前エントリーの続きです。
一週間後、「桂由美ブライダルハウス東京本店」の5階にあります
オートクチュールフォーレンタルのサロンを、訪問しました。
前エントリーにて、経緯を説明しましたように、娘お気に入りのピンクのドレス↓
を求めて、急遽、サロンを、訪問する事になったのです。
この日、私は、既に、歌舞伎鑑賞の先約がありました(;^_^A
歌舞伎終了後、急いで、同行の夫を引き連れて、駆けつけた次第です。
しかも、恰好が、銀座のママさんみたい?(笑)
着物を着て、髪を、美容院で、アップにして頂き、派手な簪をさしてという、
ブライダルサロン訪問には、ミスマッチないでたちです(^^ゞ
娘は、彼氏さん(現婿)を連れて、既に、先に、サロンに入って、
試着の準備を、して頂いておりました
桂由美ブライダルハウスの魅力は、沢山あると思いますが、
とても素敵だなと思う魅力のひとつは、
毎回、コーディネーターさんが、30分近い時間を費やし、
ウィッグを使ったりしながら、丁寧に、ヘアーを、整え、
ドレスに合う、ヘア飾りや、アクセサリーを、本番さながらに、
付けて下さる事です。
ぼさぼさ髪の普段のヘアスタイルでは、いくら、豪華なドレスを試着しても、
なかなか、具体的なイメージが湧きません。
ですから、本番のように、美しくヘアーを整えて頂くのは、本当に、有難いですね
桂由美ブライダルハウス程ではありませんが、エリ松居さんのサロンでも、
いつも、綺麗に、ヘアーを整えて下さいました
この辺りにも、時間をかけて、丁寧にして下さるところが、
やはり、一流のサロンの魅力の一つでしょうか
彼氏さんは、折角だからと、別のフロアーに、新郎用の衣装に、お着替えに行っている最中との事です。
私と夫は、サロン入ってすぐのソファに座って、
娘と彼の用意が、整うのを、待つことにします。
そして、あの、お帽子が、トレードマークのあの方が
にこやかな笑顔で、「いらっしゃいませ」と、お出迎え下さいました
歌舞伎帰りで、こんな格好である事を、先ずは、お詫びし、
娘の大学時代のミスコンで、ウェディングドレスを、由美先生に協賛して頂き、
審査員のお一人として、お見えになって下さった当時の、思い出話をしたりと、
和気あいあいと(^O^)、夫と共に、お話させて頂きます。
由美先生の私の第一印象は、とても、ソフトで、腰が低い、柔らかい方だなと
私の勝手なイメージで、もっと個性的で、自己主張の強い癖のある方を、
想像していましたので、それが、とても意外でした。
先日、ブログで交流のある、可愛らしく、とても聡明なお嬢様のひめさんが、
道端ジェシカさんのテレビ番組「BeauTV Voce」に、桂由美さんが御出演された時のご様子を、
ブログにて、ご紹介されていらっしゃいました。( → ☆ )
ひめさんのご紹介を、拝読させて頂き、腰の低さも、柔らかな印象も、納得です
1964年、打掛全盛の時代に、ウェディングドレスのデザインを始められて、
かなりご苦労されて、今の地位を、お築きになられた、苦労人で、いらっしゃるんですね。
81歳という年齢も、初めて知りましたが、本当に、お若くて、お肌がつるつるですね(^O^)
そして、番組最後のメッセージ
「花嫁姿は、皆を幸せにします」という桂由美さんの言葉。
ほぼ同じニュアンスの言葉を、エリ松居さんからも、直接、お聞きしております。
日本を代表するトップ・ウェディングドレス・デザイナーのお二人から、くしくも、同じ言葉を聞いて、
ウェディングドレスのデザインの原点と言いますか、お二人の活力の源が、
同じである事に、感銘を受けました。
ひめさん、とても素敵なご紹介エントリーを、有難うございました
さて、そうこうしているうちに、淡いシルバーのタキシード姿に、変身した彼氏さんも、戻り、
娘の準備も出来たようです。
この日は、彼も、夫もいますので、お目当てのピンクのドレスだけでなく、
前回候補になっていたドレス2点、更に、今回初めてのピンクのドレス一点と、
計4点を、試着させて頂きます
前回試着した、オレンジの花園のようなロマンティックなフラワーモチーフのドレス↓
やはり、前回試着させて頂きました
1500個もの小花を、散りばめた新作ドレス↓
そして、今回の目的のドレス↓
チュール地に、様々な小花を散りばめ、ハンカチーフカットのパネルを、ティアードに配置したドレス
ロマンティックですが、豪華で、華やかなドレスです。
夫が、大きな声で、「これだ~!」
夫は、このドレスが、一番お気に召したようですね。
でも、最初に、夫が、自分の感想を言ってしまっては、婿が、好みを、もう言えませんよ~
最後は、明るいピンクで、お姫様のようなふわふわドレス↓
同じものが見つかりませんので、イメージで、こんな感じ
以上、4点を、試着させて頂きました。
最初に、ホワイトのドレスは、リッツカールトン東京指定のドレスショップ
エリ松居のウェディングドレスを、着用予定だと、由美先生には、お伝えしてあります。
それを、踏まえての、由美先生からのアドバイスは、
「ウェディングドレスが、エリ松居のシンプルで上品なデザインなので、
お色直しは、イメージを、思いっきり変えて、豪華で華やかなドレスで、
登場するのが、インパクトがあると思う。
最初のオレンジのドレスは、お嬢様には、ぼやけた印象になるので、止めた方が、良い。
最後のピンクのドレスは、顔映りが良く、とても似合っていたけれど、
このドレスの半額の値段で、他所のドレスショップで、似たようなドレスを、レンタル出来る。
それを考えると、希少価値がなく、詰まらない。」
実は、私も、ホテル大倉のヴェルフェリーチェで、試着したドレス↓を、思い出していたんですよね。
もちろん、ラインは、桂由美のドレスの方が、比べものにならないほど、綺麗ですし、
素材も、上質なシルクを使っていますので、近くで見ますと、まるで、違うのは、
歴然と分かりますが、先生が、おっしゃる通り、遠目にはね…(^^ゞ
「折角、お高いお値段を出して、桂由美デザインのオートクチュールのドレスを借りるのだから、
桂由美にしか作れない、手が込んでいて、華やかなドレスを、選んでほしい。
そういう観点から、真ん中のドレス2点は、披露宴会場で、
お色直しの再入場で、ドアを開けた瞬間、全ての、ゲストが、息を飲むような、
インパクトがあり、リッツのゴージャスな会場に負けない、華やかさを持っていて、
お薦めしますよ~」
との、お見立てでした。
なるほど~、おっしゃる通りですよね~
由美先生、素敵なアドバイスを、有難うございました
由美先生のアドバイスもあり、ほぼ、私達の中で、気持ちは、固まりつつありました。
この後、別の日に、エリ松居デザインのカラードレスの試着予定が、入っていましたので、
一応、それを、終わってから、最終結論を出すことにします。
夢のような素敵な時間を、この日も、有難うございました
それにしても、後で、彼氏さんに、
「どのドレスが、一番、良かったと思う?」
って、聞きましたら、
「お父さんが、良いとおっしゃっていたので、あのドレスで」との、ご返答が…
それは、そうですよね(^^ゞ
夫よ、先に、自分の好みを言ったら、駄目ですよ~
ふふ、お父さん(夫)に逆らえるのは、私だけですね。
私の出番、まだまだ、ありそうです(笑)
次エントリーに続きます。
読んで頂き、有難うございました。