※この記事は、初めて僕のことを知った人に向けてのものです。

 

 

前回のターニングポイント編(←クリックしたら飛びます)

に引き続き、今回は4記事目。

 

ブレイク編です。

 

 

丸々3年間のくすぶり期を経て、

ついに僕は、いわゆる成功者と呼ばれるような

経済的に豊かになる時期を迎えます。

 

 

そこにはどんな変遷があったのか、

そして、実際に成功者と呼ばれるようになってから、

どんなことを思うようになったのか、

その辺りのことを赤裸々に書いていきますので、

あなたにとって人生の疑似体験的な役割となる、

そんな記事になればなと思います。

 

 

この辺りを界に、成功とは何なのか、

あるいは幸福とは何なのか、

人生の本質についてよりよく考えるようになりましたね。

 

 

あなたにも、

 

世間的に言われる成功

世間ではなく、自分自身が感じる幸せ

 

 

どちらが本当にあなたにとって必要なのか、

これを真剣に考えてみるきっかけになれば嬉しいなと思います。

 

今回もちょいと長めですが、

ぜひ読んでいただけると嬉しいです。

 

 

それでは、前回の続きから、どうぞ。

 

 

 

 

↓↓

 

 

 

 

 

・いよいよ波が来た!

 

実は、憧れの講師からお仕事をいただいたその日、

「当日もう1人、一緒に現場に伺ってもいいでしょうか?」と言いました。

 

そのもう1人というのは、ライティングスクールの卒業式で

別の講師から表彰されていた方でした。

 

年も僕と近そうな雰囲気で、

かつ卒業式では偶然僕の後ろに座っていたので、

何か縁を感じ、話しかけてみたのです。

 

すると、年は1つしか違わず、地元が同じだったり、

たまたま同じクライアントさんを抱えていたりと、

共通点も多く、すぐに意気投合しました。

 

帰りの方向も一緒だったため同じ電車に乗って帰っていた途中でも、

彼は僕よりも遥かにライター経験が長かったのですが、

長年培ったたくさんの知恵を惜しみなく僕に教えてくれました。

 

また、卒業後に行った80人の勉強会の際も、

彼が僕を強くリーダーに推してくれたのです。

 

きっと彼がリーダーに推薦してくれなければ、司会をすることもなく、

インタビュアーとして前で発表のする方のサポートをすることもなかったので、

講師の方に仕事の依頼をいただくこともなかったでしょう。

 

なので僕は、彼への感謝がありましたし、何より、

彼の長年の経験が絶対にこの案件にも活きると思ったので、

講師の方に彼の同行を提案をしたのです。

 

講師の方はそれを快諾してくださり、2人で翌週の現場に臨みました。

 

いざ、決戦の日です。

 

とにかく僕はインタビュアーとして、

最大限クライアントさんの魅力を引き出す努力をし、

彼は現場の雰囲気をよくし、

さらには対談の構成で気になるところを指摘し提案しました。

 

結果的に、依頼をしてくださった講師の方も

僕たちのパフォーマンスに満足してくださり、

それ以降も定期的にご飯に誘ってくださるなど、

可愛がっていただけるようになりました。

 

そして何より、一緒に現場に同行した彼が、

何かの確信を得たらしく、後日僕にとある提案をしてきたのです。

 

「のろちゃん、一緒に組んでやろう。おれらならいける!」

 

彼のシナリオ構成力、僕のインタビュースキル、

そして、2人の文章力を用いれば、

自分たちでプロモーションができると、彼は感じたようで、

一緒に事業を起こそうと言ってくれたのです。

 

信頼のおける彼からの提案を断る理由など、どこにもありません。

 

「やろう!」

 

ここでももちろん即答し、

ここから僕たちは快進撃を遂げていくこととなります。

 

 

 

(↑2015年、コンビ結成!)

 

 

 

・学生たちに伝えるためにやるべき使命に気づく

 

まず僕は、彼と共同で事業を進めていく中で、

これまでやっていたキャリアデザインスクールを閉じることに決めました。

 

実はそれ以前から、

学生たちに講義をしている自分に対して

思うところがありました。

 

もちろん、心から伝えたい想いを伝えることができるということに関しては、

この上ない喜びを感じていましたし、

実際に学生たちが成長し、自分の人生をきちんと向き合い、

主体的に歩み始めていく姿を見ることは、

心が震えるほどの充実感がありました。

 

しかし同時に、起業家としてはいまだに思うような成果が出ずに

アルバイトをしているという現状に対して、

強烈な負い目を感じている自分もいて、

 

かっこつけて独立したはいいものの、

20代の後半にもなってアルバイトをやってる自分が、

何を偉そうに学生たちに人生を語ってるんだ

 

という罪悪感にも近い感情を

彼らと接するたびに感じてしまう自分もいたのです。

 

理想の人生を体現していない自分には彼らに語る資格などない。

だから、若者に伝えたい想いを一旦置いて、説得力のある自分になろう。

 

つまり、しっかり起業家として成果を出してから、

機が熟したと感じたときにまた、

教育者としての活動を再開すべきなのでないか

という葛藤をずっと抱えていたのです。

 

そして、ライティングスクールで表彰していただいてからの一連の流れで、

相方と一緒に事業を起こし、勝負するというタイミングで、

起業家として成功することに一点集中しようと決めたのです。

 

そして、その旨を学生たちに伝え、

彼らは納得してくれ、応援してくれました。

 

また、中心的なスタッフは

ぜひ自分たちで続けたいと申し出てくれたので、

彼らにすべてを譲り、僕は一旦自らのアイデンティティーである

教育者としての仕事を降りました。

 

 

 

・夢物語が現実となる

 

明らかに人生のうごめきを感じました。

直感的に、ここが人生の勝負どころだなと感じました。

 

自分の本来のあり方に近い、教育事業をあえて置いて、

まずは起業家として成功する。

 

説得力のある人間として教育者に戻るために。

 

やるなら徹底的にやろう。

 

一点集中で、すべてを賭けようと決めました。

 

これまで個人で単発で請け負っていた

ライティングのお仕事もすべてお断りし、

アルバイトもいよいよ辞めました。

 

僕たちが挑戦したのは、ライティングの力を使って

商品をプロデュースするという事業でした。

 

世の中には、ノウハウを持っているのに

広め方がわからずにくすぶっている方がたくさんいます。

 

そういった方と組ませていただき、

その商品の魅力を最大限に引き出すブログやメルマガ、

商品ページを書くこと。

 

さらに、映像を使ってインタビュー形式で

その商品の素晴らしさを伝えるプロモーション映像を作ること。

 

映像でどのような順番でどのような表現で伝えていくかの

構成を考えるのもライティングの技術が必要です。

 

文章は僕と相方で分担、そして、映像の構成は相方、

映像に商品提供者と一緒に出演してインタビューをしていくのが僕、

という役割でプロデュースを行いました。

 

 

 

・自分の実力で勝負しない

 

このときに僕たちが意識したのは、

自分たちの可能性はとことん信じるけど、

今現在の実力は過信しないということでした。

 

アプローチできる限りの先輩たちにアドバイスを請い、協力をお願いしました。

 

まず、卒業したライティングスクールの講師陣は、

表彰した2人がコンビを組んで大きな挑戦をすることにとても喜んでいただき、

熱心にアドバイスをくれました。

 

また、相方が元々プロモーションのスキルを教わっていた

元上司の方も全面的に応援してくださり、面倒を見てくれました。

 

また、僕の担当の一つ、

インタビュアーとして商品を持つ方と対談をして魅力を引き出すというのも、

たしかに講師の方や相方に力を認められたものの、

あくまでも何となくの自己流でやっていたわけだし、

今の実力など大したことないという気持ちを持つことを忘れませんでした。

 

本気で結果を残すなら、本気で取り組む。

 

そこで僕は、自分よりも遥かにインタビュースキルがあり、

そして憧れでもある、ライティングスクールで表彰してくださった

講師の方を参考にすることにしました。

 

その方が過去にインタビュアーをしていた映像を、

100回はもしかしたら言い過ぎかもしれませんが、

それでも70~80回は繰り返し見て、

 

話し方、声のトーン、テンポ感、リアクション、

相づちの仕方やタイミング、目線の配り方、話のまとめ方など、

 

すべてを研究しました。

 

さらには、文字起こしをして、それを見ながら映像を見て、

なぜこのタイミングでこういう発言をしたのかなど、その意図を研究しました。

 

あなたも何か新しいスキルを身につける際は、最初は自己流ではなく、

圧倒的にレベルの高い方の真似から入るのがオススメです。

 

ちなみに、参考にする対象ですが、

もちろん実力がある人がいいと思いますが、できれば、

自分が心から憧れている人、理想の未来像に近い人、

かっこいい生き方をしている人など、ひとりの人間としても

尊敬できる要素を兼ね備えている方がいいと思います。

 

逆に言うと、成功はしているのかもしれないけど、

正直人間的な魅力は感じないなーという人を参考にしようとすると、

どうしても真剣度100%で臨むことができないのです。

 

話を戻して、僕はライティングスクールの講師の方を徹底的に真似して、

言うなれば完璧にモノマネができるレベルまで研究をしました。

 

そして、いざ実際に現場で対談する際も、

自分はその講師なんだと思って、

そっくりそのままなり切るつもりで臨みました。

 

その結果、僕のパフォーマンスは驚くほどに向上しました。

 

 

 

・本当に人生が変わった

 

当時、多くの映像は商品提供者が1人語りをしている時代だったという背景もあり、

インタビュアーも一緒に映像に出るプロモーションは

まだ多数派ではなかったという関係で、

僕のインタビューは想像以上に反響を呼びました。

 

また、構成やライティングもたくさんの実力者たちの全面バックアップの元、

かなり洗練されたものとなり、コンビ結成後、全力で駆け抜けた最初の案件は、

何と億単位の売上げを上げてしまったのです。

 

数週間前まで、時給1000円のアルバイトをしていて、

木造55年のボロボロの家で1日をランチ代500円だけで生活をしていた僕にとって、

1つも2つも3つも、いや、4つも5つも桁の違う金額が

現実的に売り上がってしまった瞬間というのは、とても自分ごととは思えず、

どこか空想上の世界に来た感覚になりました。

 

勢いで会社を辞めてから丸々3年間、

起業家として満足のいく成果がほとんど出ていなかった苦しみから、

ようやく解放された瞬間でした。

 

独立した当初、地元の同窓会に参加した際、

会社を辞めて自分でやっているということを話すと、

もちろん応援してくれる人もいましたが、中には

 

「せっかく大学出て就職もしたのにもったいないね、

上手くいかなかったらどうするの?」とか、

 

僕がライティングの練習として

ブログやFacebookで発信をしているのを見て

 

「なんか怪しいことやってるねって噂になってるよ、

みんな心配してるけど大丈夫?」とか、

 

そういったことを言ってくる人もいました。

 

一生懸命頑張ってるけどそこまで成果の出ていない、

精神的に余裕のない時期にこういう発言をされるのが本当に悔しくて、

言い返したいんだけど、実際に成功してないし、

かっこ悪い姿を見せたくないから結局集まりにも行かなくなってしまった、

そんな苦しい3年間でした。

 

でも、今となって思うのは、

いきなり成功してしまうよりも、苦しさも悲しさもふがいなさも、

惨めさも未熟さも甘さも、いろんな感情を体感して、

ツラさを知っているからこそ、その分、

苦しんでいる人の気持ちもリアルに共感できるし、

天狗にならず、調子に乗らず、人に優しくすることができるのだと思います。

 

また、こうして大きな成果が出たときに感じたのは、

上手く行かなかったときに必死に勉強していた

知識や考え方が大いに活きたということです。

 

仕事以外の時間では、本を読むことはもちろん、

様々な教材を買ってとことん勉強をしました。

 

特に音声はずっと聞いていて、興味のあるスキルや、

尊敬できるなと感じた方の仕事観、人生観を、

電車での移動中や近所をランニングするときや、

あるいは食事中でさえ、ひたすら聞き込んでいました。

 

特に、自分にはなかったな、

これは取り入れたいなと思った価値観に関しては、

何度も何度も繰り返し聞いて、

もはや自分の価値観だと感じるレベルにまで到達していました。

 

そして、成果の出たプロモーションにおいても、

その仕事観だったり知識が

ダイレクトに役立ったことを実感することができました。

 

あなたももしかしたら、今何かに挑戦してはいるものの、

なかなか思うような成果が出ていなくて苦しいと感じているかもしれません。

 

だけど、この苦しい時期に知った感情や勉強した知識、

考え方がいずれ大きな花を咲かせます。

 

なので、本当に成し遂げたいことがあるのなら、

そのときに備えて、力を蓄えておきましょう。

 

すべての物事はベストなタイミングで訪れます。

 

チャンスの神様がいるのだとしたら、

あなたの準備ができた頃に、

ひょこっと顔を出してくれるのです。

 

 

 

・長期的に成功し続ける人。一発屋で終わってしまう人。

 

苦しんでいた3年間に、

本当にいろいろな考え方を吸収していたのですが、

中でも一番印象に残っている考え方がありました。

 

それは、長期的に成功し続ける人と一発屋で終わってしまう人の違いです。

 

長期的に成功し続ける人は、

自然の摂理に反さないことを心がけます。

 

自然の摂理とは「変化し続けること」です。

 

細胞は放っておいても入れ替わりますし、

地球は勝手に回っています。

 

昨日と今日で同じ青空だったとしても、

雲や風の動きなどは変化するので、

厳密にはいつも違う青空です。

 

木々も、春は桜が咲いたり、初夏は新緑で生い茂ったり、

秋は紅葉で美しく彩られ、冬には葉を落とすなど、必ず変化するものです。

 

変化し続けることが自然の摂理というのはそういうことです。

 

なので、僕たちが変化を拒み、

現状維持にしがみつこうとするのは、

自然の摂理とは反した行為だと言えます。

 

ということは、プロモーションが一発当たり、

「もう人生は大丈夫。おれは成功者だ」と考え、生活レベルを極端に上げ、

かと言って勉強は辞めてしまい、その場であぐらをかいていると、

自分は変化をせず、時代は変化をするという状態になり、

結局は衰退が始まってしまうのです。

 

そのためにも、積極的に変化をすること。

 

感覚的には、レベルが100になったら成功したと考えるのではなく、

100を110にして、さらに150、200と常にレベルやステージを上げ続けられるよう、

知識もビジョンも、そしてスキルも磨き続ける人が成功し続ける人。

 

逆に言えば、レベルが100になったら歩みを止めてしまう人は

一発屋で終わる可能性が高いということです。

 

常に時代は変化しているので、

新しい知識を入れ続けないといけませんし、

想いももっと崇高なものにできないのか、

自分だけ人生に満足していいのかなど、

自分の中で考え続ける必要があります。

 

貧乏時代にこの考え方に心から共感した僕は、

いつか自分が成功したときはこれを絶対に忘れずにいようと決めていました。

 

なので、ここで気を緩めず、

さらに実力を伸ばし続けること、

挑戦し続けることを強く意識したのです。

 

 

 

・六本木のパリピを横目に銭湯通い

 

デビュー戦で大きな売上げを上げることができましたが、

これに安心せず、仕事にとことん打ち込もうと決め、

その後も必死に仕事に打ち込みました。

 

映像の編集担当者や、デザイン担当者、システム担当者など、

仲間も増えてきたため、ついには会社を設立。

 

社長には僕が就任しました。

 

そして、いよいよ事務所が必要だねということになり、

六本木に穴場の物件をみつけたので、

そこに初めてのオフィスを構えることになりました。

 

一発屋で終わらないように、

もう二度とあの苦しい生活に戻ることのないように、

オフィスに布団を買って、

家に帰らずずっと仕事をしていたこともありました。

 

当時、オフィスの近くに銭湯があったのですが、

アイデアに行き詰まったりすると、よくそこに行っていました。

 

深夜派手に盛り上がる若者を横目に、

ボサボサの髪、上下ジャージにサンダル姿という

極めて六本木らしからぬ格好でうろついていました。

 

とにかく今は「ビジネスで成功する」ということを決め、

マーケティングを突き詰めて勉強したり、

コピーライティングに磨きをかけたり、あらゆる成功事例を研究したり、

コミュニケーション力を磨いて積極的に人脈を広げたりと、

すべての優先順位を仕事に生きました。

 

そして、手がけるプロモーションはすべて億単位の売上げとなり、

会社設立後、毎年とんでもない年商を叩き出すようになりました。

 

 

 

・木造55年のボロ家からタワーマンション48階へ

 

世間では成功者の証と言われていることもやってみたりしました。

 

例えば、タワーマンションです。

 

元々家には全く興味がなく、むしろ、

 

「そんなに高い家賃を払うのなんて無駄すぎる。

高層に住みやがって、さぞかし高いところから見下ろしてるかもしれないけど、

おれは逆に下に見てやるからな」

 

くらいに思っていたのですが、とある先輩起業家から、

指摘を受け、それをきっかけに住んでみることにしたのです。

 

「のろちゃんっていつまでボロボロの家に住むの?

タワマンとか住めばいいのに」

 

と言われた際に、

 

「いやー、高い位置に住んでる人はむしろ下に見てますね」

 

みたいな発言をしたのですが、

 

「いや、それは住んだことないのに言っちゃダメだよ。

自分が経験したことのないものを批判するのはよくないよ。

住んでみてわかることや感じることもあるんだよ。

せっかく住めるレベルになったんだから、試しに住んでみればいいのに」

 

と言われたのです。

 

たしかにそうだなと思い、ついにボロ家を手放し、

タワーマンションに住んでみることにしたのです。

 

結果的に、住んでよかったなと思っています。

 

元々夜景は好きで、例えば香港のビクトリアピークみたいな絶景だと、

平気で1時間は景色を見てられるほど、無類の眺め好きでしたので、

引っ越してきた当初、48階からの景色は毎日が感動でした。

 

あとは、友達を呼んで、

「おーすげー!!」って言われるのも気持ちよかったし、

女性の食いつきも段違いによくなりました。

 

また、駅からマンションに向かって歩いて、

ふと化け物みたいにデカい建物を見上げた時に、

「自分はここに住んでいるのかー」と、

いまだに信じられないという気持ちになったりしました。

 

細かいところでは、毎日いつでもゴミが出せることと、

1階にスーパーがあるのと、プールがついてたのが非常に便利でした。

 

それでも、2年ほど住んで、結局更新はしませんでした。

 

夜景は3ヶ月で飽きたし、プールはほとんど行かなかったし、

ポストが3階というのも不便で、

いつも郵便を放置し定期的に電気が止められました。

 

そもそも48階までの移動が長すぎて、

1階に降りてから忘れ物に気づいた時の

テンションの下がりっぷりは絶望に近いものがありました。

 

とは言いつつ、これらは表面的な理由で、

僕が感じたのは「僕そのもの」ではなく、

「タワーマンションというスペック」に目を輝かせている人も

結構多かったということです。

 

もちろん、それが悪いと言っているのではありません。

 

ただ、僕が望んでいるのは、

そういったスペックを度外視した「その人そのもの」を尊敬し合い、

繋がれる関係なんだなということが次第にわかってきたのです。

 

だからこそ、特に何かを着飾らなくても、

凄そうに見せなくても、わかりやすいスペックがなくても、

存在そのもので魅力を感じさせる人間になりたいなと、強く思いました。

 

等身大の魅力で勝負できる人間になる。

 

そう考えると、やはりタワーマンションには興味はないし、

ブランド品も、一時期はこれも経験だと思い

全身にまとっていましたが、それもやめました。

 

気に入ったのなら身につければいいけど、

権威を示すために身につける必要などないんだということがよくわかりました。

 

だけど、それに気づけたのはタワーマンションに住んでみたからこそであり、

やってもいないのにジャッジしちゃダメだよと

指摘してくださった先輩にはとても感謝しています。

 

 

 

・大切な仲間が離れていった現実

 

そんなこんなで、タワーマンションに住んだり、

ブランドものを身につけてみたり、

世間で言われている成功者っぽいことは一通りやってみました。

 

これはこれで楽しかったし、いろんな体験もできたので、

プラスにはなっていますが、次第に僕は、

ビジネスをとにかく追求し続けていく生活スタイルに

違和感を持ち始めていきました。

 

自分の中でのある種の割り切りをして、

起業家として結果を残すことに一点集中しているので、

考えてみたら当たり前なのですが、

かつて若者に対して人生と本気で向き合うことを伝えていた、

教育者としての活動をしていた頃に慕ってくれていた人たちにとっては、

ビジネスに全開で走る僕に対して強烈な疑問を持ち始めていました。

 

そしてついに、

かつてキャリアデザインスクールを運営していた時代に

スタッフをしてくれていた後輩たちから

 

「お金儲けに走っている今の野呂田さんを全く尊敬できません」

 

と言われ、離れていってしまいました。

 

本当に慕ってくれていた後輩たちだっただけに、

衝撃的な出来事でした。

 

本来は教育者としての活動がしたくて、

でも起業家として結果が出てないから、

人生をかけてビジネスを頑張って、

説得力を増してから戻ってこよう。

 

その思いでビジネスに走った結果、離れていってしまった。

 

この現実を、正当化しようと、

 

「今はあえてそうしてるのに、わかってない奴らだ」

 

「それでも今は走るしかない。

ステージが上がっていく段階にはこういうことは起こるんだ」

 

など、いろいろ自分を納得させました。

 

実際、日々目の前の業務に奔走していて、

きちんと「大切な仲間たちが離れていった」という事実に向き合わず、

頭で仕方のないことだと片付けてしまっていました。

 

でも、心ではきっと、本当に本当に悲しかったのだと思います。

 

そして、この出来事が効いたのか、徐々にこれからのあり方や、

今後どうしていくのかについて考え始めるようになりました。

 

ビジネスで結果を出して説得力のある自分になれたら、

いずれ教育者に戻るつもりでいるけれど、その「いずれ」とはいつなのか?

 

また、どこまでいけば説得力のある自分と言えるのか?

 

そして、教育者に戻るというのは、具体的には何をするのか。

またキャリアデザインスクールを再開するのか、あるいは何か別の形で表現するのか。

 

これらを自問自答する日々が始まりました。

 

 

 

 

会社を手放す編に続く。

 

 

 

 

 

 

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