海老の素材の良さにも助けられ、めちゃめちゃ美味しかったです
家族からも称賛の嵐にて、今宵の美味しさNo.2にランクインしました(笑)
そして下段左は、今宵の目玉のはずの、キャビア サワークリーム添え
今年は、楽天にて、初めましてのお店でキャビアを購入
イタリア産の白チョウザメの卵にて、ホワイトスタージョン
ここ数年は、アルカン輸入のフランス産のオシュトラキャビアを楽天の某ショップ
にて購入していましたが、以前より2000円以上値上げしていました。
夫に確認しましたら、フランス産でなくイタリア産でも良いのではないかと。
という訳で、2000数百円をケチったのが間違いの元(汗)
盛り付けは夫にお願いしましたので、気が付きませんでしたが、
食卓に着き、頂こうとしましたら、何だか変
妙に真っ黒で小粒ですし、大体下がうっすらと黒く染まっているではありませんか
皆様、改めて画像に注目して下さい↓
これって、黒い着色料が溶けだしていて、偽物の証拠なんです。
味も塩辛いだけで、明らかにキャビアの旨味がなく、美味しくないです。
家族皆は、「美味しいよね」と食べていましたが、私の目と口はごまかせませんよ
ショップの説明には、キャビア専門店
”小粒 キャビア最高峰ベルーガを彷彿させる色合い ダークグレーです”
”イタリア産100% 純正キャビア 白チョウザメの卵です”と書かれていました。
まさか、楽天のショップで堂々と偽物を売っているとは
すっかり詐欺られてしまいましたよ(とほほ)
今宵最大の大反省かつ大失敗でした(反省その2)
大阪のショップにて、口コミも4~5でとても良かったのですが
皆様も、騙されないようにくれぐれもお気をつけ下さいね
③前菜その2 真鯛とカンパチのカルパッチョ お馴染みコラトゥーラソースにて
④前菜3 ラ・フランスと生ハム ハーブ添え
(レモン汁とオリーブオイルをしっかりかけます)
シャンパーニュと合ってとても美味しいです
ラ・フランス(洋ナシ)と生ハムって、シャンパーニュととても合う事を、
今回改めて認識しましたよ。
シャンパーニュ無しの孫も、気に入ったようにて、今宵の料理No.3に
なんとランクインです(笑)
但し、ご近所スーパーで購入して来た二個入りのラ・フランス、
一個は全て腐っており、もう一つも、芯の周辺がかなり変色していました。
(だから盛り付けがいまいちなんです・汗)
ラ・フランスは、去年も腐っていて食べられなかったような?(反省その3
ご近所スーパーではもうラ・フランスは絶対買わない、成城石井で購入する事)
⑤前菜4 スモークサーモンと玉葱のマリネ
前日の晩(真夜中)に、おせちのお煮しめを作りながら、一緒に作っておきました。
夫盛り付けにて、今一つですが(;^_^A
お味の方も、シャンパーニュと一緒に頂くとぱっとしないと言いますか、
何だか今一つかしら(;^_^A
年が明けて、お節と共に頂いたら、玉ねぎが、塩辛いデパートのお節の
良い箸休めになり、美味しかったので、お節と一緒に食べるのがお薦めです(反省4)
それ以外に、野菜サラダと、右上↓に少しだけ写っていますのが、
成城石井で購入したトリュフチーズ(モンドールが売り切れていましたのでかわりに)
前菜は、全部揃ってこんな感じに完成しました。
では、ゆっくりとシャンパーニュを楽しみましょう♪
シャンパーニュの次は、やはり夕方大急ぎで納戸上の方から物色して、
冷やしておいた白ワイン
ムルソー2018/オリヴィエ・ルフレーヴ
悪くはないですが、ドゥーツが美味し過ぎて、少しかすんでしまったかしら?
そして、今宵のメインは、
⑥大吉商店の近江牛ローストビーフ
今年も高島屋経由にて、事前にお取り寄せしておきました。
とは言え、例年大吉商店の超美味しいローストビーフを食べていたのは、
二日に毎年顔を出していた息子。
娘達は、大晦日に、その時々の戴き物のローストビーフを食べていたのですが、
2023年1月3日に、少しだけ残った前日の切れ端を娘達に食べさせたところ、
「○○ちゃんだけに、こんな美味しいローストビーフを食べさせていたなんて
ずるい。私達も、大晦日に、絶対こちらのローストビーフを食べたい」と。
娘一家に、大吉商店のローストビーフの美味しさがばれてしまい(笑)
幸い今年は息子も来ませんしね。
という訳で、大晦日に登場した娘一家リクエストの大吉商店のローストビーフ
上説明書にもあるように、もっと丁寧に薄切りにすれば良かったのですが、
お腹を空かせた娘一家が、待ちきれずに到着。
娘「お母さんまだローストビーフ切ってなかったの?」
夫「何でも良いから早く切って食べよう!」と急かしますので、
こんなひどいカット状態になってしまいました(汗)
カットはひどいですが、美味しさには変わりなく。
孫を筆頭に娘も美味しい美味しいと、ハイエナのごとくどんどんおかわりして(笑)
遠慮気味の婿にも沢山頂いて欲しいので、私と夫は少な目にて
確かにどんな料理もかすんでしまうほどの美味しいローストビーフですね
という事にて、全員一致で今宵No.1の美味しいお料理に、なりましたよ(笑)
孫も含めて、皆食いしん坊で、気持ち良く食べてくれますし、特に美味しいもの
には、素直に歓喜を現わし「美味しい!美味しい!」と喜んで食べてくれますので、
料理を用意する方も張り合いがありますね。
わいわいがやがや賑やかかつ楽しく、大晦日のディナーを、家族揃って頂く事が
出来ましたよ。
有難うございました。
翌日元旦は、少し遅めの集合にて、お節をまた一緒に頂きましょう。
楽しい大晦日の宴でした。
お読みいただき、有難うございました。