※この記事は、初めて僕のことを知った人に向けてのものです。

 

 

僕は大学を卒業してから、

新卒で入社した会社を9ヶ月でやめて起業、

その後、丸々3年間もうだつが上がらずに、

アルバイトで生計を立てる始末に。

 

 

そこから驚異の巻き返しを見せ、

掴んだチャンスを最大限に活かし、

一気に年商数億円単位の売上げを上げる会社を作り、

4年間の会社経営を経て、今は会社を手放し、

本の出版やコミュニティ運営など、

個人での活動をスタートさせました。

 

 

その過程を鮮明に書き残しておくことが、

僕の自己紹介にもなり、かつあなたにとっても、

 

 

“自分の人生を、自分らしく生きる”

 

 

うえで参考になるかと思いますので、

ここから全部で5回に渡って、

書き記していこうと思います。

 

 

各回、比較的に長い文章になるかと思いますが、

物語テイストで書いていくので、わりと読みやすく、

一気に読めちゃう感じにしますね^^

 

 

では、まずは1記事目。

 

 

新卒で会社に入ってから、9ヶ月で辞めるまでの軌跡です。

 

 

 

↓↓

 

 

 

・入社3ヶ月で訪れた葛藤


希望に胸を膨らませ、

僕は新卒でベンチャー企業に入社しました。
 

成長意欲には誰よりも自信があり、

そのために安定した大企業を蹴って、

チャレンジできるベンチャー企業に入社したのです。

そこで営業やマーケティングを思う存分実践を通じて学び、

20代で力をつけ、30代では会社の中心的存在となり、

もし時期が来たと感じれば、

40代には独立し自分でビジネスをやってみたい、

そんな想いを持っていました。
 

そして、研修期間を経て、入社したその月には、

僕は思惑通り営業部に配属され、先輩の同行で現場に出始め、

翌月には1人で外を駆け回り始めました。

最初はとにかく結果を残すことに必死で、

無我夢中で1日にいくつもの案件をこなしていたので、

何かを考える余裕もなかったのですが、

徐々に感覚を掴み、数字も出し始めた3ヶ月目辺り、

僕は根本的でどうしようもない壁にぶち当たってしまったのです。

それは、

 

“営業しているサービスを全力で勧めたいと思っていない自分がいる” 

 

という致命的な問題でした。

僕が担当していたのは、家庭教師派遣の営業でした。

 

受験生がいる家庭に訪問し、

そこで家庭教師を契約していただくという営業です。

 

もちろん、家庭教師をつけて勉強に励むことを否定しているわけではありません。
 

しかし、僕の個人的な想いで、

どうしても情熱を注げなくなっていってしまったのです。

営業として数字は残したい、だけど、

そのサービスに対して情熱を注げないという大きな自己矛盾。

 

ここで、なぜ自己矛盾を感じてしまったのか、

その理由を少しばかり書かせていただきます。



・伝えたい人生の選択肢


話を少し戻して、内定者時代、

僕は入社が迫っていくにつれて、

次第に不安を抱くようになっていきました。

 

なぜなら、ベンチャー企業は実力の世界。

大学名がどうだとか一切関係のない世界だからです。
 

これまでバイト先だったり地元で遊んだりしたときには、

大学名を言えばみんなから凄いと言われチヤホヤされてきたけど、

よくよく考えたら、凄いのは大学であって、自分ではない。

 

つまり、肩書きを取り払ったときに、

自分には何もないことに気づいてしまったのです。

 

ましてや、学生時代はほとんど野球に時間を費やしてきたため、

ビジネス経験など皆無なわけです。

通用せず、会社からお荷物扱いされる自分がありありと想像できてしまい、

どんどん顔が青白くなっていく自分がいました。

 

でも、そこに行くと決めてしまった以上、やるしかありません。
 

残された時間で可能な限り力をつけておこうと思った僕は、

早速本屋さんに出向き、

ビジネス書のコーナーでたくさんの成功哲学本を買ったり、

気になる著者さんのセミナーや講演会に行き勉強するようになりました。

そして、そういった活動をしていくうちにわかったのは

「人生は会社員が全てではない」ということでした。

 

起業をしている人が世の中にはいる、

ということくらいはさすがに知っていましたが、

どこか別の生き物としか思えなかったし、

普通に大学生をやっているだけだと、

何の疑いもなくみんなと一緒に就職活動をして、

どこかの企業に就職することしか頭にはないのです。

だけど、よく世の中を観察すると、

若くしてビジネスを行っている人もたくさんいるし、

セミナーなどに参加すると、隣に座った方が投資家だったり、

不動産のオーナーをやっていたり、恋愛のセラピストをやっていたり、

あるいはセミリタイア生活を送っているため今は働いていないという方だったり、

あまりにも多様な生き方があることに衝撃を受けました。

「人生って、就職だけじゃないんだなー」と、

人によっては当たり前かもしれないけど、

当時大学生だった僕にはコペルニクス的大転回に近い感覚を得たのです。

 

そして同時に、この事実を就職活動前に知りたかった

思う自分がいることにも気づきました。

今の教育は良い大学を出て、

良い企業に就職することが正解とされてるし、

ほとんどの学生がそれを何の疑いもなく信じている。

 

でもそれは、場合によっては

若者の人生の選択肢を狭めているのではないか

そんなふうに疑問を持ったのです。

就職が全てではないということが、

就職活動をする前から現実的なものとして認識できていれば、

学生生活はもっと違うものになっていただろうし、

同じ就職でも、就職することしか知らずに盲目的に就職活動に励むのと、

いろんな人生を送っている人とたくさん触れたうえで、

就職がベストだと思って就職活動をするのとでは、

人生と向き合う深さ全くが変わってきます。

特に、経験上、

「せっかくの学生生活、何かを成し遂げたい。だけどその何かがわからない」

漠然とした悩みを抱えている学生はとても多いです。

 

彼らは結局それがわからぬまま、

みんなに流されるようにしていまいち楽しめないサークル活動や

アルバイトに多くの時間を費やしてしまうのです。
 

そういった彼らが、

これまでの人生で特に疑うことなく当たり前だと思っていた

 

「良い大学を出て良い企業に入るのが良い人生」

 

という概念にはないような、

おもしろい人生を歩んでいる人たちと触れる機会をたくさん得ることで、

多くの刺激となり、大きなインスピレーションが生まれ、

人生の捉え方がガラリと変わると直感的に感じたのです。

人生のロールモデルとなるような憧れの人が見つかったり、

人生をかけて挑戦したいと思えるようなやりたいことが見つかったり、

他の誰でもない自分だからこそ送れる人生について真剣に考えるようになったり。

 

そんな刺激的な学生生活を送ったうえで、

いざ就職活動の時期を迎えたときに、

就活に臨むなら堂々と臨む。

他の道を選ぶなら周りの目を一切気にせずその道を選ぶ。

 

そういった選択肢を持つことで、

人生はより彩り豊かなものになると思ったのです。

何より僕が悲しかったのは、

同級生たちの多くが、

 

「社会に出たらもう楽しめなくるから、学生時代は思いっきり楽しむ」

 

という価値観を持っていることでした。

 

満員電車に揺られている疲れ切ったサラリーマンを見たり、

居酒屋で上司の愚痴ばかりをこぼしている大人を見た彼らは、

大人になることに絶望を感じているのです。

「大人になればやりたいことをどんどん実現できる!だから、早く社会に出たい!」

 

そう思える人がたくさん増えて欲しい。

 

自分の人生について本気で向き合うことのおもしろさを知って欲しい。

 

世間の常識に囚われることなく、

いろんな選択肢の中から自分の望む価値観に沿った人生を送って欲しい。

 

そんな想いを、将来どこかのタイミングで、

若者に伝える活動をしたいなと思ったのです。



・9ヶ月で退社を決意

そして、力をつけるために営業に配属されたとはいえ、

訪問した先で子供達と話していて、

すでに週に4回も学習塾に通い、

膨大な宿題にプレッシャーを感じている小学生に

さらに家庭教師をつけて無理やり勉強させたいとは、

どうしても思えなかったのです。

 

仮に有名中学校に合格できてとしても、

その瞬間から東大に合格するための6年間が始まる。

より良い企業に入社するために。

 

そんな過酷な勉強づけの10代を、

とても彼らの全員が心の底から望んでいるようには見えなかったのです。

にもかかわらず、仕事とはいえ、

 

「今頑張らないと志望校には入れないよ。

そうしないと安定した企業には入れないし、ご両親も喜ばないよ」

 

と、営業トークをしている自分に、

次第に耐えられなくなってしまったのです。

 

自分の心に嘘をついて数字を追っている自分に気がついてしまい、

嫌気が差し始めたのです。

そして、徐々に出社が憂うつになり、

生気を失っている自分がいました。

 

会社に行きたくなくて、オフィスの最寄駅から歩くときに、

胸が苦しくなる自分がいました。

 

気がつけば、誰よりも嫌悪していた、

 

「満員電車で疲れ切り、情熱を失い、

こんな大人にはなりたくないと思われるような人間」

 

に僕自身がなっていることに気づいてしまいました。


「俺、会社辞めたいかも」

ついにはそういった感情まで芽生えるようになってしまったのです。

 

同時に、仕事以外の時間では積極的に起業家の方との交流をするようになり、

誰かのもとで雇われて働くのではなく、

自分で独立してビジネスを行う人生に強烈な魅力を感じていきました。

とは言え、ここで辞めるのは逃げているような気もするし、

もしかしたらこの時期に辞めたいと思うのは、

新入社員なら誰しも通る道なのかもしれないと自分を説得し、

自分の感情を押し殺しながら、

その後も営業活動を続けていきました。
 

しかし、抱えた自己矛盾は収まるばかりか、

より強いものになっていきました。

そんな中、会社の採用活動が始まる頃、

1年目の代表として採用メンバーにも選んでいただき、

営業と人事をかけ持つことになりました。

 

これは入社当初から望んでいたことなので、

大変ありがたいことでした。

 

会社説明会や面接会場に同行し、

社会人の先輩として就活生の相談を受けるといった仕事をしていたのですが、

ここで彼らに話した「嘘」が決定打となり、僕は退社を決意します。


就活生たちが目をキラキラさせながら、

僕に「ベンチャー企業ってどうですか?」と聞いてきたとき、

僕は会社の顔として現場に出ているわけですから、

口が裂けても「いやー、実は辞めたいと思っていてね」

などとは言えないわけです。

 

なので、精一杯会社のPRとなるようなことを話しました。

 

「僕は1年目なんだけど、

どんどん仕事を任せてくれるから、

成長はもの凄く早いよ。

 

普通の企業だったら1年目では人事なんて任せてもらえないけど、

ここなら頑張ればこうして採用にも携わらせてもらえる。

圧倒的に成長したいならベンチャーはベストな環境だと思うよ!」

 

こういった熱い話をしていたのですが、

もしかしたらこの本音とは違う一言で

その学生が進路を決めてしまう可能性もあるということを考えると、

僕は胸が締め付けられるような罪悪感に襲われました。

 

営業先の子供達にも、就活中の学生にも、

本音ではないことをあたかもその人のためを思っているかのように話す自分に

とうとう耐えることができなくなった僕は、その年の12月、

入社して9ヶ月で退職届を提出し、独立を決意しました。

 

 

 

起業編に続く。

 

 

 

 

 

 

 

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