昨日の話なんです。
ネットサーフィンしてたんです
そうしたらふと目に留まった「IQ測定」の文字
バナーをクリックしてさらに詳しい情報に目を通すと、どうやら世界でもトップレベルの判定技術を用いて正確にIQを測定できるIQテストが出来るそうなんです。
IQと聞くとアルベルト・アインシュタインが160から190と言われており、いわゆる頭の良さ、、知能指数を表した数字である。
測定したい。
メチャメチャ測定したい、、。
当然測ったこともないし、気にもしなかった数値ではあるものの、「もしかしたら意外や意外にめちゃ高いかも、、、」という一抹の期待を寄せてしまう自分がいる
何より男として人生で一度は測ってみたい、、そんな衝動に駆られたのです。
私はさらに人差し指に力を込め、測定方法までたどり着くと、クレジットカードで日本円にして2800円ばかり支払えば測定ができるとのこと
高い。
測ったからなんだというような数字を測定する為に3千円弱の出費かと思うと震えるほど高い。
でも測りたい、、一生に一度だし、、、
そう自分に言い聞かせて測定することにした。
簡単な性別や年齢を記入する質問欄を埋め、いざ測定
ページには「測定を始める→」の文字とともに以下のような説明が書かれていた。
「この測定には最新鋭のIQ測定を駆使的に用いましたから、目を離さず60分間の画面を注視すべき。」
なんか日本語おかしい。
でも気にしない。気にしてる暇がない。
私は画面の前で1つ深呼吸をし、測定開始のボタンをクリック。
すると真っ白な画面の真ん中にレッサーパンダの写真が張り付いているページに移った。
パンダの写真にはご丁寧に60分のタイマーが設置されている。
凝視した。画面が焼けるほど凝視した。
目が痛い。でも我慢する。
目が疲れた。でも我慢する。
なんやかんやで1時間がようやく経った。
タイマーが60分を迎えると自動的に「測定結果→」のバナーが現れた。
武者震いを抑えきれない気持ちでゆっくりと測定結果をクリック
「あなたのIQは 530000 です」
フリーザの戦闘力と完全に一致
もう暫くパソコンは見ない
いや、見れない
湯淺直樹