先週の日曜日に放送されたNHKの大河ドラマ「どうする家康」
伏見城を枕に討ち死にする鳥居元忠のシーンに、思わず涙した方も多いのでは?
番組最後の紀行巡礼において、「養源院」にある伏見城の遺構の血天井が、
紹介されていました。
それを見ながら、昨年紅葉の京都観光にて訪れた「源光庵」の血天井を
思い出しましたので、ご紹介しようと思います。
その前に、先ずは「源光庵」の美しい紅葉のご紹介から
源光庵は、京都の鷹峯にある1346年に開山した曹洞宗の小さな寺院
最近流行りの額縁もみじが楽しめる寺院として、とても人気があります。
京都の地理は良く分かりませんが、北の山側方面に位置し、交通の便は結構悪いかも
駐車場も大変狭く、紅葉シーズンは混雑を避ける為、駐車場は使用禁止になります。
私達は、当日貸し切りの観光タクシーにて源光庵近くまで送って頂き、
私達だけ下車して、源光庵にお伺いしました。
参道を進み
山門をくぐって、中へ入ります。
多分本堂のお写真かと↓
本堂入口にて靴を脱ぎ、本堂内へと入ります。
有名な額縁もみじのお部屋の長い行列を横目に、本堂廊下を奥に進み、
先ずは、奥のお座敷に。
廊下から、本堂裏の庭園を臨みます。
パンフレットによりますと、本堂裏は北山を借景とした枯山水のお庭だそうです。
晩秋のこの日は、見事な紅葉の景色が広がっていました。
散りもみじの絨毯も美しいです。
本堂裏庭の紅葉を楽しんだ後は、再び手前の広い座敷に戻り、
本命の額縁もみじの行列に並びましょう。
斜めからですが、本堂のお座敷はこんな感じ↓
角窓と丸窓の二つの窓が、裏庭に面して並んでいます。
長蛇の列でしたが、昨年はまだインバウンドも本格化していず、行列は日本人のみ。
それぞれ数枚のお写真を撮影して、次の方に譲りますので、思った以上に時間が
かからず、直ぐに順番がきました。
角窓は、「迷いの窓」と呼ばれ、生老病死の四苦八苦を表しているとの事。
お次は、丸窓
丸窓は、「悟りの窓」と名付けられており、
円形に「禅と円通」の心を現わし、円は大宇宙を表現するとの事
それなりに美しかったですが、鷹峯は市街地より少し寒いので紅葉が早く進み、
最盛期を少し過ぎてしまったようです。
HPによりますと、最盛期はこんな見事なもみじの景色になるらしいです。
皆様、額縁もみじのお写真を撮影後は、満足してお帰りになっていましたが、
私達は、事前に、観光タクシーの運転手さんより教えて頂いていましたので、
本堂廊下の血天井も拝見しました。
西日で外が明るい事もあり、肉眼では黒い天井にしか見えず(;^_^A
良く分かりませんが、取りあえず、血天井のお写真を撮影しました。
アップにもしてみましたが、足跡や手形は見つけられず(;^_^A
HPから画像をおかりしました。
こんな足跡もくっきりと残っているそうです。
Wikipediaによりますと、伏見城遺構の血天井は、源光庵以外に、以下の寺院に
残されていると伝わっているそうです。
紅葉も含め、寺院の詳細やお写真は、公式HPをどうぞね → 源光庵HP
山門を出て、タクシーの運転手さんに連絡。
山門外にも、綺麗に紅葉した木々が何本かあり、お向かいの車が来るまで、
楽しめます。
小さい寺院でしたので、お迎えを待っている時間も含め、約20分弱の所用時間。
念願の額縁もみじも堪能出来て、大満足のひと時でした。
有難うございました。
この後、直ぐ近くの「光悦寺」も参拝後、鷹峯の山を下ります。
川沿いの下り道が、とても狭くて急な悪路で、驚きましたよ。
素人の運転手ならちょっと怖いかも。
そして、この鬱蒼とした狭い山道の傍らに、「アマン京都」があり、
余りの辺鄙な場所で、こちらの方がもっと驚きましたよm(__)m
急に寒くなりましたね。
今週末は、一泊二日で近郊の山に紅葉狩りに行く予定ですが、
お天気が心配ですよ(;^_^A
お読みいただき、有難うございました。