日付が変わり誕生日を迎えました。
今日から一年49歳です。
48歳は年男で、
なんだか良い歳になるのかと思ったら
まるでそのようなこともなく色々大変な状況が
今も続いています。
30歳で社長になりましたが、
この業界に入ったのは28歳の事だったので
丸20年間を不動産業界で過ごしたことになりました。
何の不動産も分からず、宅建も持っていないし、
もちろん働いたこともなく、
千駄木に地縁もなく、人の繋がりもなく、
当初父親の建築業の仕事を手伝うハズが
その事業が流れてしまったのは運のつき。
父親が持っていた不動産事業を引継ぎ、
会社も別会社にしてゼロから街の不動産屋さんになってから
20年が経ちました。
「確認です!」と電話をしていきて
自分の名前も名乗らない業界で驚き、
自分がそれでも働いている仕事や業界に誇りを持ちたいと
走り続けてきました。
社長になることを決意してからは19年目に入っていますが
それでも会社の経営を19年続けてきました。
途中リーマンショックがあり、東日本大震災があり、
大口取引先がなくなり、社員をリストラして一人きりになり、
そのあとにオリンピックが決まり、その後コロナになり。
そんな中でも少しずつ不動産の仕事のほかに
建築の領域も広がりはじめ、空き家活用やリノベーションなども
始めるようになりました。
この19年、20年間で自分の思う世の中や業界に
自然となってきているように思う気がしますが、
気付くと自分も49歳という年齢になりました。
日に日にに目は老眼で見えなくなり、
夜もなかなか起きれなくなってきました。
足腰にも少し痛みが入るようになり、
徐々に自分の体も若くはなくなってきています。
なんだか十の位に一の位が8の年は
とても自分に負担の大きい年齢になるようで
48歳の1年もとてもつらい出来事が多かったです。
事務所も千駄木二丁目から千駄木三丁目に移転し、
今まで17年過ごしてきた環境から変わった1年でもありました。
48歳は何かを捨てることが多かった年でもあり、
今までは人の為にと、自分を捨てても動いてきたことが
無理がたたってふり落ちてくることが多数あったこともあり、
色々なものを整理する決断が多かったです。
ちょうど10年前にただ一人だけの会社になった時に、
1年間の喪中生活から復活して動き出す時に
「他人の為に動く」か「自分の為に動くか」の二択を考え
その時はせっかくだから「他人の為」に動くことを優先してきました。
その結果4つの飲食店を作り、3件の用途変更の建築に関わり、
2件のリノベーション物件に今でも関わっています。
その他にもなんでも「他人の為」を貫いてきましたが、
そのプレッシャーや重み、色々なことは伸し掛かってきて、
自分がつぶれるような出来事も10年の後半には特に多かったです。
そして今も同じよう自分が動く時に、
もう「他人の為」でなく「自分の為」にこれからは動きたいと
思っています。
もう自分には人生の残り時間が少なく、
もう間もなく40代の時間は終わり50代を迎えます。
色々なものが変わり、変えてきて、進んできた30代、40代ですが
50代以降こそが、もう後戻りはできない人生が始まる時です。
その為の残り1年間の40代として、
49歳という年月を過ごしていきたいと思います。
毎年誕生日のブログには愛犬を載せるようになっているようです。
今日見返して分かりました笑

ちょうど雨が降った昨日の写真ですが、
まだまだ元気でやんちゃです。
今年で7歳になるので、ヒト年齢の49歳と
イヌ年齢の7歳ではちょうど同じ中年のおじさん世代です。
うちの子の犬生も折り返しに入り、
お互い後悔の無い命を過ごしていきたいと思います。
不動産の仕事も今後どうなっていくか分かりませんが、
とにかく1日1日を真剣に生きていきたいと思います。
ありがとう48歳
これからよろしく49歳
それでは。