またまたお久し振りの更新になってしまいました。
高齢の両親の事で忙しいのもありますが、意図せずにWindows11にアップデート
してから、何故かパソコンの調子が悪く、トラブル続き
マイクロソフトフォトも不具合続きで動きませんし
そんな訳で、なかなかブログが書けない状態が続いていますよ
さて、今月末で切れるJALクーポンがありましたので、The Okura Tokyo
ホテルオークラ東京の鉄板焼きレストラン「さざんか」にて、
ディナーを頂いて来ました。
鉄板焼き「さざんか」は、The Okura Tokyo プレステージタワーの最上階
41階にあります。
高層階専用エレベータにて一挙に41階へ。
エレベータホール下りた辺りに、各レストランのスタッフが待ち受けていらっしゃり
お写真を撮影する間もなく(笑)、あっという間に鉄板焼き「さざんか」へと誘導
レセプションにて予約名を告げ、店内のお席にご案内頂きました。
(↑店内写真は、公式HPよりお借りしています)
上記のお写真のように、店内は、最大7名程のコの字型のカウンターが、
窓際に面して、ずらりと配置されています。
各カウンターには、それぞれ専任のシェフ
私達のカウンターには、既に左右のお席に、二人組の先客がそれぞれいらっしゃり、
私達は、ちょうど窓を正面に臨むお席でした。
テーブルセッティング
着席した途端、いきなり正面の鉄板に大きく炎が上がって、飛び上がりましたよ(笑)
右側のカップルのお肉料理をまさに焼いている最中だったようです。
私達のカウンターは、ソムリエから料理人に転身され、焼き歴10年の
脂の乗ったキャプテンシェフが、担当して下さいました。
先ずは、夫はビール(1800円)
私は、グラスシャンパーニュ(3300円)で乾杯です。
グラスシャンパンは、オークラ名物のポメリーブリュットエイジングマグナムです。
マグナムの大きなボトル^^
この日は、夕方にかけて一時雷雨に見舞われましたが、
運が良いことに入店する頃には雨も止み、晴れ始めており眺望もぱっちり。
レストランのHPに、最上階の素晴らしい眺望をお楽しみ下さいとありましたので、
期待していたのですが、残念ながら、レストランサイドは、代々木方面に
面していて、そこまでではなく(;^_^A
とは言え、お席からは、ちょうど代々木のドコモタワーが正面に臨めましたよ。
帰宅時にエレベータホール奥反対側の景色をぱちり(これはどの方向かしら?)
帰宅後、フロアマップで確認しましたら、東京タワー方面は、
41階にある宴会場が全てを占めているようです。
「さざんか」のディナーのコースは、薄切りリブロースの月21000円から始まり、
星23000円、光25000円、鮑または伊勢海老も楽しめる天42000円
特選神戸牛と鮑を楽しめる一番お高いコースの62000円までと、多岐にわたります。
それ以外に、今回は、ガーリックライスの変わりにイクラと雲丹ご飯を頂く
北海道フェア35000円のコースもありました。
私達は、光25000円コースをオーダーしました。
では、お食事のスタートです。
①前菜
白身魚のエスカベッシュ
白身魚は確か真鯛だったような?(覚えていたのですが実家の事で頭が一杯で
すっかり忘れましたよ・汗)
②さざんかサラダ
オークラ名物さざんかサラダって、何かしらと思いましたら、
たっぷりのクラゲが乗って、下はキャベツの千切りがメインのサラダでした。
シェフの話では、ホテルの建て替えに当たり、伝統のさざんかサラダを
リニューアルしようと、ミニトマトやレタスを加えたりメニュー開発を
色々試みたのですが、やはり、昔ながらのこのシンプルなキャベツとクラゲの
サラダが一番良いという事で、伝統のさざんかサラダが残ったそうです。
ドレッシングの味が主張せず、キャベツの千切りだけの方が、クラゲのしこしこ感が
生かせて美味しいのかもしれませんね。
この辺りから、そろそろ、オーダーしていたボトルの赤ワインを頂きましょう。
冒頭、ワインリストを見ながら、今宵頂くワインのボトルをセレクト
さすが、ホテルオークラ東京、どのワインもかなり良いお値段でした。
その中で、比較的リーズナブルなお値段で、お魚にもお肉にも合うピノノワール
かつ好みのブルゴーニュの赤ワインをチョイスしました。
ブルゴーニュ・ヴォーヌ・ロマネ(28000円)
このお値段で、ワインリストの中では、かなりリーズナブルな方ですよ。
細かな銘柄は、エチケットが隠れていて不明ですが、
さすがホテルオークラセレクトだけあり、とても美味しいワイン
バランス良く、好みのお味で、とても美味しいピノノワールでした。
③車海老、蟹、帆立
三品乗っているお写真を撮り損ねてしまいました(;^_^A
車海老は、時間をかけて、じっくりと火を通していきます。
因みに、光と星のコース2000円の差は、お安い方は③が魚と蟹、光は、魚の変わりに
帆立と車海老と蟹で2000円高くなります。
一挙に17000円高の天コースは、③が鮑または伊勢海老、かつ牛肉が
特選和牛から銘柄牛にランクアップという差のようです。
さて、焼き上がりました。
軽くレモンを絞り頂きます。
身と分けて焼いた海老味噌の詰まった頭の部分(左側)が、苦みが合って美味。
帆立が、ミディアムレア加減で美味しいです。
④季節の焼き野菜
シェフが、ワイン好きの私達の為に(ソムリエシェフのお話では、
ワインが好きな人は一様に食べ物の味や調味料にもこだわるのだそうです)、
上の飾り塩ではなく、ゲランドの美味しいお塩(↓右下)を特別に
ご用意下さいました。
私もゲランドの塩愛用者ですが、旨味成分のミネラルがたっぷりで、
やはり美味しいですね。
お野菜の焼き加減もとても良く、美味。
特に、玉ねぎとお茄子がとても美味しかったです。
数年前に伺ったお台場の某ホテル、眺望は抜群でしたが、お味の方は
とても残念だった鉄板焼き店とは、まさに月と鼈。
焼き方もですが、やはりお塩は重要ですよね。
この時点で、既に満足感が一杯ですよ(笑)
さて、いよいよメインの牛肉です。
⑤特選和牛フィレ(130g)または特選和牛サーロイン(180g)
私達は、両方を選び、二人で半分ずつシェアする事にしました。
今宵の特選和牛
サーロイン180gが薄すぎて驚きましたが、まあこんなものでしょう。
因みに、私達の左側は、かの国からの旅行者と思しき父と若い息子の二人組。
恐らくアラカルトで頼んだと思える素晴らしいステーキ肉2枚が、
私達が入店した時から、既にお皿に乗っていましたが、あの量は一切れ
300g以上はあったと思われます。
一切れ一体いくらなんでしょうか???
本当にお金がおありなんでしょうね。
シェフとは英語でコミュニケーションを取っていましたが、
二人とも小声で会話をしていて、とても上品な雰囲気でした。
この時点では、もうお帰りになっていらっしゃいましたが、一般的なかの国からの
団体旅行者のイメージとは全く違っていて、とても上品で驚きましたよ。
因みに、右側のカップルは、結婚式の一周年のホテルからのお祝い特別メニュー
ショートコースだったのかしら?
私達が入店して30分も経たないうちに全て食べ終わって、お帰りになられました。
さて、お肉を焼いていきます。
端の脂身の箇所は切り離し、ガーリックライスの味出しの為に、取っておきます。
あっという間で、ピントが全く合っていない見せ場(^^;
さて、お肉が完成しました。
上三種類のたれ(左から胡麻、ニンニク醤油、おろしポン酢醤油)を
お好みで付けて頂きます。
焼き方は、ミディアムレアでお願いしました。
奥がサーロイン、手前がフィレです。
私は、ポン酢醤油にニンニクのスライスをお肉に乗せて
サーロインと赤身の強い本日のフィレ肉、交互に頂くとちょうど良い感じ。
たれも、焼き加減も程よく、美味です。
ヴォーヌ・ロマネとも合って、美味しい~
美味しいワインと美味しいお肉、至福のひと時ですね
暫く空席になっていた右側のお席には、妙齢のヨーロッパ系と思しき
ご婦人お二人が見えられていらっしゃいました。
先に食べ終わった夫が、話しかけて(;^_^A
ポルトガルからの旅行者だそうです。
どうして日本に旅行に来られたのかお伺いしましたら、
お一人のご主人様が日本人だとおっしゃっていました。
彼女達も私達と同じコースをオーダーされて。
⑥ガーリックライス 味噌椀 香の物
右側は、先程のお肉の端切れを細かく切って焼いたもの
玉子にたっぷりのガーリックも加えて、完成しました。
ガーリックライスも、田舎味噌のお味噌汁も美味しいです。
左側のお席には、常連さんと思しきお年を召した男性がお一人で。
この辺りで、私達は、シェフに別れを告げ、デザート用のお席へと移ります。
担当シェフには、お名刺も頂きました。
美味しかったです。
本日は当たりのシェフで、良かったです(笑)
有難うございました。
デザート席
⑥デザートは、数種類のメニューの中からチョイスします。
アイスクリームを食べたかったので、
夫はアイスクリームとフルーツの盛り合わせ
私はクレームブリュレとアイスクリーム
⑦食後のお飲み物は、夫はコーヒー、私は紅茶にしました。
以上でお食事のご紹介は、終わりです。
お会計は、光コース25000円x2に、ミネラルウォーター(1100円)
ビール、グラスシャンパン、ヴォーヌロマネ(28000円)も加わり、
85000円強(税サービス料込)でした。
トータルで、4階の山里の鮨カウンターで、お鮨と日本酒を頂いた時と、
同じくらいかしら?
好みの問題ですが、私は、ワインが好きですし、接客が圧倒的に、
「さざんか」の方が感じが良かったので、4階のお鮨よりは、さざんかの方が
好きかな?(あくまで個人の感想です・汗)
料理の味だけでなく、接客の質も、レストランにはとても重要な要素だと
感じましたよ。
満席ではありませんでしたが、平日にもかかわらず、次から次へと
お客様が絶えないところを見ても、やはり顧客満足度は高いのかしらと思います。
大満足の楽しい晩になりましたよ。
美味しかったです。
ご馳走様でした。
有難うございました。
お読みいただき、有難うございました。