最近小康状態にて随分元気になり、ほっとしていた実家の母ですが、
先週転倒して背骨を骨折、救急車にて緊急入院しました。
コロナの影響もあり住んでいる自治体の病院にはベッドの空きがないと拒否され、
結局隣の隣の市の病院に、なんとか夕方入院出来たのもつかの間、
入院と同時に、10日で退院して下さいと言われ
現状骨折にて全く動けず、寝たきり状態に突然なってしまったまま、
リハビリを受けられる転院先も、リハビリの老健施設も全く空きがなく、
ほとほと困り果てています。
そんな訳で、先週に引き続き、度々地方の実家通いになりそうにて、
ブログの更新が滞ったり、いいね!のお返しも出来なかったりしそうですが、
暫しお許し下さいませ。
さて、自身の備忘も兼ねた年末年始のお家ご飯の記録のご紹介
もう少しお付き合い下さいませ。
元旦の夜は、大まかなメニューは例年通りですが、以前から少し不満があった
デパートで注文していた元旦夜用のオードブルお節を、思い切って止め、
ネットの冷凍お節に、初挑戦してみましたよ。
色々迷いましたが、今回注文したのは、
リンベルで扱っていた恵比寿のレストラン ヒロミチのフレンチおせちです。
シャンパンや白ワインに合うようにというコンセプトが、我が家にぴったりです。
年末30日の午後、冷凍お節が自宅に配送されました。
中を開けますと、カチカチに綺麗に凍っています。
本来でしたら先ずは冷凍庫で保存し、大晦日に冷蔵庫に移動させ、
丸一日かけて解凍をさせるのですが、冷凍庫が一杯の為、大急ぎで最初から
冷蔵庫に入れました。
冷蔵庫の温度が上がらないように気を付けながら、元旦夜まで冷蔵保存し
自然解凍を待ちます。
元旦ディナーのもう一つのメインメニューは、例年デパート経由で年末に
お取り寄せしている、滋賀一湖房の鴨ロース煮(冷蔵)
今年は少し奢って、プレミアム合鴨ロースをお願いしました。
野菜の補給に、ほうれん草のお浸しを足した以外は、夜ご飯は、
鴨のロース煮を薄くカットして、薬味を用意するだけですので、楽ちんです^^
鴨ロースの薬味は、カイワレの下は、例年さらし玉葱だったらしいのですが、
勘違いして、今年は白髪葱を用意してしまいました(;^_^A
これが辛くて大失敗
写真だけでは記録にならない事が判明しましたので、薬味の記録を残しておきます。
お皿には、玉ねぎの薄切りとカイワレ、別皿に、お好みで、大葉と、茗荷の千切り
それ以外に、お好みでチューブの生姜等、秘伝の煮汁のたれと共に頂きます。
間違っても、来年の私、白髪葱にはしないようにね(;^_^A
鴨ロースのカットが完了した頃合いで、娘一家が到着しました。
一人だけ先に着席し、フレンチおせちのメニューを見ながら、
どれから食べて行こうかと、じっくりと作戦を練っている食いしん坊の娘(;^_^A
メニューは、図解もあり、とても分かりやすいです。
冷凍お節は、初めての経験にて、正直どきどきしましたが、
上手に解凍出来たようです。
メインのフレンチおせちと鴨ロース以外に、野菜たっぷりの手作りお節
お煮しめとおなますに、ほうれん草のお浸しも加わり、お料理が全て並びました。
先ずは、夫はビール、残りの三人は大晦日の残りのワイン
ピュリニー・モンラッシェ2018/オリヴィエ・ルフレーヴにて、乾杯
では、頂きましょう。
フレンチおせちは、事前に入念にメニューをチェックした娘の真似をして、
全て娘と同じものを取っていくという業にて(笑)
どれも美味しかったですが、レストランヒロミチのスペシャリテのアミューズという
人参のムースとコンソメジュレ雲丹添えが、殊の外美味
(↓お写真一番上です)
まるでフレンチレストランでアミューズを頂いているような美味しさにて、
本当に美味です
↑上から二段目の海老の白ワイン蒸しも、お隣のナッツのハニーマヨディップを共に
頂くと、良くありがちな他のお節の海老より数段レベルが高く美味
下から二段目のオマール海老のオレンジマリネも美味しいです
↑画像一番右上は、蟹とブロッコリーのトリュフマヨネーズ
これも、黒トリュフの良い香りが漂い、とても美味しかったです
そして、↑画像、右下は、豚肉とフォアグラのパテドカンパーニュ
お写真では、断面が分かりませんが、このパテドカンパーニュが、とても美味
かなりレベルの高いパテドカンパーニュにて、私的には、人参のムースと雲丹の
ジュレの次にお気に入りのとても美味しいお料理でした
↑左上の鯛のカルパッチョも、お節にしてはかなりのハイレベルのお味で美味
上から二番目の右のサーモンのマリネも、お節には必ず入っているメニューですが、
かなりのレベルの高さ。
上から三番目は、自家製の豚ロース肉の自家製ハム仕立て
普通のありがちのハムというより、生ハムとの中間的な存在にて、ハムの下に添えて
ある粒マスタードと共に頂くと、白ワインに合って、美味しいです
お酒は、大晦日の残りのピュリニー・モンラッシェの次は、
ブルゴーニュのシャルドネ
ブルゴーニュ・ブラン2018/ルシアン・ル・モワンヌ
ルシアン・ル・モワンヌは、ブルゴーニュNo.1の言われる有名なネゴシアン
ブルゴーニュブランとは思えないかなりお高い価格ですが、程よい樽香と
リッチかつ芳醇なお味にて、村名ワインに匹敵する美味しさ。
以前、エノテカの店員さんから、騙されたと思って一度お試しをと言われ購入。
以来、更に値上がりしていますが、お気に入りの一本で、時々購入しています。
最近、ワインの勉強をしたいとの娘、エチケットの写真を撮影して調べるネットの
○○〇にて都度チェック。
我が家で年末年始に出したワインがどれも4以上の高評価で驚いていましたが、
このワインが、確か4.45くらいで、一番高評価だったようです。
まあ、娘が行くお店でオーダーするようなワインに比べたら、年末年始ですし、
それなりに、美味しいワインを用意していますよ(笑)
↑画像、下から二段目の黒毛和牛のローストビーフが、
これまた、適度にさしが入ったとても上等のお肉を使用しているらしく、
蕩けるような柔らかさで、本当に美味しいです
ローストビーフもお節の定番のメニューですが、お節でここまで美味しい
ローストビーフのお肉は初めてかも。
但しおソースは付いていませんでしたので、鴨ロースのたれで頂きました(笑)
人参と雲丹のムース、パテドカンパーニュと共に、最もお気に入りの
とても美味しいメニューでした
↑画像一番左下の豚肉とパセリのアスピックもそこそこ美味しかったです
私はもうお腹一杯で食べませんでしたが、↑画像左上のハーブクリームチーズや、
上から二段目右の豚肉のリエットも、ワインのおつまみにはぴったりにて、
娘談では美味しかったらしいです。
↑画像右下の合鴨胸肉のローストだけは、悪くはないですが、
一湖房の合鴨ロース煮(↓右)には、さすがにかなわなかったようです(笑)
野菜のピクルスとグリーンオリーブだけは、私も娘も共通に苦手で、ほぼ夫の口に。
夫は好きですので、一人占め出来て大満足のようでした(笑)
こんな感じで、初めて購入してみたリンベルの冷凍のフレンチおせち
大変レベルの高い物にてどのお料理も美味しく、家族全員大満足。
来年も再購入が決定しましたよ。
娘曰く元旦の朝も同じフレンチおせちで良いそうです(笑)
が、夫と婿は、やはり元旦朝は、伝統的な和風お節も食べたいとの事。
実は、私も好み的には娘に同感なのですが、さて来年はどうしましょうか?
お話変わって、もう一つの今宵のディナーの目玉
滋賀一湖房の合鴨ロース煮↓
安定の美味しさにて、これは、最早我が家の元旦夜の定番メニュー
勿論いつ食べても良い訳ですが、一年に一回毎年元旦の夜にだけ家族揃って
わいわい言いながら楽しく頂くというのも、悪くないのではないかと思います。
当初は、例年通り夫や婿殿にはと主に日本酒を用意していたのですが、
今宵のメニューは、どれも白ワインの方が合うお料理だったとの事にて、
結局、ブルゴーニュのシャルドネと共に、皆で美味しく頂きましたよ。
どのお料理もワインもとても美味しくて、大満足の元旦夜の
お家御飯になりましたよ。
ご馳走様でした。
有難うございました。
翌2日は、娘一家は、いつもは婿殿のご実家に帰省するのが習わしでしたが、
今年は、あちらのお母さまが、上京されていらっしゃるとの事。
眺めの良い高層ホテルでの豪華な美味しいランチも大好評だったようですが、
初めてご案内した靖国神社の初詣も、大変喜ばれたとの事にて、
2日は、あちらのお母さまに良い親孝行が出来たらしく、良かったです。
お読みいただき、有難うございました。