管理職に対して、「自分のほうが正しい」「自分のほうができる」と言わんばかりに、次々と意見をぶつける人たち。
私の職場にはいる。
以前は3人だったが、最近は4人になった。
会議では順番に管理職を責め立て、まるで役割分担でもしているかのようだ。
でも、不思議なことに、その人たちは都合が悪くなると、お互いの陰口を言う。
結局、その関係は信頼ではなく、ネガティブな感情でつながっている。
だから脆い。
会議では「言ってやった」というようなアイコンタクトを交わしている。
しかし、勢いだけでは仕事は前に進まない。
その日も、管理職への批判がひと通り終わったあと、私は仕事の視点から意見を述べた。
誰かの味方でも、誰かの敵でもない。
◯◯にとって何が最善か、組織として何が必要か、その軸だけで話をした。
すると、先ほどまで勢いよく発言していた4人は静かになり、「はい、そのとおりですね」と口をそろえた。
私は、人は大切にしたい。
だからこそ、仕事の場では、人間関係で意見を変えない。
仲が良いから賛成する、嫌いだから反対する。
そんな仕事はしたくない。
判断の基準は、いつも「何が最善か」。
その軸だけは、ぶらさない。
会議のあと、その管理職と一緒に食事をした。
「つぶされるんじゃないよ。」
そんな思いを込めて乾杯した。
組織には、声の大きい人はいる。
群れる人もいる。
でも、本当に組織を支えるのは、大きな声ではない。
感情ではなく、信頼でつながり、ぶれない軸を持って行動する人だと、私は信じている。