ハリウッドのミュージカル映画全盛期(1930年代から1950年代)を担った

 

フレッド・アステアというミュージカル俳優を、皆様、ご存じでいらっしゃいますか?

 

 


 

私は、全く存じ上げませんでしたが、20世紀を代表するTOPダンサーであり、

 

あのマイケル・ジャクソンが、リジェンドとして憧れ、尊敬し、お手本とした

 

伝説のショーダンサーだそうです。

 

 

 

 

実は、ミュージカル映画って、タモリさんではありませんが、私、

 

余り好きではありませんでした(;^_^A

 

余り大きな声では言えませんが、多くのブロ友様方も称賛されていらっしゃった

2012年公開のレ〇〇〇〇ルとか、詰まらな過ぎて、爆睡でしたから・汗

 

 

3月のNHKのBSプレミアムシネマは、余り私の食指が動くものがなかったです(;^_^A

 

他に見る物もなかったため、なんとなく、一応、ラブロマンスの範疇のミュージカル映画

 

「足ながおじさん」を、予約録画しておきました。

 

 

 

 

ところが、主役のフレッド・アステアの見事なダンスに、一瞬のうちに、もうもう目が釘付け。

 

 

 

 

ミュージカル映画って、こんなに面白くて、楽しいものだったとはニコニコアップ

 

まさに、目から鱗状態ですよ!!

 

 

 

 

多分、今まで、本当に面白いミュージカル映画を見た事がなかったのかもしれません(;^_^A


と言いますか、多分、フレッド・アステアの美しく流れるようなダンスと、陽気な歌に、

 

すっかり、魅せられてしまったのだと思います。

 

 

さて、有名なジーン・ウェブスターの名作を原作とした映画「足ながおじさん」

 

 

 

 

 

あらすじは、皆様、良くご存じでしょうから、言うまでもありませんよね。

 

 

 

 

映画公開は、1955年。

 

監督は、ジーン・ネグレスコ

 

 

 

 

主役の二人は、

 

 

 

 

ペンドルトン3世に、前述のフレッド・アステア

 

 

 

 

孤児のジュリー・アンドレに、レスリー・キャロン

 

 

 

 

他、主なスタッフ・出演者は以下の通り。

 

 

 

 

映画は、ニューヨークのペンドルトン邸から、スタート。

 

ジャービス・ペンドルトン役のフレッド・アステアは、いきなり、ドラムを、

 

見事な撥さばきで、たたきながら、お得意のタップダンスを披露。

 

 

 

 

ダンスのスピードが非常に速いので、静止画では、どれも、うまく撮影出来ていませんが(;^_^A

 

一挙に、フレッド・アステアのダンスの見事さに、心奪われましたラブラブ!

 

 

子供の頃読んだ本ですので、原作の詳細はすっかり忘れてしまいましたが、

 

映画のジャービス・ペンドルトンは、陽気な、でも、ちょっといい加減で、ふざけたところもある

 

一種の自由人、でも、憎めない、大金持ちの紳士です。

 

 

孤児だったジュリーは、最初は、あか抜けない田舎娘でしたが、

 

アメリカの女子大に入学して、徐々に洗練されて行きます。

 

足ながおじさんは、どんな方かしらと色々と想像しながら、

 

 

 

 

返事のない相手に、手紙を書き続けるジュリー。

 

2年後、女子寮の同室の友人のお金持ちの叔父ペンドルトンと、

 

女子大のダンスパーティーで、知り合います。

 

 

 

 

この二人のダンスシーンも、軽快かつスピード感に溢れ、実に、お見事。

 

見ていて、こちらも、楽しくなります。

 

 

 

 

これをきっかけに、二人は、互いに惹かれ合い、

 

ニューヨークにやって来たジュリーと、高級ホテルにてデート。

 

 

 

 

夜のネオン煌めくニューヨークの街を、ダンスするシーンも、秀逸です。

 

 


 

二人は、恋に落ち

 

 

 

 

翌朝、ジャービスは、ジュリーにプロポーズをしようと、ジュリーの部屋に向かいます。

 

が、偶然隣室に宿泊していた在仏フランス大使に見つかり、怪しい関係と誤解され、

 

咎められます。

 

ジャービスは、大人の対応として、ジュリーと距離を置く事を、決意。

 

海外への旅に出ます。

 

 

ジュリーは、理由もわからないまま、失恋してしまいます。

 

数年間が経過し、ジュリーは成人、やがて、大学を卒業する事に。

 

ずっと、音沙汰のないジャービスを思って、夢の中で一人踊るジュリー。

 

バレエの振り付けの幻想的なシーンも

 

 

 

 

 

足を見せて、色っぽく、セクシーに踊るシーンも、綺麗です。

 

 

 

 

そして、向かえた卒業式当日。

 

孤児のジュリーは、卒業を喜んでくれる家族も恋人もいず、1人寂しさを噛み締めていると・・・

 

足ながおじさんジョン・スミス氏の秘書が、突然現れ、「卒業おめでとう」と祝福。

 

ニューヨークの自宅にて、スミス氏が待っていると、ジュリーを迎えに来てくれたのです。

 

 

この秘書のおばさんと、ジャービスの片腕の秘書室長?のおじさん

 

この二人も、なかなか、良い味を出しています(笑)

 

 


 

さて、ニューヨークのスミス邸ならぬペンドルトン邸にて、待っていたのは、

 

当然ながら、ジャービス(笑)

 

足長おじさんが、ジャービスだと知り、求婚されて、

 

ラストは、歓喜のダンス

 

 

 

 

流れるように踊りながら、

 

 

 

 

アステアは、実に自然に、口づけをして、めでたしめでたしで、the endニコニコ音譜

 

 

 

 

コメディー風のストーリー展開と、少しだけはらはらどきどきするラブロマンス

 

ロマンティックな歌とダンスのエンターテイメント、最後は、華やかなフィナーレへと、

 

ハッピーエンドで終わるミュージカル。

 

内容的には、単純なストーリーですが、見ていて、本当に楽しくなる映画でしたニコニコ音譜

 

 

交流ある素敵なブロガー様ドキドキも書かれていらっしゃいましたが、コロナ禍の中だからこそ、

 

余計、楽しく、気持ちが明るくなる映画を、見たくなるのかもしれませんね。

 

 

 

ミュージカル「足ながおじさん」が、予想外に、とても面白かったのと、

 

フレッド・アステアのあの華麗なダンスと歌を、また見たくなり(笑)

 

 

 

 

BSプレミアムシネマにて、続けて、今度は、「イースター・パレード」を見ました。

 

 

 

 

1948年の作品にて、

 

主演は、勿論、フレッド・アステアと、「若草の頃」の、ジュディ・ガーランド

 

 

 

 

ヒロインのライバルのナディーン役は、アン・ミラー(こちらは、正統派美人・笑)

 

 

 

 

監督は、チャールズ、ウォルターズ

 

 

 

 

他、主なスタッフ・キャストは、以下の通り。

 

 

 

 

簡単なあらすじは、以下の通り↓

 

 

 

 

ミュージカル映画の傑作の一つで、

 

アカデミーミュージカル映画音楽賞を、受賞しています。

 

確かに、これは、更に、面白いかもニコニコアップ音譜

 

 

映画は、イースターの前日のニューヨークの街からスタート。

 

 

 

 

イースターの買い物をしながら、街を、楽しそうに歌いながら、練り歩きます。

 

 

 

 

今回は、ステッキを片手に、またまた、見事なタップダンスで、冒頭から、魅せてくれます。

 

 

フレッド・アステア演じるドンは、役の上でも、有名なショーダンサー。

 

ところが、ダンスのパートナーであるナディーン(アン・ミラー)から、突然、パートナーを

 

解消されてしまいます。

 

焼け酒をバーで飲んで、酔った勢いで、バーの踊り子のハンナに、

 

ダンスのパートナーにならないかと、声をかけ・・・

 

ところが、彼女は、実は、歌の方が本業で、ダンスは殆ど踊れない、

 

田舎から出て来たばかりの娘だったのです。

 

こうして、ハンナへのダンスの特訓が始まります・・・

 

 

ハンナ役のジュディ・ガーランド

 

鼻ぺちゃで、お世辞にも美人とは言い難いですが、愛嬌があり、

 

不思議な魅力がありますね。

 

 

 

 

美人で上品系の前パートナーナディーンにはない、ハンナの魅力に気が付いたドンは、

 

彼女の個性と魅力を生かした振り付けと舞台を、試行錯誤しながら、考えて行きます。

 

とうとう、一年後、ドン&ハンナとして、ニューヨークの舞台で、大成功を収めます。

 

 

 

 

ナディーンの意地悪にて、互いの気持ちが、すれ違いそうになったりしますが、

 

映画のスタートからちょうど一年後のイースター当日。

 

ハンナは、イースターの贈り物の花やウサギ、帽子を、サプライズで、ドンにプレゼント。

 

 

 

 

二人は、仲直りをして、一年前の約束通り、イースターのパレードに、出かけます。

 

 

 

 

ネットで調べましたら、ニューヨークでは、約100年前から、イースターのお祝いに、

 

5番街界隈を、思い思いの帽子をかぶり、お洒落をして、パレードするのが、

 

習わしのようですね。

 

ニューヨークのイースターパレードは、勿論、現在も続いていますが、

 

この映画が出来た頃が、イースターパレードの最盛期だったようです。

 

歌を歌って、パレードをしながら、婚約指輪を渡すドン。

 

 

 

 

何気に、実にさりげなく、今回も、プロポーズしていますね(足ながおじさんの時は、

 

ダンスしながらでした・笑)

 

嬉しそうなハンナとドン。

 

 

 

 

こうして、華やかなイースターパレードで、映画はフィナーレニコニコ音譜

 

恋も成就、ダンサーとしての二人の仕事も成功し、めでたしめでたしのハッピーエンドでした。

 

 

 

 

こんな風に、幸福で楽しい気持ちにさせてくれるミュージカル映画も、なかなか良いですね。

 

 

あのマイケル・ジャクソンが、尊敬し、お手本にしたダンサーだというのが納得の、

 

優雅で、流れるようなフレッド・アステアの華麗なるダンス。

 

もっと見てみたいので、また、アマゾンプライムビデオで、他のミュージカル映画も、

 

探してみようと思いますよ。

 

有難うございました。

 

(尚、黒い画像の解説は、NHKのBSプレミアムシネマのHPより、お借りしました。)

 

 

 

 

 

お読みいただき、有難うございました。