一昨日、9日(水)のNHK BSプレミアムにて、放送された
「驚き 感動 パスタ旅」を、ご覧になった方は、いらっしゃいますでしょうか?
日本におけるイタリア料理店の先駆けの一つである、西麻布の老舗レストラン
「リストランテ アルポルト」のオーナーシェフ、片岡護氏が、
パスタの本場イタリアの各地を巡り、新しい調理法の人気パスタメニューを、
ご紹介する、ドキュメンタリー番組でした。
その中で、「もたれないカルボナーラ」ということで、ご紹介された
ローマの三ツ星シェフ、ハインツ・ベックシェフの作る、新しい形のカルボナーラ
「ファゴッテッリ・ハインツ・ベック」
夏の終わりに、訪問した丸の内の一つ星イタリアン「ハインツ・ベック」にて
頂いた、あの美味しいパスタ料理を、どのようにして、作るのか、
BSプレミアムでは、シェフ自ら、ご紹介されていて、改めて、
斬新かつ美味しさの詰まった新カルボナーラ料理を頂いた時の、
あの感動を、思い出しましたよ。
因みに、ラビオリではなくて、ハインツ・ベックシェフが、新たに考案した
ファゴッテッリという、生パスタだそうです(笑)
ハインツ・ベック訪問時のエントリーは、こちらから → ☆
さて、冒頭から、タイトルとは違う内容に、脱線してしまいましたが(;^_^A
昨年の12月半ば、豊洲のステージアラウンド東京にて、劇団☆新感線による
「メタルマクベス」を、観劇した後、ディナーに訪問しましたのは、
前述の片岡護氏が、オーナーシェフを務める老舗イタリアン
Ristorante AlPorto 「リストランテ アルポルト」
西麻布の交差点を、広尾方面に向かい、一つ目の小さな路地を、左側に入って、
すぐ、坂の途中のビルの地下1階に、あります。
店内は、こじんまりとした、アットホームで、温かな雰囲気
食べログのお店提供の店内写真↓
私達は、多分、↑の写真、左手前のあたり、
丸テーブルに、ご案内頂きました。
予約時に、電話口にて、
「この日は、15名ほどのグループの予約が入っていますので、
若干騒々しいかもしれませんが、大丈夫でしょうか?」と、お尋ね頂き、
それは、了承済みでの、予約。
↑の画像奥は、その噂のグループが、2テーブルに分かれて。
テレビでもお馴染みの高名な料理学校の先生を囲んで、女性のお弟子さん達?
が、お誕生日のお祝いの会を、開催中でした^^
また、私達のお席の左奥は、常連さんと思しき、ご家族連れと、
ご近所にお住まいと思われる、更に常連さんらしい、老婦人のお一人様。
高名な先生も含め、私達以外は、全て、常連さん方で、お客様は占められていて、
リストランテアルポルトが、いかに、お客様に愛されているのか、
居心地の良いレストランであるのかが、伝わってくる、温かな雰囲気です。
実は、私達も、今回で、2回目。
前訪問時、片岡シェフのお人柄も、お料理も、とても好印象でしたので、再訪です。
先ずは、グラスのスパークリングにて、乾杯。
前回、私達を担当下さった女性ソムリエさんが、今回も、ご担当下さりました。
さて、夜は、お任せコース1万円と、シェフのスペシャルティナーコース 14000円の
2コース、それ以外に、アラカルトもあります。
私達は、1万円のお任せコースにて。
①アミューズ
手前は、バゲットの上に、トマトソースを載せたフィンガーフード
奥は、帆立の上に、ラヴィゴットソース
当たり前の事かもしれませんが、
訪問の一週間程前に、新横浜の駅ビルにて、いただいたイタリアンの
ラヴィゴットソースとは、雲泥の差で、美味しいです
新横浜でのイタリアンが、何とも言いようがないボヤっとしたお料理の連続で、
特に、パスタがひどかったので、そのお口直しといいますか、
美味しいパスタとイタリア料理を、どうしても、リベンジしたくて、
それもあり、アルポルトを、予約した次第ですよ(笑)
ソムリエさんともご相談し、ボトルの赤ワインを、オーダーしました。
バルバレスコ・レゼルバ2013
適度に酸味の利いた、エレガントなお味のワイン
美味しいです。
②ヒラメのカルパッチョ サラダ仕立て
上に載っているお野菜各種の下に、ヒラメのカルパッチョが、隠されています。
酸味の利いたドレッシングが、ヒラメのお味を引き立てて、美味しいです
新横浜のカルパッチョとは、大違いで、美味なり(笑)
因みに、食べログでのアルポルトの点数は、3.58
例の新横浜のイタリアンは、3・51
食べログの点数は、それほど、変わりませんが、
美味しいお店が、山のようにある西麻布、六本木、麻布十番、広尾界隈の、
お口の肥えた方々の評価とでは、まるで、月と鼈以上の差。
今宵は、何を食べても、とてつもなく、感激と感動を、味わえそうですよ
パンも、美味しくて、
珍しく、一切れ、食べました。
③赤ピーマンのムース 生雲丹添え
ピーマンは、決して、私の得意食材ではありませんが、上質な雲丹と、
上品な味付けで、いけます
④宮崎県産牡蠣のフライ 柚子胡椒風味のタルタルソース パプリカパウダー
手前のタルタルソースの、柚子胡椒の風味とピリリとした辛みが、
良いアクセントになって、サクッと揚げられた牡蠣フライを、更に、ワンランクアップ。
美味しいです。
⑤ズッパディペッシェ オマール海老のグリル添え
魚介とトマトを煮込んで作ったスープ、ズッパディペッシェが、
魚介の旨味が濃縮されていて、美味しいです
オマール海老も美味しい
⑥本日のパスタ
軽くトマト風味をきかせたスパゲッティーニに、お魚で出汁を取ったおソース
ズッキーニ添え
このパスタが、本当に、美味しいです
量も含め、我々日本人の繊細な口に合う、美味しいパスタ
前訪問時にアルポルトで頂いたパスタも、私達の口に合って、
とても美味しく感じました。
それもあり、今回アルポルトを、再訪した次第ですよ(笑)
⑦メインディッシュは、本日のお魚料理か、お肉からチョイス
お肉を、頂きました。
和牛タリアータ ルッコラとチーズ
タリアータも、定番料理です。
上品で、間違いのないお味で、美味しいです
この日は、生憎、仕事で、片岡シェフは、お留守でしたが、
ご長男の若シェフが、留守を守って、お料理を作ってくれました。
⑧プレドルチェ
⑨ドルチェ
片岡シェフの代わりに、奥様が、テーブルを回って、ご挨拶に来て下さいました。
前訪問時も、直接、片岡シェフとお話をしたのですが、奥様とも再び、同じお話を。
片岡シェフは、ミラノの総領事館にて、5年間イタリア料理の修行をしながら、
本場のイタリア料理を勉強されたのですが、
現地のイタリア料理は、私達日本人には、ポーションが大きすぎ。
もっと、日本人の口と、日本人の胃のポーションに合うように、
何種類ものお料理を、懐石料理のように、少しずつ、コース仕立てで、
お出しして、多種類のイタリアンを味わってほしいとの思いで、イタリアン懐石と、
名付けたコース料理を、始められたとの事。
⑩食後のお飲み物は、ハーブティーを、頂きました。
ボリューミーなお料理を、沢山食べたい若い男性等には、
軽すぎるかもしれませんが、私達世代には、まさに、ぴったり
量も味付けも、ちょうど良く、前回同様、今宵も、とても楽しめましたよ。
新横浜のイタリアンのリベンジも含め、美味しいお料理と、ワインを楽しんだ、
大満足の晩でした。
ご馳走様でした。
美味しかったです。
有難うございました。
実は、美味しいパスタと、美味しいイタリアンを、
まだまだ、体が、渇望しておりまして(笑)、年内12月中に、もう一軒、
六本木のイタリアンを、訪問しております。
そのご紹介も、忘れないうちに、近々、また。
お読みいただき、有難うございました。
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