肩こり改善③~胸郭出口症候群のつながり~ | 肥後橋・心斎橋にあるピラティス専門パーソナルトレーニングスタジオB&Bのブログ

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こんばんは!

大阪の肥後橋にある加圧・ピラティススタジオB&Bの石堂です。


3月に入り少しずつ暖かくなってきましたね!

各地でプロ野球オープン戦が行なわれており、今月末から開幕戦も始まりますのでスポーツ界が盛り上がってとても楽しみですね(^_^)♪


先日和泉トレーナーが肩甲骨・僧帽筋の状態と肩こりの関係性について書きましたが、本日はタイトルに記載した通り、肩こりと胸郭出口症候群の関係について書いていきたいと思います。


厚生労働省による『平成22年度国民生活基礎調査』では、男性は腰痛に次いで第2位、そして女性は第1位とにランクインするほど、肩こりの自覚症状はある方がたくさんいます!

今日本では肩こりは国民病と言えるのです。


肩こりが起こる原因は様々で一概に断定はできませんが、姿勢不良から起こる肩こりや、長時間のデスクワークなど、同じ姿勢を取り続ける習慣によって肩こりが起こります。


そして、ただの肩こりだと思っていた症状が進行すると、特に腕にしびれが走る『胸郭出口症候群』と言われる疾患に発展する場合があります。




胸郭出口症候群を引き起こす原因も様々ですが、図のように斜角筋群と言われる肋骨と頸部をつなぐ筋や、小胸筋と言われる筋が緊張を起こして、胸郭出口と言われる第一肋骨と鎖骨の間にある空間が狭くなることにより神経や血管を圧迫することによって、腕がしびれたり頭痛の症状が現れます。


腕のしびれや頭痛など日常生活に影響を及ぼすため、肩こりだと思い病院へ行ったところ、胸郭出口症候群だと診断される方が多いようです。


筋の緊張を緩和させるため首から肩回りにかけてのストレッチなどの改善方法はたくさんありますが、ピラティスのエクササイズにおいても斜角筋群のバランスを整えるエクササイズがあります。


『ダブルレッグキックス』と言うエクササイズの修正です。




①スタートポジションは写真の様に両膝立ちになって、両腕を腰の後ろ側で組みます。

頭は左右どちらかに向けた状態にしておきます。




②両腕は組んだ状態のままで、胸を広げるように肘を後ろへ伸ばしていきます。

頭は肘を伸ばしていきながら正面に向けていきます。

※この時に肩に力がはいらないように気を付けてください。頭は天井へと伸ばされていくようなイメージを持ちます。




③肘を曲げて両腕を元の位置に戻し、頭を最初に向けていた方向と反対側に向けます。


頭部を左右に動かすことにより斜角筋群のバランスを整える効果があります。

肩の関節を動かすので、肩まわりの柔軟性を向上させる効果もあります。


回数は3~5回を目安にして頂き、実践してみてください。


肩こりには様々な原因や症状があるため、体の状態に合わせた適切なアプローチが必要になります。


自宅でも簡単にできるストレッチやエクササイズなどこれからも紹介していきます(^^♪



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