こんばんは、Naokiです。

毎日書くって大変と改めて感じています。

 

さて、今日は国語の物語文指導法② 内容読み取り編です。

前回までに、音読から、主役の検討まで確認しました。

今回はその続きの文章読解の部分です。

文章読解で重要なことは、なんといっても「主人公の変化」です。

物語では、主人公が何かの事件や出来事をもとに「ガラッ」と変化するところがあります。

ここを読み取り、どうして変化したのか、いつ変化したのか、だれが変化させたのかなどを考えることが物語の醍醐味だと思っています。

そして、それこそが物語を作者が書いたことで伝えたいこと(以下、「主題」とします。)だと思っています。

例えば、「桃太郎」では鬼退治という事件を通しての桃太郎の行動をもとに、人々にどのような行動をすることがよいのかということを伝えようとしているのだと思っています。(仲間との友情や、正義など)

 

だからこそ、授業ではメインの事件や出来事を読み取るために、物語の過程でどのようなことが起こったのか、そしてそれによりどのようになったのかを読み取ることが必要だと考えています。

そして、そのうえで主人公の変化について読み取ります。

そのための、方法を紹介します。

 

①出来事を短くまとめる

 上に書いたように、物語ではメインとなる事件や出来事があります。

 そこで、それまでにどのようなことがあったのかを短くまとめるようにします。

 文章を短くまとめるためには、見出しのようにまとめる方法などがあります。

 ここでは上にあげた『桃太郎』を例にどのようにしたいか例をあげます。(あくまで例です。)

 1、桃からでてきた桃太郎

 2、大きく成長した桃太郎

 3、鬼退治に出かけることにした桃太郎

 4、犬、サル、キジを仲間にした桃太郎

 5、鬼と戦う桃太郎

 6、鬼を退治した桃太郎

 以上のようにすると内容が理解できると思います。

 物語を少しずつ分けて、内容を整理します。(場面などで分ける) 

 ポイントは、最後を主人公の名前などで体言止めにするとわかりやすいと思います。

 

②主人公の変化の検討

 主人公の変化の検討をします。

 『桃太郎』だと、桃太郎はどうして鬼退治をしようとしたのか、鬼退治をしてどんなことが変化したかなどの読み取りとができます。

 桃太郎だと難しいですが、1番主人公が変化したのは何の出来事か、どの文で変化したのかなどより細かいところまで検討するとより内容の理解が深まります。

 

また、よく指導方法では気持ちの変化が出てくることがあります。

前回の指導法①で書いたように、私は気持ちの読み取りがあまり好きではありません。

しかし、主人公の変化を読み取るためなら意味があると考えています。

やり方のポイントは、行動や言葉を根拠に変化を読み取らせることです。

「~と(行動や会話)をしていたので、主人公は△△の気持ちだったと考えた。しかし、○○という言葉(行動で)をきっかけに、その後~のように行動している。つまり、ここで気持ちが~のように変化した。」

このように書けるのであれば意味があると思います。

つまり、何の言葉や対役のどの行動などが変化のきっかけになったかを考えることが主題の検討につながるからです。

 

③主題の検討

主題を考えさせます。

物語を通じてどのようなことを作者は伝えたかったのかの検討です。

いくつか有名な教科書の作品をもとに例を挙げると、

「どんなにつらいことがあってもあきらめずにがんばれば、困難も乗り越えられる。」 『スイミー』

「正々堂々と過ごしていくことは大切なことだ。」 『大造じいさんとガン』

このようなことを作者は伝えたいのではないかと私は考えました。

大切なことは、それぞれの子が物語を通じてどのようなことを感じたかです。

少しずれが出てくることはあると思いますが、ある程度は似たような意見になることと思います。

そのうえで、どれが1番よいかを検討すると、より細かい言葉に注目し、内容の読み取りが深まります。

 

以上の①、②、③を中心に私は授業を行っています。

こうして指導方法①、②で文章にまとめると結局のところ、

国語の物語文は、「いつ→どこで→誰が→なにをした」を学ぶのだと思います。

 

大分、今回も長く書いてしまった・・・。(反省)

今回の指導法でおおよその物語の指導法は終わりです。

そのうち、実際に行っている細かい指導技術なども書きたいと思います。

では、また!!