一泊二日の旅に出掛けていた事もあり、ブログの更新が少し滞ってしまいました。

 

その間もお越し下さった皆様、有難うございます。

 

ぼつぼつですがまた皆様の所にもご訪問し、いいね!もお返しさせて頂きますので、

 

今後もどうぞ宜しくお願い致します。

 

 

 

 

 

さて、冬の終わり、梅の開花便りが届く頃、神楽坂にある石かわグループの

 

日本料理店「愚直に」に、お伺いしました。

 

今回も、サントリーホールでのクラシックコンサート終わりにて、

 

二巡目の予約での訪問です。

 

 

 

 

9時半過ぎの来店でしたが、カウンターは満席で、とても賑やかです。

 

ミシュラン一つ星を獲得すると、客層も少し変わるのかしら?

 

俗にいうフーディーらしきご一行様もいらっしゃり、驚きましたよ目

 

 

さて、先ずは、大塚将人大将にミシュラン一つ星獲得のお祝いを述べてクラッカー

 

私達も、いつものように、グラスシャンパンとビールで乾杯です生ビールシャンパン音譜

 

 

 

 

 

時期的に、晩冬?早春?

 

冬の名残と春のはしりの両方の食材を味わえるのではと、楽しみに伺いました。

 

 

①先付は熱々の餡かけ

 

蟹真薯と蕗の薹 蟹出汁の餡

 

 

 

 

奥は蟹真薯 真薯と言っても、練り物無しで蟹のむき身を揚げたもの。

 

揚げたことにより蟹にコクが出てこってりとしていて、とても美味しいですピンクハート

 

手前の蕗の薹も熱々かつ、独特の苦みに春の訪れを感じます。

 

 

 

 

餡は、蟹の出汁を使ったあんにて、熱々のあんと一緒に頂くと、とても美味ラブラブ

 

外が寒かった事もあり、最初に熱々の料理を頂き、体が温まって、良かったです。

 

 

②カラスミ餅

 

自家製の半生のカラスミに、熱々焼き立てのお餅をサンドして、海苔を巻いて

 

手で頂きます。

 

 

 

 

熱々のお餅の熱で、半生のカラスミが更にとろりとして、

 

カラスミの旨味と塩味がお餅と合って、とても美味しいです。

 

 

 

 

グラスシャンパン(ビールも)等泡にも合って、とても美味しかったです。

 

 

 

シャンパン(ビール)の次は、日本酒を白ワイングラスで。

 

14代の純米吟醸本生(生酒)を頂きました。

 

 

 

 

 

次のお料理とも合って、美味しい日本酒でした。

 

 

 

③お椀

 

フグの白子と菜の花

 

 

 

 

フグの白子に薄く塩を振り焼いたものに、手前は春を感じる菜の花

 

 

 

 

お出汁は北海道の甘い牛蒡を使ったすり流しです。

 

こちらのお椀も熱々です。

 

 

 

 

熱々の白子をほぐしながら、甘味のある牛蒡のすり流しのお出汁と一緒に頂くと、

 

とても美味しいですハート

 

14代とも合って、なんて美味しいんでしょうかラブラブルンルン

 

 

 

④向付 おつくり1

 

フグ刺しと鮟肝(あんきも)

 

 

 

 

甘みのあるフグ刺しは、柑橘を絞った果汁とお塩で、先ずはシンプルに

 

フグ刺しの味を楽しみます。

 

少し厚めに切ったふぐ刺しは、調味料はほんの僅かで頂くと、

 

甘みがあり、とても美味しいですハート

 

 

 

 

手前のあん肝とポン酢醤油のジュレを単独で楽しんだり、

 

ジュレの奥は、ふぐ皮ですので、ふぐ皮とジュレやあん肝と楽しんだりとラブラブ

 

美味しくて、14代と共に頂くと、まさに至福のひと時です音符

 

 

 

お次の日本酒は、新政No.6 純米大吟醸生原酒

 

 

 

 

新政NO.6 純米大吟醸 x-type 生原酒

 

新政NO.6の最高級モデルだそうです。

 

 

 

 

元々新政NO.6って、なかなか手に入らない貴重なお酒なのですが、

 

ブログを書くに当たり確認しましたら、こちらのお酒、プレミアムが付いて、

 

楽天等では飛んでもないお値段になっていて、とても驚きましたよ。

 

 

普通の日本酒とは少し違い若干の癖がありますので、人によっては苦手な方も?

 

酸味があり、でも甘味とのバランスが良く、白ワインのようなお味で、

 

私は美味しかったです。

 

 

 

⑤おつくり2

 

寒鰆の炙りと大根おろし

 

 

 

 

脂の乗った寒鰆の皮目をパリっと炙り、身は限りなく生に近い絶妙な火入れ。

 

皮目を香ばしく炙ったことにより、より鰆の身の甘みが増して、美味しいです。

 

 

 

 

大根おろし醤油で頂くて、とても美味ピンクハート

 

新政No.6とも合って、大変美味しく頂きました。

 

 

 

⑥焼き物

 

甘鯛の炭火焼き 野菜チップス? おろし大根添え

 

 

 

 

脂の乗った甘鯛を、鱗はパリッと、中はしっとりと、炭火で焼いたもの。

 

 

 

 

皮目はパリッと香ばしく、中身はジューシーでしっとり

 

さすがと思う火入れにて、とても美味しいですピンクハート

 

新政No.6と共に、とても美味しく頂きました。

 

 

次の日本酒は、而今(じこん)の純米吟醸を頂きました。

 

 

 

 

 

間違いのないお味で美味しいですね。

 

 

⑦更科蕎麦

 

 

 

 

今宵の更科蕎麦は、青菜(わさび菜?菜の花? ← 酔っぱらって何だったか

 

記憶がなく・汗)を茹でたものと何かの実と一緒に、さっぱりと頂きます。

 

 

 

 

お口直し的につるんと、あっさり、お蕎麦は美味しいですね。

 

 

⑧蓋物

 

猪のみぞれ鍋と九州産の筍

 

 

 

 

お写真では余り分かりませんが、猪は脂肪分の多い柔らかな部位です。

 

猪の脂が溶け込んだみぞれ鍋の出汁が、とても美味しいですハート

 

 

 

 

美味し過ぎて、九州産の新筍がすっかりかすんでしまうくらい(笑)

 

猪のみぞれ鍋が、美味でした。

 

而今とも合って、美味しく頂きました。

 

 

⑨お食事

 

本日のご飯は、ゆり根の炊き込みご飯

 

 

 

 

青味は芹だったような?

 

 

 

 

焼き油揚げのお味噌汁(信州味噌)と香の物と共に。

 

 

 

 

よそっていただいたご飯の上に、稚鮎の釜揚げ↓を

 

 

 

 

お好みの量をかけて、頂きます。

 

稚鮎の釜揚げは、見た目は、大き目なしらすのように見えますが、

 

稚鮎ですので、シラスとは違い、鮎独特の苦みが少しだけします。

 

その苦みが良いアクセントになり、芹の香りと共に、大人のお味

 

美味しいご飯でしたピンクハート

 

 

 

 

因みに、残ったご飯はお土産↓に戴きました。

 

冷蔵庫に保存、翌日軽くチンして食べましたが、美味しかったです。

 

 

 

 

 

⑩デザート

 

アイスクリームとイチゴ はちみつ 小豆餡

 

 

 

 

⑪食後のお飲み物はお煎茶(お食事の時はほうじ茶が出ます)

 

 

以上で、早春のお料理のご紹介は終わりです。

 

9時半に入店した時は、満席で賑やか、中にはフーディーらしきご一行も

 

いらっしゃったりと、お馴染みさんばかりだったいつもと雰囲気が違い、

 

少々戸惑いました(;^_^A

 

が、やがて徐々に皆様お帰りになり、最後は大将とお話をしながら、

 

美味しいお食事と美味しいお酒をゆっくりと楽しめて、今回もとても楽しく

 

かつ、口福なひと時でした。

 

 

 

お寿司屋さんで高級ネタを頂くのも良いですが、お料理(つまみ)のレベルは

 

雲泥の差ですし、カウンターで、出来立ての料理を最高のタイミングで頂く

 

割烹料理の醍醐味は、他には変えられない魅力ですね。

 

ご馳走様でした。

 

とても美味しかったです。

 

有難うございました。

 

 


ご参考までに、前訪問時(秋の料理)のエントリーはこちらから → 

 

季節によって旬のものが違いますので、色々な季節感のお料理を味わえるのも、

 

日本料理は良いですね。

 

 

 

 

 

 

 

お読みいただき、有難うございました。